【海外FX初心者向け】スキャルピング(超短期取引)での自動売買をタイプ別に解説!
スキャルピングでの自動売買
エフ・X
「ということでですね、前回の記事で自動売買システムをタイプをざっくりと解説していったわけですが、今回がちょっと範囲を広げてトレードスタイル別に分類していこうかなと」
レシンソン
「あ?題字にあるようなスキャルピングとかデイトレードとかってやつか?」
エフ・X
「そうだね!自動売買を使っているトレーダーさんって千差万別で、日に何回もを運用していたり、1日1回程度でいいやって人もいたり、1週間ポジションを持ち続けたり、色々なタイプの人たちがいるんだよ、資金の関係上取引量を抑えたいとかそういうのも含めてね?」
レシンソン
「たしかに・・で?」
エフ・X
「そういった自分たちのトレードスタイルにとって、どのような自動売買システムがあるのかっての紹介していこうと思うんだ。少しでも手助けになってくれたらね!で今回はスキャルピングについての自動売買システムの解説ね!」
レシンソン
「スキャルピングかあ・・裁量トレードだと集中力と精神力すり減りそうだし自動売買に任せた方がいいかもってのはあるなあ」
エフ・X
「ただ、大体の海外FX業者がそうなんだけど、ティックチャート並のスピードで取引する秒単位の取引、通称高速スキャルピング、秒速スキャルピングロジックといわれているものはサーバーに負担がかかるから使用できないという規則を採用してあるから注意してね!」
レシンソン
「秒単位?神経摩耗して死んでまうって」
・順張り戦略型
エフ・X
「まずはこれね。いわゆるトレンドフォロー型なんだけど、超短期トレンドを形成するスキャルピングにとっては有効性が高いロジックとされているよ?」
レシンソン
「そうなん?いくら超短期的なトレンド形成するっていっても、ジグザグで動いているイメージしかないぞ?」
エフ・X
「そこでミソになってくるのが押し目買い、戻り売りのロジックさ!」
レシンソン
「ん?押し目買い、戻り売りって相場の反転を狙ってエントリーするトレード手法のこでだよな・・・?それって逆張りじゃね?そう別の世界線の俺が語り掛けてくるんだが?」
エフ・X
「そうなんだけど、そもそも押し目買いは上昇トレンドに強い、戻り売りは下降トレンドに強いトレード手法で、トレンドに便乗している形になるから順張り戦略型といえるんだ、このロジックを用いた自動売買システムがスキャルピングでは使われたりするよ!」
レシンソン
「や、ややこしい!!!」
エフ・X
「その逆で、反対のトレンドに対してこのロジックの自動売買を運用してしまうと・・つまり上昇トレンドで戻り売り、下降トレンドで押し目買い・・といった損切りのリスクが高くなるパターンに陥ってしまうから運用の際には注意してね!」
・逆張り戦略型
レシンソン
「こっちも実は順張りのロジックが使われているとかややこしいこと言うんじゃねえだろうな」
エフ・X
「いやいやこっちはちゃんとした逆張りロジックだよ。レシンソン君、エンベロープはわかるかい?」
レシンソン
「あ?馬鹿にしてんのか?ナイロンとかポリプロピレンとかたくさん種類あるよな、特にナイロンは強度が抜群だぞ」
エフ・X
「それは繊維ロープね・・もうちょっと近づける努力してよ・・エンベロープはテクニカル指標の一種で、価格が移動平均線とどれくらい乖離しているかを可視化したインジケーターのことだよ」
レシンソン
「もうちょい詳しく」
エフ・X
「移動平均線と価格が乖離すると、価格はまた移動平均線に戻ってくるといういう性質を持っているから、反転のサイン・・いわゆる逆張りトレードをするときにわかりやすくしたインジケーターってこと!」
レシンソン
「初心者だから微調整がド下手くそなのは御愛嬌として・・確かに乖離したら戻ろうとしているな」
エフ・X
「だから一定の価格が行ったり来たりを繰り返すレンジ相場では強いロジックってことなんだ、もちろんトレンド形成中の順張りとしても使えるインジケーターなんだけど自動売買のロジックとして相性がいいのはレンジ相場逆張り型だね」
