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【楽しむ投資】投資アドバイザーのアレコレ

<FXのファクトフルネス(全編)>

 昨日公開した3)までを合わせ、まとめて公開します。

 1)FX投資は、5%の人しか勝てない。95%の人が負けている。
 2)FXの仕組みやテクニカル分析の常識など、FX投資には勉強が不可欠
 3)相場はファンダメンタルズで動くから勉強が必要
 4)大きなレバレッジはハイリスク
 5)10銭抜き狙いはもったいない
 6)利食いの基本は「損小利大」
 7)利食いルールは50銭以上は無謀、30銭が適切

1)FXは5%の人しか勝てない・・・

 これは、2018年4月に一般社団法人金融先物取引業協会が発表した最新調査を見れば嘘が明白です。<調査対象:全国20-70代一般男女個人1000人(男子76.3%、女性23.7%)>
 逆に、この文言がセールストークにあれば、詐欺師か他人の資料をコピペだけしている輩です。
 つまりこのフレーズは、使う方の信頼性を判断する良い指針になります。
 最後にそのレポートをダウンロードできるようにしておきます。

2)FX投資には勉強が不可欠

  FXの仕組み、ファンダメンタルズやテクニカル分析なそ、FX投資には勉強が不可欠。
 正しいようですが、特に次の<3)パターン>の方には不必要です。
 専業や勉強マニア以外の人にとっては、お金と時間の無駄です。
 理由は、相場の一般論を聞いても、実際の投資には全く役に立たないからです。  
 もし講師が、独自開発した投資ツールの使い方を説明するセミナーなら一考の余地があります。
 そのツールが本当に使い物になるならの話です(経験上90%は使えない)。ツールは有料販売でも、使い方の説明は無料であるべきです。
 逆に、無駄な勉強が不要で、簡単な取り扱いで利益が積み上がるノウハウやツールを提供すべきです。
 それが出来ないから、あれこれ煽動して売りつける輩ばかりが増えてしまうわけですが。
 完全自動売買ツールについては、私自身開発で苦労や失敗をした経験が少なからずありますので、単独ツールの運用で、丸一年間放置状態の運用実績が、年率15%以上なら素晴らしいと思います。
 もちろん超富裕層なら、そのような運用者やシステムを使い倒すことが出来ます。

3)相場はファンダメンタルズの勉強が不可欠

 「相場はファンダメンタルズで動くから勉強が必要」
 確かにファンダメンタルズで動くことはありますが、プログラム売買とマーケットメーカー・機関投資家などのポジションで動きます
 重要なことは、指標が発表された瞬間には相場が動いてしまい、指標の内容を知ってから判断&エントリーしても間に合わないことです。
 極端な話、モニターの1分足チャートが動いた方向に順張り参加する反射神経を磨いた方が有益です。
 したがって、個人・輸出入業者、金融機関でも、中長期目的でエントリーする目的以外は無駄な時間です。
 もちろん、評論家には無視できない基本作法です。

4)大きなレバレッジはハイリスク

 200倍以上のレバレッジは、ハイリスクと言うよりも、運用出来るスキルが必要です。
 よって、一般の個人投資家や、<3)パターン>の方には無理であり、そもそもトライする必要がありません。

 しかし、レバレッジ100倍なら、FX投資を一番効率的な投資に変えることが可能です。
 (例)ワンショット10万円(1米ドル=100円)で投資する場合
    レバレッジ  :  25倍     100倍
    投資金額(US$): US$ 25,000   US$100,000
    利ざや+10銭 : 利益 2,500円  利益 10,000円
 同じ10銭抜きで、4倍の利益が違います。
 同じ時にエントリーをしながら、つまり、同じリスクなのに、4倍も利益が違うのはおかしいと思いませんか

 FX投資の最大リスクは<時間>です。長くポジションを持つほどリスクは高くなります。
 よって”如何に短時間で目標利益を獲得できるか”FX投資の肝です。
 その観点では、短期投資は、10銭抜きを狙うのが一番リスクが低く、短時間で目標を達成出来ます。   
 ジョイテク投資の特徴の一つは、10銭抜きエントリーに有益なツールがあることです。

5)10銭抜きは狙いはもったいない

 証拠金30万円、レバレッジ100倍で、一日一回10銭抜きだけ行うとします。
 1日1万円の利益→1ヶ月20万円(投資可能期間20日)→年間利益240万円 となります。
 結果、年率=240万円÷30万円×100%=800% にもなります。

