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宇都宮ライトレールは中々なアトラクションでした。

反体制派を中心にした建設反対運動と完成後の試運転でトラブルが多発したりと大変だった状況を経て昨年の秋に営業運転を開始した宇都宮ライトレールに乗ってきました。

朝、大都会行き特別快速に乗り、乗換えを経てこれに乗り込みました。

宇都宮行き普通列車のグリーン車に乗り込みました。
2時間乗っていく中で英世一枚で地獄から開放されるくらいであればそこは惜しみません。
1時間くらいであれば逆にグリーン車には乗りませんが。

グリーン車の上層席から都会から近郊に変わってゆく景色を眺めながら、こちらに到着しました。

宇都宮。
そしてこれを撮影しました。

E131系600番台。
これを導入して宇都宮地区を走る205系を駆逐しました。
聴いたことのある軽いモーター音を響かせながら黒磯へ出発していきました。
ちなみに留置線ではこういう光景が繰り広げられていました。

先頭部窓の洗浄。
これ意外と大事なんですよね。
その他の車両を撮影した後に出場して、通路を歩いていると。


栃木を本拠としている栃木SCと宇都宮ブレックスのバナーが掲出されていました。
そして通路を歩いてエスカレータを降りてここに。

宇都宮駅東口電停。
ライトレールの開業に合わせて東口も再開発されて、東口にライトキューブという複合施設も完成していました。
乗車位置に並んで待っていますとやってきました。

各駅停車芳賀・高根沢工業団地行き。
カードリーダーに手持ちのtotraをタッチして乗り込みました。

最前列のボックスシートに座って景色を眺めていました。
宇都宮駅東口を出発してからしばらくは割と富山などと同じでしたが、途中から・・・。

割と急なカーブやアップダウンが断続的に続きました。
さらに走行中は富山では体験したことがない左右方向への割と激しい揺れがありました。
線路形態が割と後付けでできていることもあり、立体交差やアップダウンがとにかく多かったなと思うのです。
これは竣工してから開業するまでテストで繰り返していて時間がかかるわけだとは納得しました。
富山とは線路形態も車両も異なりますので一概に比べられませんが。

で、こちらでこちらで降車しました。

グリーンスタジアム前。
そうすると上り列車が走ってきました。

用地の都合で、上下線が分かれて1面2線の配置になっています。
将来の快速運転による退避を考慮しているんでしょうが。
そうしますと、電停の窓に工場派遣のポスターが貼られていましたし、社内でも某外資系の派遣会社のCMも流れていました。
そのカイシャって十数年前にお世話になっていたんですよね、派遣法改正前の日雇いや短期派遣で。

そして、後続の便のに乗ると最後尾に、十数年前のデジカメを構えて必死のパッチで撮ってるGGIを見かけました。
視るからに普段は軽トラ運転してますていな見た目後期高齢者の。
そのGGIが視界に入ってジャマだなと思いつつ、幼児の団体が手前の公園最寄り電停で降りて、終点の芳賀・高根沢工業団地電停へ。
大したものがなさそうでしたので、乗ってきた列車の折り返しに乗ると、さっきのGGIも乗ってきました。
そして興奮気味に運転手にこう言っていました。
「オレ、整理券取ってねえけど大丈夫なのか?」
・・・此奴totraもSuicaも持って無さそうな栃木の田舎系GGIだなとは思いました。
ちなみ運転手は途中(平石)で運転手交代があるので引き継ぎはしておきますが・・・とは申していました。
その車内には一日乗車券をぶら下げている客に混じって、両替がうまくできねえとかほざく年寄りもいまして。
噂に聞く遅延の原因がこれか・・・とも。
私にすれば至極当たり前のICカードの生活は田舎のGGIやBBAでは通用しません。
なにせ現ナマしか信用していない頑固で偏屈的な石頭ですし。
ちなみに、宇都宮LRは全てのドアにICカードリーダーがあり、乗車時にどこかのドアのリーダーへタッチしておけば、降車時にどこかのドアのリーダーにタッチすればいいんですが、現ナマは一番先頭の運賃箱でしか精算はできません。
これで開業数日はもちろん土曜・休日でも相当な遅延が発生してるそうです。
観光客もそうですが多くは冥土の土産として乗ってくるのが多いようで、其奴らは現ナマしか持ってねえから、其奴らが大量にいてさばききれなかったと言うなのでしょう。