・朝スキャルピング戦略型
レシンソン
「そんな朝シャンみたいな軽い感じで言われても」
エフ・X
「いやいや、これもれっきとした自動売買のロジックだよ、アノマリーロジックともいうんだけど、そこらへんはまあ置いといてまず画像を見てもらおうかな?」
レシンソン
「ん・・?なんか価格にスペースがあるしガクっと値下がりしているな」
エフ・X
「これね、週末、週明けのタイミングのチャートを表示しているんだけど土日ってFXの主要市場、アメリカ、ロンドン、日本は閉じられているからこういうスペースができるんだよね。で、なんで価格がガクっと下がっているかっていうのは、土日でも市場を開いているバーレーン市場で大口の取引が行われたり週末に経済関連でちょっとした有事があったりだとか、色々な理由で価格が変動するんだ」
レシンソン
「ほーん・・それで?」
エフ・X
「窓開け、窓閉めっていう法則があって・・言葉の由来は省略するけど、画像では週明けの価格が下がっているじゃん?でもすぐに週末の終値に戻る法則といっていいのかなあ・・確率は8割くらいっていわれてるんだけどこの法則を組み込んだロジックが朝スキャルピング戦略型の自動売買システムなんだ、8割ってでかい数字だからね?有効性としては高いとされているよ」
レシンソン
「つまり・・どういうことだ?」
エフ・X
「週明けの価格が下がっているタイミングで買い注文を入れて、価格が戻った時に売り決済するってロジックさ!これ、夏時間とかも関わってくるんだけどどちらにしろ市場が開くのが日本時間の早朝だから、裁量トレードとしては難しい時間帯ってこともあって便利なんだよね」
レシンソン
「まぁそこは人それぞれだからそこまで言及はしないけど、早朝から裁量トレードでスキャルピングとか大変なイメージではあるなあ。脳も活性化していないだろうし・・俺は1日中活性していないけどな」
エフ・X
「なんでそこでしょうもない自虐すんの・・?ま、まああとはリピート系といって日本時間早朝のオセアニア時間、いわゆるレンジ相場になりやすい時間帯に、ある一定の値幅で複数の指値注文を入れ、それを繰り返すことで利益を狙うロジックの自動売買システムなどもあるんだよ」
レシンソン
「わからん」
エフ・X
「えっとね・・たとえば130円で買って131円で売るっていうやり方を延々と繰り返してコツコツ利益を増やしていくって感じ」
レシンソン
「最初っからそう言えや!!」
エフ・X
「えぇ~・・?ま、まあ値幅を狭く設定することで約定力が高くなるから自動売買のロジックとうまくマッチしているんだけど、利益が小さい分、スプレッドとの兼ね合いもあって利益に見合っている運用かどうかは注意してね!」
レシンソン
「これも早朝時間帯だから裁量トレードよりははるかに楽だな」
エフ・X
「朝スキャ系EAって言われ方されてるから検索するときはそっちの方が早いかもね」
━まとめ━
レシンソン
「スキャルピングってやっぱりその性質上、自動売買に任せた方がいいのか?」
エフ・X
「うーん・・・裁量トレードにしろ自動売買にしろ、結果がすぐにわかるトレードスタイルだからこそデータ収集や分析がすぐに出来て、相場感も自然に身に付いていくから、それなら自動売買に任せちゃった方がいいんじゃないかと僕は個人的に思うけどね」
レシンソン
「いわれてみるとたしかに・・特に早朝とか眠い人もいるだろうしなあ~・・俺は1日中眠いけど」
エフ・X
「脳が活性化してなかったり眠かったり・・それはもう楽天家というよりナマケモノじゃない?」
レシンソン
「お前・・ナマケモノはアマゾン川など洪水が頻繁に起こる地域に生息していることから生き抜くために泳ぎだけは上手なんだぞ、ナマケモノに謝れよ!」
エフ・X
「えぇ・・」
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