仕事中にマインドフルネスする。つまりは、原稿編集なんです

しばらく遠ざかっていた原稿編集に着手している。これが、げにおもしろい。

原稿を編集するときは、まず読者の顔を思い浮かべる。この人に届くといいな、読んで欲しいな。その文章をきっかけに、何か行動してもらえることがあれば最高だ。

タイトル、小見出し、リード文、本文、アイキャッチ、写真。さまざまな要素を順番に編集していく。これらの要素を部分ごとに最適化しながら、全体の整合性も取っていく。

原稿に集中している間は、それ以外のことは考えない。次の予定も、マルチに進行している別のタスクも、僕宛のお知らせも、全部かたわらに置いておく。

ほかのことを見ない勇気。

1時間原稿の編集をすると決めた時点で、ほかの仕事は全部断つ。編集用の時間は、編集にしか使わない。決めて断つことは、やると決めた目の前の物事への優先度をあげることと等しい。

こうやって原稿を編集していると、目の前の原稿だけに集中できる。いまここにある原稿にだけ、深く、深く潜り込んでいける。

この感覚は、なにかと似ている。今ここだけに集中して、今現在だけに意識を払う。過去も未来も考えない。

あ、マインドフルネスな状態だ。

この時間を経ると、完成した原稿が目の前にあらわれる。同時に、タスクは1つ消えてしまったことになる。

マルチタスクを進めるコツは、GTDだ。1つの仕事にすぐに取り掛かることであり、ほかの仕事を一時的にあきらめることを意味する。

今年に入ってから、仕事においてまとまった時間が取れなくなった。細切れの時間で、いろんな仕事をただただ打ち返す。

このやり方は一時的には有効かもしれないが、永続性がない。常に何かに追われていると感じる。これでは脆い。常に複数の物事が頭にある状態は、仕事のパフォーマンスに少なからず影響する。

モヤモヤした状態を取り除くには、僕の場合、マインドフルネスが合う。今ここだけに集中して、それ以外の物事をシャットダウンする。サウナと水風呂にハマってしまったのは、空っぽの時間を作るため。

細切れの時間しか得られないならば、自分の手で、意図的にまとまった時間を先に確保するしかない。頭の中を空っぽにしたいなら、空っぽにするための儀式や所作が必要だ。

それが、原稿編集でもできてしまうことに気づいた。

いままでは、仕事以外でマインドフルネスの時間を確保しようと躍起になっていた。でも、実は仕事の中でもそれができてしまうことに気づいた。

10年以上原稿の編集と向き合ってきたが、まだまだ発見は尽きない。

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藤村 能光

内省しよう。考える、書く

自分を取り戻すために考え、書いて、言葉にする。誰にとってもたいせつな、内省のことをまとめます。
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