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これから頑張りたいことの話 仕事編

ここ数日、#noteEXPO で勝手に盛り上がっている私ですが、ふと考えたときに私にはみんなが持っているような夢はないのかもしれないことに気がついた。
なんというか、みんなの夢がキラキラして素敵なものに見える。
もちろん、夢を叶えるまでの道のりは人それぞれ険しいものかもしれないのだけど。
私の中で夢を見つけられない理由は簡単。
現状で手一杯だから。
去年と今年と転機の春が続き、目の前にあることをこなして毎日をすごしている。
でもきっとそれは悪いことではなくて、今はそういう時期なのだと。
この時期が過ぎたらまた何かやりたいこと、夢が出てくるのかもしれない。
なので、今回のnoteEXPOでは今、これから頑張りたいことを文字化して自分の中に落としこむことに。
きっと私のように現状を必死に生きている方もいっぱいいると思う。
そんな方も含めて、長くなりますがお付き合いいただければ幸いです♡

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現状として

この春から訪問看護ステーションで勤務することになった。
今までは総合病院でしか勤務経験がない。
療養の場から在宅での看護ケアの提供ということで、看護経験のパラダイムシフトを求められることになった。

総合病院で働くということ

病院はその箱の中で完結する

病院は療養の場であり、患者が治療目的に来院する。
当然そこには医師がいて、治療を行い、看護師は医師の指示のもと診療の補助を行う。
総合病院には療法士(理学療法士や言語療法士など)や薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、医療事務等のコメディカルが多く働いている。
度々カンファレンスを開き、患者の治療状況について相談し様々な方針を考えていく。
急変や心配事があれば、必ず医師がいたし、看護師もいるため一人で悩むことは多くない。
一人で抱えず、他者と共有して支援を受けながら仕事をできる。
そして患者が退院できるように努めていく。


訪問看護ステーションで働くということ

訪問看護ステーションで働くということは訪問看護師として働くということ。

訪問という名の通り、利用者の生活の場に出向いていき看護を提供する。

主治医から訪問看護指示書が出て、それに基づいて看護計画を立案する。
その計画、目標を達成するために必要な看護ケアを行う。

働き始めてまだ半月であるが、病院で働くこととのギャップを感じ始めている。

まずは、基本的に一人で訪問するということだ。
ということは、様々なことを自分一人で判断しなければならないということだ。
これは非常に責任重大である。
特に変わりがなければ良いのだが、体調が悪化していたり、訴えがあったときに経過観察とするか受診を勧めるか。
急変なんて時には家族や施設のスタッフの前で慌てふためいたら目もあてられない。
テンパっても冷静を装って対応していく必要がある。
今はまだ先輩の訪問に同行させてもらっているだけだが、一人で訪問することになれば大きな不安がうまれるに違いない。
先輩方に相談しながら少しずつ慣れていくしかないなぁ。

また、物品一つにしても病院であれば基本的に必要物品が揃っており不自由なくケアができる。しかし在宅という場は利用者さんの家だったり施設だったりするので、ケアに使いたい物品が全て揃っているわけではない。シャワーボトルの代わりにペットボトルのキャップに穴を開けたものを使うなど、そのお宅にある物を工夫して使っていく。
また、それらの物品は利用者が実費で購入しているものなので無駄遣いしないように意識する必要がある。
もちろん病院でもコスト面を意識するのだけど、在宅では一層の注意が必要だろう。

良いことももちろんある。
訪問した時間を全てその利用者のためだけに使えるということ。
病院ではもう少し患者と話したいなと思っていても、別の患者からナースコールが来たり、オペ出しやら検査介助やらと時間に追われてゆっくり関わることができない。
検温や清潔ケアにしても、複数の患者を受け持つので流れ作業のようになってしまうことも否めない(もちろんそれが良しなわけではなくて、みんなそれを嫌だと思いながらも目の前の業務をこなすことで精一杯なのだ)。
これが訪問看護だと、30分や60分と決められた時間だが一人の利用者と向き合って関わることができる。
これは、看護師としては大きな魅力ではないだろうか


患者・利用者視点を考える

病院は療養の場であるが、在宅は生活の場である。
利用者の生活の場に我々が踏み込んでいく。

病院であれば、起床〜消灯まで病院の流れに沿って過ごすが、在宅では利用者の生活の流れに沿って看護を提供する。
訪問時にそのことを意識する必要がある。

さらに、病院であれば身の回りのことに看護師が手出しをすることも多いが(退院を見据えると良くはないのかもだけど)、在宅では基本的に自分のことは自分で行ってもらうことも考えなければならない。
訪問看護師がいる時間は限られており、毎日行くわけではないため、看護師がいない時間帯は利用者が自分たちで生活していく。
そのことを考えて、看護師がどこまで手をかけて良いのか見極めて行くことが求められる。

まとめと今後の目標

まだまだ書き足りないのだが、肝心の頑張りたいことを書けていない。

当面の目標は、先輩の訪問の同行時に多くのことを吸収すること。
そして、利用者やその家族との関係性を築くこと。

あとは、頑張りすぎるクセがあるので、頑張りすぎない程度に頑張ること。
そして、仕事を楽しめるようになりたい。

まずはそのくらいで。


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