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【ジョイテク】エントリー後「相場の神様」に頼る以外、何を願ってます?

 もちろん、昔の私は、見た目は一番”冷静沈着”なディーラー然としていますし、それがディーラの矜恃です。

 でも、予想外のポジションが10百万ドルも入ると、思わず”相場の神様”に祈ります。
 いつものように”10銭動く方向”がこれで正しいかどうか、自問自答が始まります。

 30年前のスポット円ディーラーは、自己売買で儲けるだけでなく、取引先の輸出入玉や、国内外の大口顧客とのダイレクトディールポジションなど、
銀行全体の外為操作をしなくてはいけません。

 今では想像もできませんが、1980年代の一時期、日本国の外貨準備高が制限され、国内の外為銀行ごとに、毎日保持できる外国為替残高を厳しく管理されました。元銀行では一日55百万米ドルでした。

 予定外の大口ポジションが入ると、即カバーするか、しばし持つかなど判断が要求されます。
 良いポジションが相殺されがっかりすることも多々あります。

 一日が終わると、決まったように同じ悩みが頭をよぎります・・
 ”何とか目先の山や谷だけでも分からなんかなあ・・”

 調子が悪い時期はもちろん、大きなポジションを持ち続ける時期は
占いでも何でもすがりたくなります。
(おかげ様で、カッパ禿げになりました。これ実話です。)

 この深くも?短絡的な悩みが、T.Bondトレーダーになるべくテクニカル分析を勉強したときのハゲミになりました。
 そして、今の商売に繋がったわけですから、”けがの~功名”っていうヤツですね。

 カッパ禿げも2年で完治する頃には、相場の<波の天井と底>を見つけるアイデアを発見。
 個人でもPCが買える時代になり、様々のアイデアを組み込み、現在の<JPポイント>の姿になりました。

 <JPポイント>は、日々の精進に満足するレベルに仕上がり、
 キムタクに負けず育ったロン毛と、悪夢は”もう来ねーぜ”とバブル後も楽しむ。
 強気の日々と裏腹に、二代目が頭角を現しはじめる・・あぁ~
 初代はホルモン注射で何とかでしたが、今は相棒にすがってスカル○Aかな・・

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