ピヤノ独奏『荒磯の波』滝廉太郎作曲 徳川光圀公作詞

皆さまごきげんよう。今日は新しいピヤノの活映を公開いたしましたわ。
曲目は『荒磯の波』と申しまして滝廉太郎さま作曲、詩は徳川光圀公の和歌ですのよ。

本曲は元々、江戸中期の和文書『常山詠草』の中に残されております徳川光圀公の和歌が元になっておりまして、それに明治三十五年ごろ滝廉太郎さまが曲を付けたものがこの『荒磯の波』という一曲になっておりますわ。

「荒磯の岩に砕けて散る月を一つになして帰る浪かな」という元々の和歌には少し手が加えらておりまして、本曲では「散る月を」の部分が「月影を」として歌われております。

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