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富山と金沢に行ってきました(3/結び)

朝金沢から着いて富山駅で素材撮影とICカードチャージ祭りをして、富岩運河環水公園内のスタバで一服ついて、富山ブラックラーメンをいただいて、路面電車を視つつ、電鉄富山駅で叱らながら乗り込んで・・・というところから再開です。

列車が上下左右に揺られるの勿論ですが、駅に着くとこういうことが。

確か稲荷町駅(ホームが木)

ホームの方が車両のドアより若干高いのです。
気をつけないとつまずくなとは思いましたが、特段案内をしていない限りそれが当たり前の世界線なんだなという風に感じました。
これも地方鉄道クオリティなんですねー(棒読み。

そして着きました。

南富山駅。
ちなみにこちらのホームは。

若干ホームの方が高いようでした。
で、上下の交換待ちで停車して電鉄富山行きが着くやいなや岩峅寺(いわくらじ)へ向けて出発していきました。
この駅では電鉄富山駅とは大違いの若くて腰の低い駅員さんを視ながら出場。

今度はこちらに乗り込みました。

富山駅行き0600形(元富山ライトレール車)。
南北接続後は共通運用で市内電車にも使われています。
これに乗り込みしばし路面電車感を味わいながら市内中心部へ向かい取引銀行巡りをしてました。
その車内で乗り込んだときにICカードをタッチして無くて不安そうだった客に「降りるときにタッチすれば良いんですよ」って旅行者である私が声をかけていました。
なぜなら私自身が8年前に初めて市内電車に乗ったときに間違えて乗車時にecomycaをタッチしてしまって降車時に乗務員さんに苦笑いされた経緯がありますので。(慌てて出口から乗ってしまってそこでタッチしてしまったのですが)

ちなみにある銀行の支店に降りるべく降り立ったある電停からの光景です。

前8000形、後ろT100形。行き先は2本とも南富山駅前

列車が続行運転しているところです。
こういう感じが何とも路面電車感ですよね。
そして銀行巡りを終えて運良く来た岩瀬浜行きに乗り込み、エラい賑わいの富山駅をスルーして富山港線に入りました。
元JRの路線らしく軽快に走っている感じを味わいつつ脳内には♪ビートラム(南壽あさ子)が流れてました。
元々富山の街をイメージした曲で、市内電車の車両を使ったファンイベントもされたことがあります。

そしてこちらに。

岩瀬浜電停。
富山地方鉄道の路面電車の最北端の電停です。
JR(更に言えば国鉄)時代と比べると簡素になりましたが、そこからフィーダーバスも走っていて交通の結節点にもなっていました。
さすがに海水浴場までは・・・ということで、乗ってきた列車で折り返しました。
来た道を戻って富山駅電停で降り、今度はこちらに乗り換えました。

写真は南富山駅前行きのもの

7000形レトロ車両。
JR九州や富士山ビュー特急でおなじみの水戸岡鋭治さんが手がけた車両に乗り込みました。

車内もこれ路面電車なの?と思う位の内装です。
一応イベント対応にもなっているそうですが、ラッシュ時はキツそうだなとは思いました。
こちらでも♪ビートラムを脳内再生させながら富山城を遠くに視て神通川も渡ってこちらに。

富山大学前電停。
以前は「大学前」という名称でしたが、南北接続時に名称が変更されました。
それでも多くの車両の方向幕や富山駅電停での案内は未だに「大学前」になっており、それが事実上のデフォルトにもなっているのでしょうね。
ちなみにこの電停も「大学前」を名乗っている割りに富山大学のキャンパスの正門には少し遠いらしく、大学当局や地元から延伸要望が出ているようです。
そしたら相鉄線の羽沢横浜国大はどうするんでしょうか・・・(同列にするな。
でレトロ車両を見送って、一本あとの7000形に乗り込むと電停近くの富山△高の野球部員が乗ってきました。
風貌や振る舞いからして甲子園は遙かなるところだろうなと思いましたが、秋季県大会では案の定初戦敗退だったようです。
これじゃそうだよなぁと納得している自分がいました。

で、来た道を戻って新富町電停で降りてこちらに。

とんぺい。
富山ではそこそこ有名な居酒屋みたいです。
4年前に来たときに某アプリで知って閉店間際に滑り込んで、その美味しさに虜になってしまったのです。
また機会があれば・・・と思っていましたので、今回は富岩運河環水公園内のスタバと合わせて組み込みました。
16時の開店一時間前に着いたのですがすでに1組待っていて、開店直前にはそこそこ長蛇の列になっていました。

開店してカウンター席に通されて、まずは生中とお通しを。

お通し2品(たしかこれで230円位)。
美味しいの一言です。
普段絶対に手を付けない茄子やキノコ、さらにはキクラゲもペロッと行けてしまうのです。
ちなみにお通し無しと申告すれば出てこないみたいでして。
(その手があったんだ)

