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チョリソ再び(2)

冷蔵庫に寝かせること5日間、ニンニクの匂いがはびこる庫内は本日終焉を迎えました。昨日は2月に稀に見るほどの暖かさだったので、明日雪になるという噂の本日、無事にチョリソを詰めたことをここに報告いたします。

pancetaと肩ロースをしっかりと混ぜて、熟成させたことで味に深みがありそうな予感がしました。何箇所かつまんでちょっと焼いて食べてみました。

うん、うまい。

程よく脂も感じられ、なんとかジューシーになりそう。さて詰めますかねー。

前に調達したミンサーはフランクフルトの充填機能も兼ね備えていたという優れもの。お皿にある小さいやつは実は手詰めのものなのですが、肉が硬いのと握力が持って行かれたため、敢え無く断念。こっちの方が二度練りがないのでより粗挽き感が楽しめますが、今回はニューギアの性能とやらを見せてもらおうかと思いました。

このマシンでやると疲れないのがいいですね。時間は手詰めと同じくらいかかりそうですが、詰める力が圧倒的に違うので助かります。二度練りされるので若干滑らかに仕上がってしまうのが吉兆分かれるところ。これは食べてみてから判断します。

6本くらいできました。ミンサーに慣れてきたらもう少し綺麗に詰められるかも。これは積み重ねですわ。これを2週間くらい干して完了かな。待ち遠しいです。

なので、余ったお肉で味見がてらのスパゲティ。

チョリソと言いながら中身はpancetaがいるので、結構パスタの具としては正解かも。玉ねぎ、キノコを入れて白ワインで軽く煮込む。ゆでたてのスパゲティをあえて軽くあおって出来上がり。

チョリソの脂がしっかり乳化してなかなかのソースに仕上がりました。思ったよりあっさり軽め。塩加減少なめが功を奏したか。また作ってもいいですが、チョリソの余りというところがポイントだったら、これは永久的にまかないメニュー。偶然の産物ということで年に数回のお披露目となります。

次回はまたシードルで煮たり、レンテハにして定点観測してみます。

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