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潔癖さについて

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記事一覧

欲望を肯定する

欲望を肯定する

新年早々、このマガジン(「潔癖さについて」)を更新することになるとは、自分でもちょっと予想外でした。
一年前の自分に比べると、心持ちが随分楽になったなあ、生きやすくなったなあ、と感じることが増えたので、そのきっかけについて、つらつら書いてみようかと。そして、これが一応の最終回のつもりです。

●「ゆるせなさ」を解除する自分を悩ませていた「潔癖さ」については、ひとまず納得のいくところまで脱却できたの

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「違う自分」になりきること

「違う自分」になりきること

北海道の地震以来、ぷっつり糸が切れて、日常を生きていないような感覚がしばらく続いた。
人に会うとハイになり、一人になると何も手につかないほど虚無になる、という状態を度々繰り返している。

人といれば「機嫌のいい自分」になるのは容易い。東京には雰囲気がよくて気楽に入れるお店がたくさんあって、だから私は気分がよくなりすぎてしまう。

ちょっとずつ非日常の要素を加えながら、私はそれを楽しむ。だけど、毎回

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身体の「選び方」/他人の身体にときめく

身体の「選び方」/他人の身体にときめく

前回の記事を単体で購入された方が数名いて、忍びない気持ちになったので(2000字のために400円払って貰ったことが気詰まりなのである)、罪滅ぼしとして、追記を書くことにした。

「身体で通じ合える相手」というタイトルを見て、「もしや〈身体の相性〉的な内容を期待した方がいるのでは……」と更新後に思い至り、その観点で読み返してみた。
すると、「身体で通じ合う」ことの材料が「並んで歩く」のみだったので、

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距離を置くこと、「忘れる」こと。

距離を置くこと、「忘れる」こと。

一昨日の夜から妙に熱っぽくてだるい。昨夕測ったら、やはり微熱があった。
いつもなら構わず仕事をするけど、珍しく「もう今日は仕事しない」と決めて、布団にこもっていた。
新刊のエッセイ集。著者としての作業が終わり、あとは刊行を待つばかり。
2/16(金)に発売記念イベントも決まり、順調に席が埋まっていっているようです。ありがたい(第2弾も企画中だよ)。

年明け初めてのnote。どんな一年にするか、タ

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潔癖さと罪悪感

潔癖さと罪悪感

ずっとモヤモヤしていることがある。
公には書けないが、ここに書くことで自分の中で明らかになることもあるかもしれない、と思い、書いてみました。男性には、気まずい話題も含まれているかもしれません。特定の個人を責めたり、誰かを糾弾する意図はないことをご理解ください。

全編読みたい方は、この記事の続きか、こちらの有料マガジンをご購入ください。マガジンの方を購入されると、続編が更新された際もそれを読むこと

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