【連載・番外編】あなたの告白をエッセイに書きます、と伝えてみたら

cakesにて連載中の〈臆病な詩人、街へ出る。〉先週から続けて2本更新されました! こちらnoteでは、連載の番外編をお届けします。

最新回「恋愛音痴の受難」は……
立て続けに2人の男性から告白されて、大混乱…!?
告白から返事までのやり取り、私の恋愛音痴ぶりをまっすぐに綴っています。

「自分と結ぶ一番星を見つけなさい」と恋の神さまは命じる。
▶︎第6回 恋愛音痴の受難〈前篇〉※5/13(金)まで無料
https://cakes.mu/posts/12949

私は私自身の愛を磨くのだ。
▶︎第7回 恋愛音痴の受難〈後篇〉※5/18(水)まで無料
https://cakes.mu/posts/12985

以下、ネタバレも少し含みます。本編を読んでからご覧ください。

 このエッセイ、「告白」に踏み切った2人の男性(Kさん、Mさん)がいなければ、生まれませんでした。
 知人の話を書く場合、少々のことなら、本人には言わずに強行突破しちゃうこともあるのですが(コラ)、今回はさすがに良心が痛みました。
 でも「あなたから告白されたこと、エッセイに書きたいんだけど……」なんて、どうやって頼んだらいいんでしょう。そんな例を巷ではまず聞きませんし、中途半端な書き方をすれば、相手を傷つけてしまいそうです。

 書こうと思った発端は、Kさんとの例のメールのやり取りでした(後篇 https://cakes.mu/posts/12985 参照)。
 メールをもらった直後、私は脱力したあまり、Kさんにこう持ちかけました。

「私はこの出来事をどうやって面白おかしく書こうか考えてます…(ネタにしないとやってられません…)」

 Kさんの反応は「書いてもらえるんですね笑。嬉しいですー。ネタになるの楽しみだなあ(´-`)」「このメールも引用しましょう」という、至って能天気(?)なものでした。
 しかし後日、自分が酔っていたときの発言が掲載されると知ったKさんは、「書いてもらうのはいいけど、怖いのでぼくは読みません」と一変。
 結局、読んでいないそうです。
「ふづきさんは書く人だからわからないかもしれないけど、書かれる側は怖いんですよ!」。ですよね。。いや本当にすいません。。

 一方、Mさんとのお花見帰り、私は手を握られた照れくささもあって「い~んですか~こんなことして~」とMさんを低い声で責めてしまいました。
「こんなことしたら、わたし書きますよ~?
いつか、このこと書きますよ~……」
呪い、呪いなのか。

 しかし、ひるむことなく切り返すMさん。
「おお、書けるもんなら書いてみてよ!」
「ええっ、本当に書きますけど……」と逆に焦る私。
「おう、書けるもんなら書いてみろ~!」
 あの……Mさん、書き手を煽っちゃだめです。
(しかし「書きますよ~?」って、調子良すぎだろ自分。ほかに言い方はなかったのか……)

 前篇がアップされた直後、私はMさんに恐る恐るメールしました。
「すいません、『書けるもんなら書いてみろ』と言っていただいたのを真に受けて、ほんとうに書きました。。」
 事後報告を詫び、読むかどうかの判断は委ねることを書き添えて、エッセイのURLを送りました。

 そして、エッセイを読んだMさんから返信が……。

「自分の再現ドラマを見てるような不思議な感覚でした。客観の客観なんてなかなか聞けないし、面白い経験させてもらってる(とか言うとお人好し過ぎるか……)」

 うう、負けた。Mさんの器の大きさに負けた。「(お人好し過ぎるか……)」って、私が突っ込めるようにさりげなく括弧つきで挿入してくるあたり、やっぱりMさんは大人でした。
 気遣いのできるMさんに対して、私はなんなのだろう……。何かあれば書かずにはいられない、書かないと問題に向き合えない。そんな自分の泥臭さを、パソコンの前で更に痛感。

 そんなこんなを、cakes担当編集のN氏にラインで伝えたところ、「二人とも大人でよかったですね。でも、あんまり甘えちゃよくないですよ」とたしなめられました(そりゃそうだ)。
「はい。反省しています」。私がしんみり返事を打っていると……

「しかし僕としては、二人と関係を持った上で天秤にかけて欲しかったですね(笑)」

(ガン、と頭を殴られる音)

 やっぱり恋愛って、こわいヽ(;▽;)ノ

***

◎記事の本編はこちらです!
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▶︎第7回 恋愛音痴の受難〈後篇〉※5/18(水)まで無料
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