17歳のわたしへ。この夏で27歳です。

明日から長月。新学期が始まる中高生の子たちのことを思って過ごした。
大人は「諦(あきら)めるな」「頑張ればできる」と、あなたへ言うかもしれない。あなたが苦しんでいる最悪なときに。でも、諦めたことのない大人なんていません。みんなちゃんと、色んなことを諦めて「大人」になっています。
 
「あのとき諦めなければ…」と弱い大人は無意識に後悔しています。だから若いあなたを見つけると、余計な励ましの言葉をかけて満足します。気まぐれで勝手です。そんな大人の期待に、あなたが責任を取る必要はありません。もう苦しくて戦えないと思ったら、自分がホッとできる場所へ逃げてください。
 
ホッとできる場所は、安全に守られている空間ならどこでも。私はよく、路地裏の古本屋さん、小さな画廊、好みの椅子がある喫茶店、神社の樹の下などに行きました。少し離れた町の映画館や図書館もいいと思います。
学校の外の世界の方が広いです。息が詰まりそうになったら、思い出してみてください。
 
「今逃げたら後悔するぞ!」と脅かす大人もいるかもしれません。「後悔する選択をしてしまったら…」と私も不安でした。でも「後悔」はそんな怖いものじゃないです。「自分はこういうことで悔しくなるんだな」と噛みしめておけば、取り戻すチャンスは後から必ずやってきます。

文月悠光 Twitterより)

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私は17歳のとき、死ぬか誰か殺すかという位に毎日つらかったですが、古書店の店主さんに「僕も学生時代は周りに馴染めなくてね。いろいろと苦しんだけれど、結局 諦めるしかないのよ。諦めるってことを誰も教えてくれなかった」「なんでも通過儀礼だよ」と言われて救われました。

この夏で27歳です。




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