【山歩き記録 第85歩】黒檜山・駒ヶ岳(赤城山2日目)(2023年9月14日)【「希望」と「絶望」の戦い】
赤城山2日目。1日目が楽々甘やかし登山だったのに対して、2日目はほんのり本格登山です。
天気予報は晴れと曇りが半々ぐらい。昼ごろがやや晴れめな予報でしたが、ふつう山では昼前後が一番曇るのでどうだか…という中、道中でも青空が見えたり、霧が覆って来たりの繰り返しだったので、そのたびに「希望が見えた!」「絶望がやってきた!」などと感情を揺り動かされました笑。どの程度「希望」が見えたかは、記録写真をご覧いただければ。
ちなみに1日目の記録はこちらです。
コース概要
あかぎ広場前バス停からスタート。まず赤城神社にお参りして、その先の黒檜山登山口に入ります。急登を登り切り、少し北へ行くと黒檜山山頂。さらにその奥に展望スポットがあります。南へ折り返して駒ヶ岳を経由し、下山します。大沼の南側には食事処が連なっているので、そこでお腹を満たします。
記録
富士見温泉乗り換えであかぎ広場前8時49分着のバスを利用。前日のガラガラとは打って変わり、前橋駅で乗車したときには大勢の学生で満員になっていました。富士見温泉乗り換えも5,6人いて、皆あかぎ広場前へ。数ある赤城山のピークの中でも、やはり黒檜山に登ろうという人が多いようです。
あかぎ広場前バス停のそばに広い駐車場やトイレがあるので、そこで準備できます。自家用車で来ている登山者も多くいました。
しばらく車道に沿って北上し、赤城神社に立ち寄って、黒檜山登山口に向かいます。
登山道に踏み入ったところから急登が続きます。それもゴロゴロした岩混じりなので意外と歩きづらいです。安定して広い地面が少ないので、休憩できそうな場所を見つけたら積極的に休憩しました。
90分ほど登り続けてようやく尾根に到達。ここからはとても快適な道になります。3分ほど北に歩くと山頂です。
登り途中のガスっぷりからは、まったく展望がないことも覚悟していましたが、「絶景スポット」では日差しもあって近くの山々を見下ろせる程度の展望に恵まれました。Windyでは12時ごろが一番雲が少ないという予報だったので、ここで1時間ほど粘ってみることにしました。その間、多くの方がやってきましたが、おばさま方お手製のメンマとじゃがバターをおすそ分けいただいたのは良い思い出。とても美味しかったです。
写真だと雲が目立っている気がしますが、奥の街並みのみならず、12時ごろにはその奥の榛名山と思われる山々も見えてきて、来た甲斐はあったと思います。ただ、下山後の食事とバスの時間を考えて、12時15分ごろには離脱しました。
黒檜山北の「絶景スポット」は西側が開けていますが、雲は東側から赤城山の稜線に当たる格好になっていたようで、駒ヶ岳への道ではその様子が痛いほど分かりました。
駒ヶ岳からさらに10分ほど南下したところで鉄製の階段があり、そこから尾根を離れて下山します。斜面は急ですが、道がつづら折りに作られているうえ、すでに黒檜山からは200mほど標高を下ろしているので、それほど大変ではありません。
駒ヶ岳登山口からスタート地点のあかぎ広場前までは数分ですが、バスまでの時間、その先の大沼湖畔の青木旅館別館でわかさぎ定食をいただきました。赤城山といえばワカサギだと思いますので。
赤城山最高峰に登ったという実績を得たのと、黒檜山の「絶景スポット」からの展望はそこそこ楽しめましたが、もっと晴れていれば駒ヶ岳への稜線からも絶景が拝めたのだろうと思います。これはリベンジの対象かもしれないです笑。
ちなみに、帰りのバスから見ると、16時ごろに雲が少ない時間帯がありましたが、その前も後も雲多めでした。前日が良かった分、なかなか2日連続で好天というのは難しいですね。
各種情報
コースタイム:3時間40分
標高:1350m(あかぎ広場前付近)~1823m(黒檜山)~1685m(駒ヶ岳)
主な展望スポット:黒檜山北側展望スポット、黒檜山~駒ヶ岳稜線、駒ヶ岳
トイレ:あかぎ広場前駐車場、赤城神社駐車場
アクセス:前橋駅から関越交通バス。土日の直通便以外は、富士見温泉で乗り換えが必要です。乗換案内で調べると、手前の畜産試験場入口で乗り換える案内が出てきますが、富士見温泉で乗り換えるべきです。富士見温泉は終点・始点ですし、畜産試験場の乗り換えはバス停が離れています。
周辺情報:今回ワカサギ定食を食べた青木旅館のHPはこちら。本館は大沼西側に、別館は大沼の南側にあります。
青木旅館別館はTwitter(X)もやっていて、高頻度で更新されています。
この投稿が「役立った」とか「写真いいな」と感じたら、ハートマークをぽちっとしていただくと、励みになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?