全豪で錦織が逆転勝利

サッカー日本代表がサウジアラビアの猛攻に耐えていた頃、メルボルンで錦織は2セットダウンから追いついた。しかし、5セットのタイブレーク5-8。第5セットはタイブレークが10までの為、首の皮1枚繋がっている状態。ここから5連続得点して5時間の戦いを制してBest8進出。サッカー日本代表もサウジアラビアの猛攻に耐えBest8進出。サッカー日本代表の次戦の相手はベトナム。格下の相手なのでメンバー変更ができる。錦織の次戦は、ナンバーワンのジョコビッチ。錦織が世界のトップで戦っているのだ。サッカー日本代表はまだまだ世界のトップで戦っているとはいえないだろう。親善試合で活躍したヤングジャパンだったが、予想通りアジアの戦いでは結果を出せない。

日本人が厳しい戦いをしているスタジアムは空席が目立つというより閑散としている。WCであれだけ活躍しても、目の肥えたサッカーファンにスタジアムまでこさせる力はまだない。元日本代表の監督が「WCが終わるたびに全てがリセットされ引き継ぎがない」とNHKの番組で言っていた。森保監督はドーハの悲劇の時、ピッチに立っていた一人である。したがって、今回の代表では引き継ぎがなされていないとは言えないだろう。ドーハの悲劇のことを思えば、今日のサウジアラビア戦など経験値があがったとは言えない。

錦織の今回の大逆転勝利は、復活の兆しのような気がする。サッカー日本代表も結果を出したが、錦織に軍配をあげよう。


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