そして、この店と名物と言えるこれを発注しました。

牛ほほ肉の煮込みとライム酎ハイ

牛ほほ肉の煮込み。

牛ほほ肉のやさしい味に胡椒がピリリと効くというまさにこの店でしか味わえない逸品ではありました。
ちなみにこのお店のチューハイはきちんと焼酎と炭酸で割っていて、こっち居酒屋のと比べると味も濃くかつ焼酎が効いているのです。
既製品よりもパンチがあってそこそこ酔いました。
むしろビールよりも効いた気がします。

このあとドリンクとフードを1品ずつ頼み1時間くらいで会計をすると、ドリンク3品、フード3品(一品+お通し)で2300円くらいなのです。
まぁこの安さと美味しさたるや。
富山に住むことにでもなったら結構な頻度で通いそうですね。

店を辞して富山駅に戻り、とやマルシェで土産物を調達。
家族向けには氷見のうどんと八尾のそばと宇奈月のビール、自分向けには水を買いました。
富山名物の水産品は自分が避けているものばかりですし何より多くが冷蔵品ですからね。

そして手持ちのSuicaで新幹線の改札を入場しました。
いわゆる新幹線eチケットを発動したのです。
元々えきねっとで10%オフの販売タイプで発注しました。
最近新幹線に乗るときは余程のことが無ければチケットレスです。
旅行で切符を買ったのは今春に行ったお伊勢参りの時の快速みえ位なものですし。
ですので、このご時世でみどりの窓口へ自ら蜷局を巻かれに行くヒト達って凄いなとは思ったものです。
チケットレスで対応できないパターンの客も多かったのでしょうね、特に関西方面からサンダーバード、名古屋方面からしらさぎに乗って金沢で新幹線に乗り換えて富山にきた方々には。

待合室で諸々やってからホームに上がり眼下に見える在来線(あいの風とやま鉄道)のホームの列車群を眺めながら、かがやきに乗って夕方富山を出発しました。
漆黒の中列車は東京へ向かって進み途中長野に停車して、やがて碓氷峠を越え関東平野に出て熊谷を通過したあたりでトイレのために席を立ち、用を済ませて席に戻るとドアの窓から花見が。
どうも鴻巣の花火大会だったそうで、今年最初で最後の「テレビではない」上から下までしっかり見た花火にはなりました。

そして大宮で降車して乗り換え時間9分で埼京線に乗り換え、あとは既視感しかない車両を乗り継いで帰宅しました。

実質半日で金沢と富山を回りました。
一応ある程度自分中で立てていたミッションは遂行できましたが、本当は富山で一泊してゆったり回りたかったなと思っていました。

ただそれを許さないシフトをリーダーは組んでやがるのです。
他のメンバーには割とゆったり目のシフトを組んでいて、中には明けを除く公休日だけでも沖縄-それも西表島まで行けるくらい-旅行に余裕を持って行けるくらいの休みをもらっているのが居るのですし。
何なんでしょ不公平感は。

それはさておきやはり一日しか無いとドタバタしますし、なにより夜行バスはきついですよね。
今回は往路の夜行バスで前の席の登山バカ(敢えてこのニュアンス)が思いっきり席を倒して来やがりましたし。
やはり夜行バス自体が久しぶりでしたし、かつ乗り慣れてないところもありました。
やはり「ドリームルリエ」位のバスで無いとキツい様な気がします。
ドリームルリエも当然値は張りますが、それだけの価値はあるバスではあります。
つまり前が倒してきても影響が全く無いような感じのが。
普通の夜行バスは「何があろうともどこでも眠れる」ヒトではないとキツいですよね、特に4列シートのは。

今度は朝の新幹線で富山にゆっくり入って、ホテルに荷物を預けて富山市内を回りあいの風とやま鉄道で魚津辺りまで行って富山地鉄で戻ってきて、富山城にも行って、当然とんぺいと富岩運河環水公園内のスタバはマストでしょうか。
金沢は・・・回るところは全て混雑してますからね。
こういうのを土日祝を忌避して行きたいものです。
ただインバウンドの連中が帰ってきてしまいつつありますからね、金沢あたりは。(其奴ら富山までは来ないからなぁ)
あと北陸鉄道の浅野川線と石川線もしっかり全線乗らないといけませんが。
本当は車を借りて千里浜を走りたいんですよね、夕日に沈む中で♪However(GLAY)をかけながら。(21世紀初頭感覚

余談ですが、ecomycaで市内線を一日に3回以上乗ると3回分で打ち止めになりそれ以降に乗った分は無料になるのです。
今回もそうなりました。
一応一日乗車券はありますがこれはこれで良いのかなと思うのです。
恐らく他社のカードにはない仕組みでしょう。
ま、そもそも富山地鉄ユーザーではないのがecomycaを持っていること自体がおかしな話でしょう。
もっと言えばpasscaも持っています。
こちらはもう売っていませんが。

以上、富山と金沢へ行ってきた話を3回に分けて記して参りました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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