春のG1は波乱含みかもしれない。

昨日ドバイで起きたことがトリガーで。

昨日行われたドバイワールドカップデー。
そのレース中にクリストフ・ルメール騎手が落馬負傷して、ドバイシーマクラシックで騎乗予定だったスターズオンアースはデットール騎手に乗り替わりました。

そしてルメール騎手について、レース主催者から骨折と発表されました。
スケジュールを見る限り、春シーズンはほぼ全休は確定でしょう。

となると騎乗予定だった馬の鞍上を誰にするかという問題が発生します。
来週は桜花賞、再来週は皐月賞、来月末は天皇賞・春それぞれに有力馬がアサインされていましたので。
ただ国内の有力な騎手はほぼ全て乗り馬が決まっており、代役はそう簡単に見つかるとは思えません。
ウルトラCとして外国人騎手を短期免許で来日してもらって騎乗をして貰うとかあるかも知れません。
何せ馬主が大手ばかりですからありとあらゆる手段は講じることでしょうし。

それにつけても、これから本格的な春のG1シーズンを迎える中、波乱含みな要因ができてしまいましたね。

おそらくルメール騎手の事ですから、何となく夏も思い切って全休してフランスでゆっくり英気を養ってから秋から復帰ということをしそうな気がします。

これで他の騎手からすればチャンスが広がったとも言えるのでしょう。
ただ、おそらく春にやってくるであろう短期免許での来日騎手の陣容次第ではこれまた変わってくるのかも知れませんが。

とはいえ、昨年の春違う意味で暴れまくったダミアン・レーンという悪手も・・・、切羽詰まったらありえるか。
ただもし呼べたとしても1ヶ月しか免許は出されず、さらにクリーンな騎乗ができなければ二度と免許を出さないという条件も付けれらているともききますし。

ちなみにそのドバイですが、日本で馬券発売対象になったレースでは日本馬は最高で2着でした。
特にメインカードだったドバイワールドカップではアメリカ馬が圧勝しましたし。
一方で日本では阪神競馬場でG1大阪杯が施行されましたが、今ひとつ盛り上がりに欠けていた印象は拭えませんでした。
やはりこれだけ有力馬がことごとくドバイに行ってしまうと、大阪杯自体の枠組みを変えないとならないかも知れませんね。

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