 10銭抜きを侮ってはいけません。10銭抜きなら一日1回で十分実現が可能です。
 相場が20銭も動かないときや失敗もあるとして、大雑把に半分実現としても、年間120万円、年率400%です。
 当初30万円の証拠金が、1年後には120万円の利益を生み、証拠金30万円と併せ150万円になります。
    
 この理屈なら、証拠金は20万円で十分でないかという疑問を持つ方もあるかもしれません。
 確実に月20万円の利益を目指すために、10万円分は、ジョイテクでは月に2,3回は期待出来る”50銭抜きエントリー時の証拠金”として残しておきます。
 つまり、毎日の投資用にワンショット10万ドル用の証拠金と20万円と合わせ30万円の証拠金を余裕を持っておきます。
 このデイトレで50銭抜き出来る場面があるので、余裕を持って20万円の利益獲得が可能になります。

6)利食いの基本は「損小利大」

 これは、言葉のマジックです。決して間違った理屈でなく、それが簡単に実績できるなら悪くない考え方です。(詳しい理由は次の機会に)
 しかし、実際には裁量取引での判断と運用は大変難しいと思いませんか
 では、その解決策の一つとしてよく出てくる<トレーリング>の活用はどうか。大まかに3種類のトレーリングがあります。
 その運用は、業者のストップレベルの違い、マイナス状態の許容幅の考え方など、意外に簡単ではありません。
 FXは、”通貨の売買益を狙う投機”であり”投資”ではありません。
 私も「FX投資」と言うことはありますが、これは、投資と言えるような確定利回りを目指すFXノウハウの確立を目指してきたからです。
 現在、そう言えるレベルまでノウハウと楽に実現するためのツールを開発できたと考えています。

7)利食いルールは50銭以上は無謀、30銭が適切

 これは、極めて正しいように聞こえますが、ジョイテクツールの一つ[ShowTube]を通じて相場を見れば、30銭以上の利食いが、簡単に実現出来ないことが分かります。
 デイトレでは、スプレッドも加味すれば25銭程度までが楽に利食い出来る上限となります。<当会はルール上の鞘抜き狙いは20-25銭>
 楽というのは、25銭抜きできる場面から一度10-15銭抜きレベルまで縮小するのが普通で、幸運にも30銭抜きができたとしても、実現までイライラ、そわそわとストレスが溜まります。
 実際に30銭以上の鞘抜きは、一度の上昇・下落で実現出来るのは月に数度あるかないかです。でも20-25銭抜きなら一気に実現可能性が高まります。
 利食いが上手くいかないと悩んでいる方は、一度利食いルールを20銭抜きにしてみるとストレスなく勝つチャンスが増えます。
 それでも上手くいかないと感じる場合は、エントリールールから見直す必要がありそうです。

以上の内容は、改めて、より詳しく説明する機会を持ちたいと思います。

<追加>最近のFX取引の調査結果

骨子は以下の通りです。
2018年4月に一般社団法人金融先物取引業協会が発表した資料があります。
調査対象:全国20-70代一般男女個人1000人(男子76.3%、女性23.7%)                                       
A)FX経験年数:「5年以上」が44.9%、次に「1年以上~3年未満」が21.4%
B)前年の損益:「利益額がプラス~20万円未満」が35.6%、
     次が「0円または損失額~-20万円未満」が28.4%
C)FXでの取引通貨:「米ドル」が85.0%、次が「豪ドル・NZドル」が43.7%
        「ユーロ」40.8%
D)新規取引1回当たりの平均金額:「10万円未満」が42.8%、
               次に「10万円以上~50万円未満」23.1%
E)証拠金倍率:「1倍以上~5倍未満」31.4%、
       次が「5倍以上~10倍未満」3.8%
F)FXで損出を出した理由:「損切りが出来なかったから」56.5%
           次に「根拠の薄い取引をしてしまった」37.7%
G)業者に預け入れした以上に損失を被った経験と理由:
     「(損失を被ったことは)ない」が75.4%と多数
H)ファンダメンタル分析とテクニカル分析の重視程度:
    「ファンダメンタル分析50%とテクニカル分析50%」が34.6%
    残り「テクニカル分析75%」と「ファンダメンタル分析75%」
    が30%程度と、ほぼ3等分状態
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