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イスラエル1日目 エルサレムのスタートアップ調査編

みなさん、こんにちは。
F Venturesアソシエイトの早坂です!

さて、今まで観光ブログのようになってしまっていたイスラエル記ですghが、ついに今日から出張の目的であるスタートアップ視察が始まりました!

残念ながら、諸事情により具体的なことはまだ書けないことになってしまったので、簡単にまとめていきます!

視察初日の今日は、改めてエルサレムの市内を散策してから、エルサレム市内にあるインキュベーション施設OurCrowdにお邪魔してきました

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OurCrowdには、経験豊富な起業家を始め、投資家やエンジニア、そして各分野のスペシャリストがアドバイザーとして集結しており、万全の体制でスタートアップを支援しています。

また、彼らの面白いところはシリーズA以降でよく問題になる資金が集まらない問題を解消すべく、政府がgrantでOur Crowdの出資額の半分を上乗せで出資するという仕組みを取っており、おのずと資金も集まりやすく、バリュエーションも起業家にとって有利に設定されるようになっているそうです。

そんなOpen Crowdは2017年に開設されてから年6社ぐらいに出資をしており、施設には現在11社が入居しています。

今回はその入居しているスタートアップの内3社に事業を紹介していただきました。

1社目はオートテック系のスタートアップで、アプリを使い180m先にいる歩行者を識別し、道に飛び出してきそうな場合には飛び出す3秒前に車にそれを警告することで、車と歩行者の事故を未然に防ごうというものでした。

彼らはIPOというよりは、バイアウトの方向で事業を進めており、既に某大手企業と交渉を進めているとのことでした。

2社目はAIを用いたスタートアップで、航空業界の問題である出発時刻の遅延を防ぐために、飛行機が空港に到着してから行われる諸々の整備業務をAIを駆使して、最適化することで時間的コストを削減しようというものでした。

個人的にこのスタートアップはイチオシで、業務を効率化することでより多くのフライトを日々こなせるようになり、航空会社の売上に貢献できるので、各社が導入するのではと思っています。
各社が導入した場合、彼らは簡単にイスラエルの市場から飛び出すことができ、海外の株式市場への上場も考えられます。激アツですね。

最後の3社目に関しては、江戸テック系のスタートアップで、AIに英語を理解させることで、パーソナライズされた英語教育プログラムを提供しようというものでした。

ここに関しては、シードラウンドのスタートアップということもあり、デモすらなかったので、判断しにくいですが、B向けにサービスを展開していきたいと言っていたので、ある程度のさべつかはできるのかなと思います。

彼らに共通していることとして、技術を駆使したなかなか真似できないB向けのプロダクトを開発しているという点がありました。
これはイスラエル全体に言えることで、細かいことは出発前に調べた記事にきてあるので、暇なときに読んでみてください。
https://note.mu/hirohirohayahaya/n/n59e21d043953

ということで、無事インキュベーション施設の視察も終わり、明日に向けてテルアビブに移動したのですが、テルアビブでは両角さんの紹介で日本人スタートアップのAniwoさんと34階にあるweworkで夜ご飯を一緒に食べました!

久しぶりにお酒飲んだ結果、赤くなっちゃいました笑↓画像4

テルアビブのweworkは日本のものとは比べ物にならないほど、綺麗でおしゃれでした!こんな感じです↓

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また、イスラエルでの生活について色々とお伺いできて、楽しかったです!

実は生年月日が全く同じな両角さんとaniwo CEOの寺田さん

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今日はイスラエルのスタートアップ界隈の方々と実際にお話をさせていただいて、日本が見習うべきところ、日本にいたら持てない視点などいろいろなことを学ばせていただきました!

明日は、さらに現地のVCに行ってより詳しいイスラエルのスタートアップ事情について聞けるということなので、その様子はまた明日以降にアップできたらと思います!

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