FXノート「荒れ相場でのトレード戦略について(1)」

・為替相場の値動きの荒さ加減(ボラティリティー)を、

「 小さすぎ > 小さい > 通常 > 大きい > 大きすぎ」 


の5つに分類すると仮定する。

逆張りスキャルピングで勝ちやすいのは「小さい」相場、
トレード技術次第で勝てるのが「通常」相場、
難しいが腕次第ではなんとかなるのが「大きい」相場である。

「小さすぎる」相場では、そもそもトレードチャンスがなく、「大きすぎる」相場では大火傷するのが一般的である。

その意味で、値動きが「大きすぎる」相場をどれだけ避けられるか。

つまり、

大きく負けないための工夫をどうするべきかが、安定的に勝ち続けるためにとても重要な視点である。

為替相場の値動きが小さく穏やかな時には、「逆張り」ではチャンスが少ないものの、勝ちやすい相場と言える。

相場に値動きが出てきて、平均的なボラティリティーの場合、実際にはトレード技術次第というのが正直なところだが、通常の売買ルール通りにスキャルピングを行えば、それほど苦戦することはないと思う。

問題となるのは、為替相場が大きく荒れる「荒れ相場」で、これには大きく分けて2種類ある。

わかりやすいのが一方向に大きく動き続ける「トレンド相場」で、

「順張り」のデイトレード手法では、最も簡単な値動きと言えるが、
「逆張り」のスキャルピング手法では苦戦が必至である。

残りの一つが、広めの値幅を上下するレンジ相場で、
ノイズが大きいため、かなり難しい対応が必要となる。

次に「荒れ相場」におけるトレード戦略を解説していきたい。

・まず最初に「荒れ相場」の定義だが、これに明確な基準があるわけではない。

印象としては、為替相場に占める荒れ相場の比率は全体の1割程度、つまり1日24時間中の2時間半ほどというのが実感である。

下の2つの画像には、サブウィンドウにエンベロープの乖離率を併記しているが、上が「通常期」の値動き、下が「大荒れ相場」の値動きの一例である。

「通常相場」と「荒れ相場」には、明確な区分基準があるわけではないが、エンベロープの乖離率パラメーター(地震計の波形のような乱れの大きさ)を見ると、通常相場と荒れ相場の違いは一目瞭然ではないだろうか。

次回の「トレードコラム」では、荒れ相場でのトレード戦略を具体的に説明し、実際のチャートを使って解説してみたい。

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