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絵馬に願い事を。【絵馬とは〜イラスト公開】(北澤八幡宮)

ふゆはるです。
今回は長年イラストを担当させていただいている
絵馬についてです。
最後にはイラストを貼るのでお楽しみに!


絵馬とは

絵馬が神社にある
絵が描かれた木の板というのは
みなさまご存知かと思いますが、
絵馬を神社に奉納するタイミングは、
祈願するとき
願いがかなったお礼

です。

歴史を少し

昔、神様は馬(神馬=しんめ)に乗って
人々の願いを叶える後押しや手助けに来たとか。

生きた馬を献上する時代もあったようですが、
のち、土や粘土で作った馬や、
木で作った馬、
絵に描いた馬を奉納されはじめたことが、
現代の絵馬の由来です。

書き方

大事なのは
「とにかく丁寧に心を込めて書く!」
それだけ!

内容は
〇〇できように
〇〇が叶いますように
〇〇をやる!
〇〇が叶いました!ありがとう!
などです。


最近は持ち帰ってもOKですが、
冒頭でもかいた通り、
絵馬を奉納するタイミングは、
「祈願するとき」
「願いがかなったお礼」
と言うことを忘れてはいけません。

その気持ちを持っていれば持ち帰っても大丈夫でしょう。


ふゆはるの絵馬

私が絵馬のイラストを担当させていただいたのは
高校3年生の時。

下北沢にあります、
北澤八幡宮様に置いていただいています。

北澤八幡神社
東京都世田谷区に鎮座する北澤八幡神社とお祭りの情報ページ
twitter:@kitazawamatsuri
facebook:@kitazawamatsuri

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2021年9月現在のページ↑

最初の高3の時の絵馬は卯年です。

2011年 卯年 デザイン

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デザインとして未熟なところが多いですが、
当時の私は、めちゃくちゃ色々な絵馬を調べて
絵馬っぽい、イラストを心がけて丁寧に描いた記憶があります。
この頃から、書いた方の願いが神様に届くように願って
イラストを描いていました。

2012年 辰年 デザイン

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神社やお寺にある龍をイメージしました。

龍は全ての運気上昇に良いと言われています。

手に持っている如意宝珠は、ドラゴンボールでも有名な通り、災いを避けたり、願いを叶えると言われている縁起物です。

あなたの願いが叶うように心をこめて描きました。


2013年 巳年 デザイン

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白蛇は、蛇の抜け殻を財布に入れておくと金運が上がるという話がある通り、金運アップの縁起物とされています。

また風水の世界では、脱皮を繰り返すという特徴から、再生の象徴とされています。

2014年 午年

午年の絵馬はイラストレーターの平松昭子さんでしたので、
ふゆはるはお休みでした。

2015年 未年 デザイン

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未は集団で暮らすことから、家族安泰という意味があります。
太陽の明るく照すことから、希望・未来の象徴です。
未が太陽を見つめるデザインにし、
「揉め事のない平和な未来がありますように」という願いを込めました。

2016年 申年 デザイン

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この年から、ありがたいことに、北澤八幡様に「ふゆはるの絵柄がいい」と言っていただき、絵柄が変わりました。
今回も申が太陽をみている構図にしています。

2017年 酉年 デザイン


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初登場の花餅。
無病息災の一年であるように、という願いをこめました。

2018年 戌年 デザイン


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もうこの年からふゆはるテイストで安定しました。
鞠は「どんな困難が起きても何事も丸く収まりますように」という意味合いがあるので入れました。

2019年 亥年 デザイン


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個人的に一番お気に入りのイラストです。
(イノシシが一番可愛くなるとは・・・笑)


2020年 子年 デザイン


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子年は「子孫繁栄」。一富士二鷹三茄子がこっそり入っています。


2021年 丑年 デザイン


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今年は米俵と熊手モチーフを。
粘土で置物作ろうとして途中経過。
9月じゃん!今年終わっちゃう!笑

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2022年 寅年 デザイン

寅年は「招き猫」をモチーフに縁起物として小判と瓢箪をいれました。

2023年 卯年 デザイン

ついに1周してしまいました…!!
最初のうさぎの絵馬とはだいぶ変わりましたが、もともとコンセプトが違ったので、私のイラストで制作ができたことがすごく感慨深くありがたい話だなあと思っています。

2024年 辰年 デザイン

2012年の辰年は絵馬らしさを意識して描きましたが、「ふゆはるさんのイラストで!」とご依頼いただいてから辰も新しく描くことができました。

番外編

展示にて公開した、狐のイラストをみていただき、
限定発売としてきつねの絵馬を出していただきました。

また、別のイラストを御朱印にしていただいていたりします。

絵馬についてはこちらにまとめましたのでご覧ください。


最後に


干支の1周がまた始まろうとしています。
いつでも感謝の気持ちを忘れず丁寧な制作を心がけていきたいと思います。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

それではまたどこかで。

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