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zoom韻 砂紋

初投稿です よろしくお願いします

自分はAmazonで約6000で購入しました

カラー展開は白鼠 藍鼠の2色展開で自分は白鼠を選びました

スペック         定価 ¥11000(税込)
全長 133mm  最大径18mm  重量32g
ボール径0.5mm    水性顔料インク
ネジキャップ式     アルマイト仕上げ
2018年  レットドット賞受賞

zoom韻オリジナルの化粧箱もかなり気合いが入っている

 枯山水をモチーフにデザインされており和風なペンとなっています
このペンは後端が太くなっており自立させることができ、自立する佇まいは得も言われぬ美しさと風格で他のzoomシリーズとは違った異質さを感じさせます

zoom韻 砂紋は無垢アルミの削り出しボディとなっておりボディの凹凸は機械で一筋一筋丁寧に掘削されています

サラサラとザラザラの中間の触り心地です
この凹凸の模様が枯山水のうねり模様”砂紋”を表現しています
アルマイト加工が施されており光が反射することによって鈍く光り和の雰囲気を演出しています

クリップは削り出しの可動式となっており寸法もキツすぎないので擦れる感覚も無くスムーズに動作します

エッジの効いたクリップが全体を引き締めていますね

憶測ですが焼付塗装が施されていると思います
口金は黒の艶出し塗装

ネジキャップ式となっており約270°回転すると外せます

慣れれば一捻りで外せます

ネジキャップ式のペンは砂紋が初めてなので実際には分からないのですが他のネジキャップ式のペンと比べると少ない回転数で取り外しができるのではないでしょうか 

口金 ネジ山どちらも金属でできており耐久性も優れています

ネジ山がガンメタルなのがかっこいい
艶出し塗装なので一見樹脂に見えるんですが口金単体で持った時の重さ 口金のネジ山から露出する金属光沢 軽く叩いた時に発生する振動音から金属だと考察しました

恐らく真鍮が使われていると思います

口金の加工精度はかなり高くブレが一切ありません 更に本体軸がリフィル後端をスプリングで押し込んでガッチリ固定してくれるので抜群の安定があります

リフィルの互換性が無いのが玉に瑕
グリップ部ははっきりした明細がないので正直分かりません

ネジ山を横溝のグリップと見立てて使うことは一応できます先端の艶ありの口金が絶望的に滑るのでネジ山のところを握るか本体軸の凹凸部を握る方をオススメします

キャップの出し入れによる擦れで塗装ハゲが予想されるので口金をマット塗装にしなかったのは正解だと思います

個人的にはヘアライン加工がされていればいいなと思いました

キャップポスト時

キャップポストをすると当たり前ですがかなり長くなり取り回しがしずらくなります


軸の形状の都合上ネジでポストするのではなく後端に掘ってある溝にキャップの端を差し込んでポストする形になります

この時のクリック感が心地よいです

ただロゴがキャップに印刷されているので何度もポストをすると擦れてロゴが消えてしまいます

キャップポストは控えた方が良いと思います


珍しくzoomシリーズなのにzoomのロゴが入っていませんでした 

自分の所持しているzoomシリーズでL104/505mpもzoomのロゴが入ってませんでした

デザインを優先した結果zoomのロゴは省いたんですかね

zoomL102mpは剥げてZ  omになってしまった

zoomL105mp zoom102mp/fm zoom505Meta
zoom505fm zoom707mpにはzoomのロゴが印刷されています

個人的には何とかしてzoomのロゴを入れて欲しかったところです

水性顔料インクなのでかなり濃くはっきり写りますインクフローもかなりいいです
スラスラと書けます

重心位置が自分の手の支点に近い位置にあるので取り回しがしやすいです

キャップポストをした状態だと重みが増してペン先の精度と相まって剛性感のある書き心地になりました

個人的には柔らかい下敷きを敷いて筆記した時がインクフローが良くストレスなく書けました 

書きやすさは主に重量  重心位置  グリップ力
グリップ面積  軸の太さ ペン先の視界によって構成されていると考えられます

書き心地 書き味はインクフロー(bp/fm/fp)  ペン先の精度  筆記振動   芯の硬度(mp) で決まると思います 

そして両方に影響している要素として  重心位置 筆記振動だと自分は考えます

これらを踏まえた上で独断と偏見で評価していきます

・書きやすさ
まず普通に書きやすいですね重心位置が自分の手に合っていました

・書き心地/書き味
書き心地 書き味はインクフローがよくスラスラと軽快な筆記ができました

・品質
品質はかなりいいですね 加工精度の高さ軸表面とクリップの触り心地が心地よいですし 
れれ

・使いやすさ
使いやすさについては最大径が18mmもありペンホルダーに入れにくいです

リフィルの互換性がないというのも痛いですね
インクのクオリティは申し分ないのですが
やはりエナージェルに比べると劣る部分があるので少し残念ですね

使う筆箱を選ぶと思いますしペン自体高価なので外で使うのには抵抗感があると思います

実用ポジションという立ち位置にはならないなと率直に思いました

・コストパフォーマンス
コスパは悪いですね

1万超えるペンにコスパを求めるのは如何なものかと思いますが
そもそもzoomシリーズはデザインがメインでありペンとしての機能は二の次だと考えてます

ここまでペンとしての機能が果たせたなら上出来です

このペンを見てデザインに魅力を感じなかったら買わない方がいいと思います

個人的には大好きなデザインなので買って良かったと思っています 

 長くなってしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございます
気が向いたらまた投稿します








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