ま、死ぬまで二度とJRや東武などの汽車に乗らねえであろうGGIやBBAどもからすればtotraやSuicaなんか持ってたところで所詮猫に小判だしnanacoやWAONすらも持ってないんでしょうし、ね。

ちなみに、totraでは30分以内の2回目の乗車は少し安く乗れるそうです。
これを応用すると・・・(それ以上は言いません)。
2年半前に買っておいて良かったと思いました。


とりあえず乗った列車は宇都宮駅東口電停へ到着し、別の角度で撮影をしていました。
中にはアイスとHU300形を画角に収めてセルフィーしてSNSにでもあげるんですか?的なイタいオッサン系サラリーマソもいましたが。

そしてその宇都宮駅東口電停に着いたのがお昼時。
どこも混んでいて餃子の店は言わずもがなで、結局スタバでお昼を済ませることに。
なぜか店員さんに励まされました。
さすがスタバ。

そして、新幹線で帰るべく4番線に行くとこれが反対側の下り線ホームに。

E2系の200系塗装車が来ました。

そして、E3系つばさと併結されたE2系のやまびこの7号車、TRAIN DESK車(のぞみでいうEX S Work)に乗り込んだのですが、その号車の進行方向一番後におばはん2頭がノンストップでくっちゃべってたのです。
此奴らはでっけえコロコロを転がしていたみたいなので、おそらく始発の仙台か何かで券を買ったときに無条件で空いてるからって選んだアフォだなと思いました。
あまりにもムカッときて、降りる大宮の手前で其奴らの席の端っこにあるグリップを思いっきりはたきましたけどね。
東海道・山陽新幹線ののぞみの7号車でもたまにこういうヴァカがいます。
勘弁して欲しいわと思うのです。
その号車に乗ったらキーボード音もプシュ(缶を開ける音)も弁当を食べる音も許容しますけど、ペチャクチャは許しません。
だったら他の号車に乗れやって。
ま、車掌には言付けますけどね。(要はチクリ)

そして大宮で降りて各線を乗り継いで帰宅しました。


とりあえず宇都宮LRはこれまでで一番アトラクションみたいに乗りがいのある路線でした。
アップダウンとカーブの多さには驚きました。
特に道路併用区間は後付けで敷設したのも多かったとはいえ。
そして視察団も帰りの平石電停で見かけました。
視察団の行き先も富山に変わって今度は宇都宮になったみたいで、乗客も想定よりも乗っているようです。
(富山の運営主体が富山地方鉄道に移って富山ライトレール社が発展的に解消されたのもあるんでしょうが)
ま、建設反対をわめいてた(主に)左派系反体制論者は今頃どの面さげてるんだかとは思うんです。
あ、そういう連中ですから揚げ足を取ろうと必死にアラを探してるんでしょうね。
そんなことしてるから無党派層すらそっぽを向かれて政権が取れねえんだし、実際にお前らが政権を握ってた2009年夏から2012年冬にかけてのニホンの超低空飛行ぶりは忘れねえぞ。

今後は速度が出せる区間での車両の挙動確認を行って安全性を担保してから、特例申請を行って許可された上でのスピードアップと快速運転開始でしょう。

開業(そして開業直後)まで紆余曲折ありましたが今はだいぶ運行自体は順調のようです。
ただ土曜休日は積み残しが続いているようですし、さらに餃子店も結構並ばないと入れないようですし。

やはり平日に休んで行くのが一番なのですよね。
それでも昼を避けて餃子を食べるという感じで。
なにせ宇都宮まで行っといて餃子ではなくスタバで昼食を摂っている時点で、ね。

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