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韓国語初心者が陥る罠 -(1)ハングルの読み書き編-

いやー、IZONEのサイン会に行ってきまして、まあこのために韓国語を勉強し始めたわけですが、やはりチェウォンは大天使でした。

少しですが韓国語で話せて通じたことが感動的でした。最初の目的は達成したので、新たな目標を考えながら勉強を継続しています。

さて、自分は今までの人生で一度も韓国語を勉強したことが無くて、一番最初に学ぶ基礎中の基礎である韓国語文字のハングルの読み方や書き方からスタートして、2019年5月からちょうど3か月が経ちました。


今は初級1という教科書を一通り終えて初級2に入ったところですが、韓国語を一から勉強していくうちに、ところどころで挫折ポイントがあることに気が付きます。

そこで今回は、韓国語初心者の勉強で挫折しそうなポイントを紹介して、どうやってその挫折ポイントを乗り越えたかを振り返ってみます。
韓国語学習初心者の方の参考になれば幸いです。


(1)ハングルの読み書き
難易度:★★★

ネイティブではない語学を始めるうえで当然文字を読み書きできなければ始まらないわけですが、ハングルはいきなり抵抗感というか軽い絶望感に似たものをスタート直後に与えてくれます。
というのも、似たような記号にしか見えないのと、発音が日本語に比べて複数あって難しいので、これは繰り返し読み書きして暗記するしかないです。


・母音
まず戸惑いを感じたのが、日本語のア行母音でいう「う」と「お」の発音が異なる2種類存在するということと、「え」の表記が2つあることです。
日本語の母音は「あ」「い」「う 」「え」「お」の5つで日本人にとってはとても覚えやすいですが、日本語の母音のア行に該当する韓国語の母音は

「あ ㅏ」「い ㅣ」「う(口を尖らせた感じ) ㅜ」「う(口を横に閉じた感じに開く) ㅡ」「え ㅐ」「え ㅔ」「お(「え」を発音する時の口で「お」) ㅓ」「お(「う」を発音する口で「お」) ㅗ」と計8個あります。

初めてこれらを見た時、あ、無理かもって正直思いました。だって多いしわかりにくい。
今でもハングルを書くときにどちらの「う」「え」「お」なのかわからない場合が多々あるので、単語を暗記しながらこの時はこっちみたいに覚えるしかないですね。
特に「え」の2種類は書き方は異なるけど発音が一緒なので、もはや暗記一択です。
「あ」と「い」の時の安心感といったらありません。

さらに日本語でいうヤ行も基本母音というカテゴリに入るので「ヤ ㅑ」「ユ ㅠ」「ヨ ㅕ」「ヨ ㅛ」の4つも覚えちゃいましょう。

とはいえ、文字の形が似ていて、あれ、これってこっち向きだっけ?、線一本いるんだっけ?みたいな感じで書くときに悩むことは結構頻繁に発生します。

次にここら辺のもおぼえることになります。


「いえ ㅖ」「いえ ㅒ」「わ ㅘ」「うぃ ㅟ」「うぃ ㅢ」「うぇ ㅚ」「うぇ ㅙ」「うぇ ㅞ」「うぉ ㅝ」

今書いていても思いますが、もはや日本語で表記することに違和感がある発音です。
基本2つずつあるし「うぇ」なんか3つもあります。しかも発音にほぼ違いが無く地獄でしかないです。
つまりこれまた暗記一択です。

・子音
これは日本語のローマ字と同じで、例えば「か」を覚えるのに「k」と「a」をセットにするのと一緒で、子音と母音の組み合わせでしかないので子音を一通り覚えたら組み合わせで一緒に覚えてしまいましょう。
私は日本語の「アカサタナハマヤラワ...」みたいな一定のリズムで、下記の文字を呪文のように10回×10セット、計100回くらい繰り返して暗記して覚えました。


「ガ 가」「ナ 나」「ダ 다」「ラ 라」「マ 마」「バ 바」「サ 사」/「ア 아」「ジャ 자」「チャ 차」「カ 카」「タ 타」「パ 파」「ハ 하」

これがすらすらできるようになると、発音がかなり楽になりますのでこれだけ最低覚えておけばいいです。
ただ、発音は前後の単語によって微妙に変化したりするのであまり深く考えずに進むのがいいと思います。

・パッチム
韓国語の発音最大の山場、それがパッチムです。
日本語には無い概念なので、日本人としてまずは理解に苦しみますが、よく出てくるのでこれもある意味暗記一択です。
そういうもんなんだーくらいの雰囲気と妥協が肝心です。

「ㅇ」「ㄴ」「ㅁ」「ㄹ」「ㅂ」「ㄱ」「ㅌ」...

いまだに初見で単語を書く際に「ㅇ」と「ㄴ」のどちらを使うのかわかりません。

ということでまず「韓国語の読み書き」という問題をクリアするには、単純ですが暗記する勉強時間を確保できるかどうかで決まります。
テクニックは一切不要です。


ただ、読み書きを最初から100%極めようとすると、正直繰り返しの暗記ばかりで面白くもなんともないので、結構沼にはまってストレスもたまって最悪の場合、ここで勉強を辞めてしまう場合もあると思います。

実はここが重要なのですが、「単体ではなく、単語とセットで母音や子音やパッチムを覚えたほうがはるかに効果的」ということが後々わかってきます。
確かにここである程度覚えておかないとこの後に単語とか文章を覚える際に余計な時間がかかるのですが、完ぺきを追い求めず70%くらいの理解度まで達したら思い切って次に進みましょう。

オススメなのは自分の興味のあることでハングルを覚えることです。
例えば私の場合ガールズK-POPのアーティストが好きなので、

「アイズワン 아이즈원」
「トゥワイス 트와이스」
「ブラックピンク 블랙핑크」
「モモランド 모모랜드」
「ヨジャチング 여자친구」
「ウジュソニョ 우주소녀」
「オーマイガール 오마이걸」

といった感じで覚えていると苦も無く一通りハングルを理解できました。
3か月前はハングルを全く読めなかったのに、今はすらすら理解できるので、ちょっと感動すらあります。

このように、せっかく学ぶ意欲があるにもかかわらず、一番最初でつまずいてそのまま離脱すると物凄くもったいないので、あまり気負わずに、好きなものの力を借りて、7割くらいの理解力でマイペースに勉強を続けることが肝心です。
実は仕事も似たようなもんなんですけどね。

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