FXノート「なぜチャートを長時間見続けることが、スキャルピング技術の向上に役立つのか」

なぜチャートを長時間見続けることが、スキャルピング技術の向上に役立つのか?

それはザックリと言うと、値動きのクセやパターンがだんだんとわかってくるからに他ならない。

具体的に言えば、スキャルピングにとって最も重要なエントリータイミングや、その次に重要な決済するタイミングを判断する際に、極めて大切となるのが値動きのモメンタム(勢い)だ。

その時々の勢いの有無や強さによって、その後の値動きが上昇しやすいのか、下降しやすいのかを判断するのだ。

ここで一例を挙げよう。

例えば、値動きが短時間に急落した後には、その直後に切り返す(リバウンドする)ことがある。

そのリバウンドのスピードが早く、もし下落分の半値前後まで短時間(数分程度)で戻った場合は、そこでしばらくは横(→)横(→)の値動きになり、最終的には急落を開始したポイントまで戻る場合が多い。

そして、そのポイントあたりで再度、横(→)横(→)のもみ合いを経てから、一気にグーンと上昇することが多い印象だ。

つまり、私がスキャルピングをする際には、値動きのクセやパターンを無意識に記憶にとどめ、その値動きパターンの後には、どのような値動きが続きやすいのかを、常に意識してトレードしているというのが実際のところだ。

このような値動きのクセと言えるようなパターンは、チャートを長時間注視していると自然に気が付くと思う。

例えば、レジスタンスラインをブレイクした時の勢いが強ければ順張りで入ったり、逆に、値動きに勢いがな場合には、逆張りでエントリーするといったことも意識している。

スキャルピングに限らず、FX初心者の大半は、勝ちパターンさえ見つければ、そのトレード手法で未来もずっと勝ち続けられると早合点してしまう。

しかし実際には、為替相場には全く同じ値動きパターンは存在せず、相当な時間をチャート注視に費やさないと、機能している値動きパターンを見つけることは、ほとんど不可能ではないかと感じる。

その意味では、FXには絶対的な必勝法、つまり聖杯は存在しないことを認めて、勝ち続けるためには相場の値動きを検証する努力を、ずっと継続する必要がある。

私も最初から、機能しやすい値動きパターンがすぐにわかるほどの才能はないので、初心者のころには起きている時間のほとんど全てをチャートの注視に費やしたり、FXのことだけを考えて生活していた時期も経験してきた。

数少ない自負としてあるのは、それらの努力や生活が自分にとっては全く苦ではなく、むしろ楽しくて仕方がなかったということだが、FXをはじめて17年になるが、その気持ちは今でも全く変わらない。

私の極めて個人的な意見を、誤解を恐れずに言えば、チャート注視について限界まで努力してはじめて、ようやくスキャルピングのスタートラインに立てるというのが実感である。

言い換えれば、自分の許された時間的制約のなかで、限界まで努力することこそが、FXで勝ち続けるため最低限の条件だと確信している。

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