3.1 人間中心アプローチ
3.2 教育における生成AIの規制
ガイドでは、国レベルから教育機関まで、生成AIを規制していくステップが示されている。
ここまでは国レベルの対応で、以下が教育機関の対応となる。
(補足)ここでのキャパシティcapacityは教員がAIツールを受け入れ、活用していく能力。
3.3 生成AIに関する規制:重要な要素
3.3では、国レベル(3.3.1)から生成AIの提供会社(3.3.2)各団体や組織(3.3.3)、そして個人(3.3.4)がどのような規制を設けるべきかが示されている。
大学などの教育機関は、3.3.3の「団体ユーザー」に含まれる。
UNESCOガイドでは、組織が責任を持って規制しないといけない部分と、個人ユーザーの責任の部分を分けている。
ただ、個人の責任は利用規約を守るように、という指摘と、倫理的に使用しようということが示されるだけである。
機関として生成AIを導入するときに規定を作るのはもちろんだが、日本の大学でよくある、ガイドラインとして「ツールの使用は各自でしっかりやれ」「個人情報のデータ入力は個人の責任」というのがまかり通るのか、いや管理してない大学が悪いとなるのかはまだわからない。