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アジアの純真2023③ KATHMANDU

タメル

3/7(火)、正午過ぎに首都カトマンズ入り。高校生の時に「神々の山嶺」を読んで以来、ずっと訪れてみたかった場所でした。

念願の「バックパッカーの聖地」タメル地区を拠点に、喧騒と猥雑に溢れる街を楽しみ尽くした2日間でした。とにかく歩いていて楽しい街。ちなみに羽生丈二とマロリーのカメラには出会えませんでした笑

タメルをブラブラ

タメルの雑踏を進んでいくと旧王宮のある「ダルバール広場」。

シヴァの化身とされるカール・バイラル像
信楽焼のたぬきに見えてくる

ボダナート広場から宿泊先に戻る道中の「カテシンブーストゥーパ」では初めてのマ二車ぐるぐる体験。

初マ二車


トレッキングマップや山岳書の扱いも充実しているタメル地区。
モーリス・エルゾーグの「アンナプルナ登頂」を英語版で買えたのは素晴らしい思い出でした。

家宝獲得

PRAYERS


3/8(水)。ネパール実質最後の日。早朝から有名な仏教寺院とヒンドゥー寺院を訪れました。
まずはヒンドゥー寺院のパシュパティナート。川沿いの火葬場であり、敬虔な気持ちを呼び起こす煙が立ち上ります。

長渕剛「♪ガンジス」を聴きたくなる光景

続いて仏教寺院ボダナート。地元の人々が祈りを捧げる光景は迫力があり、心の奥底まで響いてくるような感動がありました。

PATAN


朝から寺院を巡った後は少し休憩して夕方にカトマンズの古都パタンへ。

2015年のネパール大地震の影響が未だ残る古い街並みをブラブラしながらカトマンズ最終日を満喫しました。

FLY LIGHT


カトマンズ最終夜


帰路は再びタイ経由で二日間。3/10(金)の早朝に無事新千歳へと帰国しました。

前泊を含めると11泊12日の長い旅が、ようやく終わってしまいました。1ヶ月くらい現地にいた気分になっていたので帰宅当初はかなり放心状態でしたが、荷物を整理して、お土産類を振り分け、家族や友達と旅行中の思い出話なんかをして、ようやく帰国した実感が湧いてきました。一方で、道路に鳴り響くクラクションや二人乗りバイクの光景が恋しくなっている自分もいます笑
この旅で得た友人や経験を財産に、これからも貪欲に海外渡航の経験を積み重ねていきます。
今月末はネパール行が決まる前から温め続けていた屋久島ソロ遠征があるので、体と心を休めつつ準備を進めているところです。
本当に行ってきたんだなーという実感と共に、写真家の故星野道夫さんが著書の中で触れているこの言葉が響いています。

“Life is what happens to you while you are making other plans."
-人生とは何かを計画しているときに起こる別の出来事である-

浪人もありコロナ禍もありどちらかといえば苦しいことが多かった20代前半ですが、偶然の重なりが憧れの地へと赴かせてくれたこの旅をとても貴重なものだと感じています。

My sore throat from Kathmandu has recovered, my body has been completely replaced by Japanese water, my suntan is gone, and my physical memories of Nepal are fading.
But the memories burned into my mind will never be lost.


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