私は安倍総理と同じ難病
潰瘍性大腸炎です。

1000人に1人の割合で存在する
難病の中では患者数が一番多い病気。

昨年の冬に発覚しましたが、
まだ軽症な部類なので、元気です＾＾

ただ軽症ですが
普段から下血が出て、疲れやすく
ストレスや疲労が溜まると悪化します。

仲のいい先輩にも1人同じ病気の方がいましたが、
その方は重症で入院を繰り返していました。

今のところ治る術はない病気です。
一生付き合っていかなければならないものです。

けど、これって言わなければ、
知らなければわからないことです。

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昨日の夜、
友人がTwitter上で総理に向けられた
ある言葉に対してこう書いていました。
「病を抱えながら生きていくこと、
そしてその状態で責任ある立場につくこと、
それを『危機管理能力のない人物』と言われる
世の中は生きづらいなぁ。」
という言葉。
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私も昨日の会見で総理に向かって
『治療をしながら続ける判断はなかったのですか？』
といった内容を投げかけられていることに
本当に本当に心が痛みました。

あたりどころがない世の中、
どうしても的になってしまう存在であることは
仕方がないかもしれない。

人にはそれぞれ見えない何かがある。
初見じゃもちろんわからなくて、
仲が良くても知らないことがある。
言わなければわからない。知らないもの。

今回の件で、
世の中は本当に寂しいなと思ってしまった。
少なくとも総理は14年前の時点で
この病気は発覚していたのだから
知らなかった訳ではないですもんね。

辞める勇気ってとてつもないストレスで
パワーのいること。
それでも今、それを選んだこと。

過去最長の任期年数で、
いろんなことがあった昨今に
ずっとトップで走り続けた人に
いろんな想いはあるかもしれないけれど、
まずはお疲れ様と言ってあげられる
世の中であって欲しい、
そうニュースをみて感じました。

今回のことに関わらず思うのですが、
思ったことを口にすることももちろん大事。
だけれど、マイナスの言葉には
本当に重い、鉛のようなパワーがあること。

否定するのは簡単だけど、
口にする前に少し考えたい。
本当にそうなのか、これを口に出していいのか。
大事なことなら尚更。

そして、知らないから、は
本当に知らないのか。
知ろうとしていないのか。

知らなかったから、
という言葉には怖さがあります。
無知ほど怖いものはない。
私はそう思います。

これはあくまで私個人の考えですが、
ただ、安倍さんにはゆっくり
休んでもらいたいなと思います。