環境認識(日足と4時間足・1時間足)

前回は、環境認識のルールを紹介し、週足と日足で環境認識を行いました。環境認識のルールはフィボナッチブレイクアウト売買法」で紹介されている方法を使いました。
この環境認識は、私が今までに出会った中で、最も優れた方法です。

下のチャートが前回の結果です。
2021年1月から昨日までのGBPUSDの週足と日足で環境認識を行いました。

2021-09-26週足と日足

今回は、上のチャートの緑で囲った部分、2021年7月21日から昨日までのGBPUSDの日足と4時間足、日足と1時間足の環境認識をやってみます。
週足のDTOが売られ過ぎまで下がりきらず、ローソク足が横ばいになっている部分です。順張りトレーダーには、かなり難しい相場でした。

まず、日足と4時間足の環境認識です。

2021-09-26日足と4時間足

DTOが見づらかったため、今回は、MT5を使用しました。
上のチャートが日足、下のチャートが4時間足です。4時間足には日足のDTO(赤の濃淡)も表示させています。
日足と4時間足の垂直ラインの番号は対応しています。
4時間足の上矢印が上目線、下矢印が下目線です。

①から②の上矢印は、よいタイミングでした。
②から⑦は、下降トレンドでした。下矢印が3個、上矢印が2個でした。
⑦から⑪はなだらかな上昇トレンドでした。上矢印が2個、下矢印も2個でました。
⑪から⑫は、下矢印が良いタイミングで出ました。

難しい相場でした。②から⑪では、引き分けもしくは少しプラス。
①と⑪で大きくプラスという結果でした。

次に、日足と1時間足の環境認識です。

2021-09-26日足と1時間足1

2021-09-26日足と1時間足2

上のチャートが日足、下のチャートが1時間足です。チャートの見方は、先程紹介した日足と4時間足の場合と同じです。

4時間足の場合と同じで、①と⑪では大きく勝っています。それ以外では、価格の動きとは逆方向に、連続して環境認識することがあり、日足と1時間の組み合わせの環境認識は使いづらいと感じました。

今回は、日足と4時間、日足と1時間の環境認識を紹介しました。
次回は、もっと短い時間足の環境認識をやってみます。

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