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転職ノウハウその3ー内定後の最善の会社選択方法教えます

内定後の決断

面接の結果、内定がいくつか出始め、喜びのあまり、最初の内定で受諾するのは得策ではありません。
他の企業の結果を待ちましょう。
やはり、数社の内定を勝ち取って、条件面を比較してから決めましょう。
企業は、1~2週間程度は待ってくれるのが常識です。「今すぐ、返事が欲しい、明日まで頂けないと内定は取り消し」などと言われるところは、かなり危険な企業ですので、丁重にお断りしたほうが無難です。どうしても来てほしいと思っているならば、待ってくれます。

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条件面の比較


給与、福利厚生、労働時間、勤務地、転勤の可能性とその場合の処遇

<給与>
アップが望ましいが、よほど即戦力の能力(営業であれば、基盤を持っている。前職でトップセールス)や専門性(経理であれば、IPOの経験者、SEであれば、IT部門の経験が豊富で、社内インフラの構築経験など)がない限り、現状維持が多いと思います。
数回の面接では、100%活躍できるか判断できません。
入社後の活躍を期待しての採用が大多数です。
給与アップの評価基準がしっかりしていれば、合格と思いましょう。
<福利厚生>
大企業であれば、一般的な制度が揃っていますが、ベンチャー企業は、発展途上かつ資金は将来の投資に回すところが多いため、希望されるレベルに達していないと思います。
条件面より大切なところで説明しますが、ベンチャーの場合は会社の社長の人柄、能力および現在の事業の将来性を見極めましょう。

<労働時間>
1日の基本労働時間が7時間の企業が増えてきていますので、月間の残業込み労働時間で比較しましょう。
また、労働時間には、業界特性がありまして、不動産、金融、サービス(ホテル、小売、旅行など)は比較的、長時間労働になります。
逆に、中規模以上の食品メーカーなどは、定時で帰宅できる可能性があります。

<勤務地>
自宅からドアツードアで、90分が限界でしょう。仮に、片道2時間を超える通勤に、1日の平均労働時間10時間ですと、朝6時起床で7時には家を出て、会社には9時着、20時に会社を出て、22時に自宅着の繰り返しです。睡眠不足になり、仕事どころではなくなります。
通勤電車が、混んでいますと尚更、疲れが溜まります。

<転勤の可能性>
大企業であれば、転勤の可能性があります。社宅があるか、ない場合は家賃補助が出るかを確認しましょう。
営業所が、ひとつしかなく、転勤がない場合は、これはこれで問題があり、市場を開拓していない可能性がありますので、ご確認ください。

条件面より大切な事

ここで、条件面より最優先しなければならないことがあります。
それは、会社の将来性です。ご入社した会社が、自分が在職している限り発展してもらわないと、いくら活躍しても意味がありません。
発展する会社で、自分は活躍すれば、事業拡大し、ポジションも増えます。
きっと、地位が上がり、給与も増え、やりがいも増大するでしょう。
会社の貸借対照表、損益計算表の熟読、業界内での地位、今後の業界の伸び、扱っている商品やサービスの競争力などを徹底的に分析しましょう。

いかがでしょうか。入社すべき会社は決まったでしょうか。
次回は、入社までの準備編と入社後3ケ月の過ごしかたになります。

第一回の成功するために転職講座で、お話しさせて頂きましたが、内定―>入社することが、転職の目的ではありません


入社先の会社で活躍して頂くことが、転職の目的なのです。

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