見出し画像

【山歩き記録 第93歩】神石山(2024年1月27日)【強風でも大人気!好展望の湖西連峰】

浜名湖遠征2日目は、湖西連峰の神石山です。

前日から少し冬型が緩んで風も弱まる予想でしたが、強風が吹きつけ、送電線の重低音が響きます。それでも、大勢のハイカーとすれ違い、この山の人気っぷりを感じました。

あわよくば、いつもザックに付けているけもフレとコラボしたことのある「のんほいパーク」にも行けないかな、と思いましたが、さすがに時間がありませんでした。正確には2時間ぐらいはあったのですが、2時間だと周り切れないと思っていたので、また違う機会に来ようと思います。

前日の遠征1日目はこちら↓

コース概要

地理院地図に書き込み

新所原駅からスタート。梅田親水公園を通って梅田峠に登り、嵩山を往復。ビュースポットである仏岩とラクダ岩にも寄りながら神石山に登頂します。そこからは、湖西連峰の尾根に沿って付けられた豊橋自然歩道に従って座談山などの小ピークを通り、東山から二川駅に下山します。

湖西市HPからダウンロードできる「湖西連峰ガイドマップ」が便利です。

記録

ホテルグリーンプラザ浜名湖を出て、浜名湖佐久米駅8時49分発の天浜線に乗ります。ホームには10人近くの人がいましたが、ゆりかもめ目当てなのか、自分以外誰も乗車しませんでした。ちなみに、改札がなく、車内で整理券を受け取るシステムなので、ホームは出入り自由です。

ホテルの駐車場から。部屋からも朝日を見られます
ゆりかもめは踏切近くのここに集まっていて、駅の方には全然いませんでした笑

新所原駅で下車。前日よりは弱いはずですが、冷たい風が吹き抜けます。徒歩数分のセブンイレブンで水や食料を買います。神石山を2日目にした理由の一つが、コンビニがあるからでした。

セブンからしばらく車道を進むと、梅田公園が現れます。YAMAPのトイレマークとはずいぶん違うところにあって、ちょっとびっくりしました。どうも、「梅田親水公園」とは別に「梅田公園」があるっぽい?このあとは二川駅までトイレがないので、ここで準備します。

梅田公園
中心に見える鞍部が梅田峠、一番右のピークが嵩山と思われ

登山道に入り、梅田峠から、まずは嵩山を目指します。手前のピークを巻いていくところ、一般に巻き道は狭いイメージがありますが、今日も今日とて道が広い。そして、嵩山に登るまでの短い間でも10人以上を見かけました。低くても、とても人気のある山だなと実感しました。

湖西連峰ハイキングコース登山口
嵩山への登り。はにわ(?)みたいな像がいくつもありました。かわいいような、怖いような…
嵩山山頂
今日の行程の中で一番浜名湖が近いです

梅田峠に戻り、神石山方向に進みます。途中、ガイドマップにある、仏岩とラクダ岩の両方に寄っていきます。

まず仏岩ですが、特に看板も無く、右側から巻く右が複数現れるので、何も考えていないとスルーしかねない。仏岩に行きたい場合は、左手の登る道を意識すると良いでしょう。

仏岩への登り道
仏岩からの景色

ラクダ岩は、メインルートから右に外れた位置にあります。「ラクダ岩」のすぐ先にベンチがあり、展望が良いです。

急坂を登ってから右に折れてもいいですが、ここを右でラクダ岩へショートカットできます。ただ、少し狭い道になります
ラクダ岩
ラクダ岩から。方角的に富士山が見えそうですが、この日は雲が広がっていて見えませんでした

メインルートに戻り、ちょい急坂を登り切ると、湖西連峰、豊橋自然歩道の本線に合流します。右に曲がってすぐが神石山です。ベンチがたくさんあり、大勢の人が展望を楽しんでいました。ここまでの道のりは森の中でしたが、山頂も開けているのは南東の方向で、北西は木々に覆われていたので、幸いそれほど風は強くありませんでした。

神石山山頂
浜名湖とその先の海を見下ろせます

ベンチで休んだら、豊橋自然歩道を南に進みます。アップダウンを繰り返して、複数のピークを越えていきます。ときどき急坂もありますが、長くは続かないので大丈夫です。

途中から送電線が平行するようになり、上空の強風が当たって、低い轟音を立てていました。音はうるさいのですが、一方で、送電線の鉄塔の周囲は木々が払われていて展望が良いことがあるという、ちょっとした恩恵もあります。

船形山城址。ここにも鉄塔がありますが、残念ながら展望はなし
船形山と座談山の鞍部。ちょっとした急坂
座談山の鉄塔は超好展望です!
歩いてきた尾根を一望できます
テレビ塔。座談山ほどではないですが展望あり。ベンチもあります
低山なのに、何もないところでも展望が開けたりするのが素晴らしい

一番好展望だったのが、山頂でもなんでもないちょっとした岩。ただ、周囲に木がないせいで、強風をもろに受けることになり、カメラを構えるのも大変でした。

ここを登った先の岩が好展望
奥にさっきのテレビ塔や海が見えます
豊橋の市街地を見下ろす

2日連続の山歩きとあって、最後の方の登りは、さすがにしんどさを感じました。標高としては、前日は400m台、この日は300m台と大したことないですが、YAMAP計算の累積標高だと、2日で合計約1400mと、結構しっかりあるみたいでして。去年の北八ヶ岳の2日目を思い出して、「でも、あのときはもっと大変だったな」と思ったりしていました。

最後のピークは東山。広い芝生のような地面で、女性グループが寝転がってキャッキャしていたので、ちょっと真似て仰向けになってみました。堂平山でも寝ているおじさんがいて、時間があればやってみたいと思っていたのです。青空がきれいで、このまま寝そべっていたら、気持ちよくて本当に寝てしまいそうで…。一人でそれはまずいと思い、すぐに起き上がりました…。

大きな木と広い芝生の東山
青空
2日間のアップダウンを経て、あとは下るだけと思うとちょっと感慨深い

東山から二川駅に下山します。途中、小さな神社がありまして、前日も神社から始まったな、と思い出し、無事の下山に感謝してお参りして去りました。

何の目印もなく最初分からなかったけど、右の下りが正解
無事の下山に感謝してお参り
13時55分、二川駅に到着

各種情報

コースタイム:4時間55分

標高:30m(新所原駅付近)~325m(神石山)~18m(二川駅付近)

主な展望スポット:嵩山、神石山、座談山

トイレ:新所原駅、梅田公園、二川駅

危険個所:なし

アクセス:東海道本線、新所原駅~二川駅の駅to駅です。

周辺情報:下山後の食事は豊橋駅で取ったので、あまり便利な情報はないですが…二川駅といえばのんほいパークですね。というか、名前だけ知ってて、二川にあるのは知らなかったのですが。動物園も植物園も博物館も遊園地もあるという最強の空間なので、エンジョイするには丸1日必要だと思います。つまり山歩き後に行くには適さないと…。またのんほいパークだけのために1日使って来ようかと思いました。


この投稿が「役立った」とか「写真いいな」と感じたら、ハートマークをぽちっとしていただくと、励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?