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こども食堂は地域創出へ

まずは足で稼ぐ‼

お金は一体どこから出るの?!

今年度から代表になった私。
とにかく資金面が通年の課題事項であった。
どこからお金が出るのか、正直あまりよく分かっていなかった。

その時に協力してくれていたのが、市社協✨
ここからの支えがなければ、これからの活動はより厳しいものになったかもしれないと思うと、感謝の気持ちでいっぱいだ‼

今年度に入ってから、とにかくできるだけ足を運んで話を聞きに行った。
市役所や市社協、それだけではなく他の団体にも聞きに回った。

今回のことで思ったのは、行政とは仲良くしておく必要はあるが、我々民間活動に対しての支出は極限に狭められているということだ。

使いにくいお金はどうするの??

基本的に私たちの活動はボランティアの方々に支えられている。
食材は寄付や提供もあるが、まずはボランティアの方々が手分けして買ってくださり、それを後日返金するのが一般的。
中には企業さんとくっつきながら一緒にやっているところもあるが、私たちの団体は発足してから今年で4年目――まだまだひよっこでそこまで至らないのが現状だ💦

行政のお金を‼ と当初は考えていた。
とにかく運営していく上では、お金が第一に必要だ。
行政からなら、取りやすいのかなぁなんて甘い考えだった……甘くない😢

市のお金はあくまで補助金で、年度末に支給される。
しかも補助対象額の2分の1であり、上限は10万円そこそこ……。

団体での通帳を作っていないため、そこから必要となれば時間がかかる‼
しかも「面倒くさい‼」が勝ってしまう💦

ボランティアに来てくださる方々は、ご高齢の方が多い。
もし私が代表を離れて、ご高齢の方が代表に就いたら??
本当の意味での持続可能な団体にすることができるのだろうか??

億劫になることは続かない……

億劫になるようなことになれば、団体自体がなくなってしまうことも最悪考えられる。
だから、なるべくやりやすい方法を模索することにした。

そこで話を聞いてくれたのが市社協✨

市社協のお金や他の団体の助成金等を調べてもらい、まとめてもらった。
やっぱり思ったことは「面倒くさいぃぃっ‼」の一言。
最終的には、地区社協のお金を使って運営していくことに決めた。
結局は地域に還していく活動だと考えているため。

使いやすい財源となってくれたら、どれだけ嬉しいか😢
私たち民間団体とのヒアリングの機会等あれば嬉しいのだが……。
(私が知らないだけかもしれないが……)

たった数百円であっても、お金はお金……
行政からのお金は支出がちょろちょろしか滴り落ちない……

地域創出への足掛かり

とは言っても行政とは仲良く、仲良く

そうはいっても、その市で運営していくためには、仲良くせざるを得ない。
今年度は、新たな取り組みも始めていく予定である。
目玉は、地域のボランティアさんのやる気の向上と人員確保‼

ボランティアの方々は何人いてくれてもいいものだ。
それだけ、地域の子どもや地域の人々に関わっている人を増やすからだ。
そのために始めるのは「ささえあいポイント」の活用✨

30分のボランティア活動につき1ポイント、スタンプを押すサービス。
それは後に換金することができる(換金以外にも寄附等も可能)。
また、ささえあいポイントをやっている団体として行政のHPにも載るとのことなので、より広くボランティアの方々が来てくれるかもしれない。

活動内容としては、高齢者サロン活動や高齢者への配食が条件となる。
私たちのところは、こども食堂を謳ってはいるが、地域の居場所づくりも視野に入れており、ご高齢の方が来られるケースもあれば、ボランティアの方が食事を届ける場合もある。
こうした草の根の活動が、少しずつ実を結びつつあることに喜びを感じる。

私たちの活動は……

以前どこかにも書いた気がするが、私たちの活動の最終目標は「なくす」ことである。
必要性があるから、共に活動をしていく仲間をつくっている。
それが代わりに行政がやってくれたら。
あるいは、地域全体に良いお節介が広まれば。
私たちの活動は最終的に必要なくなる。

その最終目標に向かって、やれるだけのことはやりたいと思っている。
少しずつ、半歩半歩だが、共に支えてくれる人々のために頑張っていこうと思うし、読んでくださった皆様も、共に歩んでもらいたい。

地域のためにどんなことができるのか、考えるきっかけになる良書の一冊

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