花菱撫子が好きだ。

静かにしていると清楚に見える貴女が好きだ。
どうしようもなくオタクな貴女が好きだ。
好きな話をするときに早口になってしまう貴女が好きだ。
しっかり出来るのに、ついついボケたがる貴女が好きだ。
気付いたら皆の中心に居る貴女が好きだ。
楽しそうにゲームをして、大人げない貴女が好きだ。
大人っぽいかと思いきや、誰よりも純粋に色んなことを楽しむ貴女が好きだ。
ダンスが苦手でも沢山頑張ってレッスンをした貴女が好きだ。

ジェムカンを愛して、ジェムカンに居てくれた貴女が好きだ。
Twitterで遊んで楽しそうにしている貴女が好きだ。
MATULIPでいつの間にかいじられている貴女が好きだ。
アイドルなのかなって多分自分で思いながらも、少し冗談めかしてアイドルとしての姿を見せてくれた貴女が好きだ。

きっと突然だったかも知れないし、沢山悩んだかも知れないけど、しっかりと言葉にして伝えてくれた貴女が、好きだ。
決断する直前まで皆でずっとずっと先に進もうとしてくれていた貴女が、好きだ。

貴女には本当に感謝しているんですよ。
俺がジェムカンに出会ったニコニコ超会議のあの日、ライブのチケットを取るか迷っていたあの日。
貴女が背中を押してくれなければ。
絶対にライブに行っていなかったって確信があるよ。
ほんの数日の内にMagicBoxの全通を決めたこと、今でも全く後悔してないよ。

1月のファンミーティングでそれは伝えたけど、何も知らなかった自分は5月10日の2ndライブも絶対に行くって言って、5,1,0のポーズで写真を撮っちゃってさ。
少し後悔してるんだ。もっともっと言えたことあるんじゃないかって。
沢山好きなこともっと伝えたら良かったって。
オタク同士で、距離が近いからかいつでも言えるって、思ってたんだ。

去年春からだから、貴女のデビューからは観られてないし、沢山大変なこともあったって、後々知った。
それでもさ、色んな出会いを果たしてGEMS COMPANYの11人目としてデビューしたのは貴女しか居ないから。
MATULIPの白担当は貴女しか居ないんだよ。

もっと、MATULIPで楽しそうにする貴女が見たかった。
少しずつアイドルとして成長する貴女が見たかった。
声のお仕事で活躍する貴女が見たかった。
ジェムカンの厄介オタクとして、時々面倒にされながらも愛される貴女が見たかった。

でも、引き止められないよ。
家庭の事情って、どうしようもないもん。
もし、もしも。戻ってこれる時が来たなら、いつでも戻ってきて欲しいって思うよ。
その時ジェムカンの11番目は絶対にあるから。

何か不思議なんだけど、貴女とはライブで会える気がするんだ。
だから寂しくないと言ったらそれは嘘なんだけど。
ジェムカンの中でも「俺達」って感じがした貴女だから、先へ進んでいくジェムカンをきっと一緒に、同じライブ会場で見ているんじゃないかって思う。

なんかしんみりしちゃってごめんなさい。
でも書き残して置きたかったんだ。
ファンレターも書こうって思うけど、書けるか分からないし、もしかしたら貴女に届かないかも知れないなんて思っちゃって。

これから先、貴女がどんな道を歩むのか自分には分からない。
でも、貴女に背中を押されて救われたから。
ずっとずっと貴女の幸せを祈っているよ。
花菱撫子、なでりん、いや、やっぱ撫さんかな。大好きだよ。