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あの日見た夢の続きを、また見る為に

少し前までアイドルなんて全く分からず、ライブもまともに行ったこと無かったオタクが、アイドルライブの全通(公演に全部通う)を決めたお話。
ここ二ヶ月で価値観がぶち壊されたので、そんな視点から文章を書いて行きたいなと思います。

前日譚のような何か。先日書いたやつです。
ニコニコ超会議でGEMS COMPANYを知って、アイドルライブに行く事を決めたオタクの話になります。

超会議のあの日から二ヶ月

GEMS COMPANYのライブ「MagicBox」が開幕する6/28まで超会議の4/27からは約二ヶ月。
二ヶ月しかない、あるいは二ヶ月もある
彼女達を知る為にはあまりにも短く、ライブが待ち遠しい気持ちからするとあまりにも長く。どちらにも思える今までで最も短くて長い二ヶ月だったと思います。

元々箱推し気質だった私が、超会議を終えてから真っ先にしたのは専用のTwitterアカウントを作り、メンバーを全員フォローしてYoutubeチャンネルを全て登録することでした。
これまでは仕方なくても、これからは見逃せないと思ったからです。
そこから全員の自己紹介動画や、Vジャンプチャンネルに一文字マヤことマヤたそが出演した際のメンバー紹介の動画を見ていきました。

実際こんな再生リストを作って順に見て行ったりなど。第一印象で、こんな子なんだな、イメージ通り or 意外とイメージと違うとか思ったりしながら徐々に知って行きました。

その後はグループ内ユニット毎にも曲があることを聞いていたので、公式チャンネルの5つのユニット曲と1つの全員曲を聞いたり。
全ての曲が聞けば聞くほど良い曲でこんなオリジナル曲が眠っていたのか!!と驚きながら、毎日聞いたり観たりしていました。

公式さんの再生リストにMVがまとまってます。

また、超会議の日4/27の夜にライブのチケットが販売開始されることを超会議のステージで告知されて行くことを決めた為、チケット取りに慣れない私はファンに助けられながら慌てて取ったのを覚えています。
「電子チケット!?どこサイトだ・・・何時だ、どうやってやるんだ!?」
戸惑いながら一人言の様にTwitterに呟いたツイートが、ファンの方の目に留まってリプライで助けて貰ったのは、今でも感謝してもし切れないです。
当初は元々少し知っていた水科葵ことみずしーが所属するユニットがMCを務める回だけしか取っていませんでした。
ですが、メンバー全員を少しでも知り、曲を知り、良さを追う程に

「一回だけじゃ超会議と同じで衝撃のまま終わっちゃうかも…。」

という気持ちが強まってきて、お金等の問題は全て未来の自分にぶん投げて他4回のチケットも購入しました。いわゆる全通です。

そこから先は、アーカイブを過去から追いながらMVを観る毎日。知っていく内に彼女達は最初からアイドルではなく、Youtubeで配信をしていた普通の女の子だったことが分かりました。

活動開始時期もバラバラ、配信や動画の内容も様々。
各々が得意な事、ファンとやって見たい事をしながらファンとの関係を構築していく彼女達。
後追いの自分としては、アイドルである彼女達のアイドルではない頃が見れている。という奇妙な感覚で、メンバー皆が歌や踊りだけでは伝わりきらない、キラリと光る魅力があるのを感じていました。
あと皆めちゃくちゃ可愛いですし面白いです。

そんな彼女達を追っていくと、ある日の配信で同じ時間に珠根うた星菜日向夏が同じ見た目のカラオケに居合わせたことで、聡い視聴者が「もしかして?」とコメントをしたところ、二人は思わぬ出会いを果たす事に。

徐々に様々な偶然を重ねて出会い、仲良くなっていく彼女達。
そうしてメンバーの個性や、関係性の成り立ちを知っていくほどに
「こんな子達がこの曲をアイドルとして歌って踊っているんだ…!」
と自分の中のユニット曲の意味や感じ方が変わって行きました。
また、ユニット曲の感じ方が変われば、気付かなかったメンバーの良さに気付いたり、逆も然り。そうやって相乗効果でどんどん熱が高まっていったことを覚えています。

そして、追うアーカイブの日付は2018/08/18に。
そんな彼女達がGEMS COMPANYとして同じアイドルグループに

8/18結成当初は11人ですが、結成したとほぼ同じ時期に新メンバー募集をかけて、後日桃丸ねくとが加わり12人となります。

後追いでもうアイドルになることを知っていた身でも、彼女達は突然アイドルとしてデビューしたのではなく、個人の活動があって積み重ねがあってアイドルになったことがとてもアツくて、当時のファンの胸中を推し量るだけでも涙が出ました。
何というか、その時に自然と
「GEMS COMPANYがこの12人で良かった。」
と思って、そう思うと同時にハッと、いつのまにかめちゃくちゃ彼女達を応援している事に自分で気付かされました。

アイドルやVTuberの界隈ではオススメしたいくらい好きなメンバーを推しと呼ぶ文化があります。私は念押しの様に箱推し気質だと言っていましたが、12人それぞれが可愛くて面白くてカッコ良くて応援したい気持ちが強くて、やっぱり箱推しになっていました。

でも「良かった。」と何かが終わるんじゃなくて、ここから始まるんだなと思ってライブが俄然楽しみになったのも覚えています。

ライブの準備を進めていくメンバーと、ファン達

二ヶ月先のライブに向けて彼女達は、日々ダンスレッスンやボイストレーニングに励みながら、流石に頻度は減るものの動画の撮影や配信活動等を続け、更には平行してライブグッズへサインを書いてくれたり。そんな様子をTwitterで報告してくれつつ準備を進めて行きました。
時々、ライブに対しての熱意や少しの不安を話しながら。

そんな中ファンは、アイドルのライブが初めてなファンが私を含め多かったものの、様々な不安をファン同士で情報共有・拡散しながら助け合い、準備を進めていたのが凄く印象的でした。
キンブレ(ペンライトの一種)の推し色調整を皆で試行錯誤したり、物販のグッズの保管方法や買う際のお金の準備、初夏になるので熱中症対策や暑さ対策を広めたり、遠征するファン同士は宿の情報を共有したり、各々ライブを盛り上げるグッズや服装を準備したり。

散らばる情報をnote記事にまとめて下さったファンの方も居ました。

私は、チケットを取る際など最初の頃からファンの方々に助けられて居たので少しでも恩返しになれば、とキンブレの推し色調整したもののQRコードをTwitterで流したり、他にも同じことをしているファンの方の情報を集めて困っているファンに共有したりしていました。

また、ライブ当日を楽しむ為に一つの道標として、メンバーである城乃柚希花菱撫子の二人が、演目に含まれる楽曲のコール講座の動画を毎週投稿してくれました。

丁寧にまとめられている記事がこちらになります。
MIXと呼ばれる物についての意味は、初心者の私には分からなかったのですが、ペンライトの振り方やちょっとした掛け声の入れ方はとても勉強になりました。
楽しみ方はそれぞれですが、こんなのもあるんだよ!と道標を立ててくれたおかげで、当日の戸惑いが少なかったのは事実です。
(MIX=タイガー、ファイヤー、サイバー...みたいな感じのです)

この様にメンバーがそれぞれ頑張りながらファンへと目線を向けてくれたり、ファン同士で助け合いながら準備をする二ヶ月は、とあるファンの方の言葉をお借りすると、

MagicBoxは学園祭。撫さんだけじゃない。
一部のファンにとっても、きっと遅れてきた青春だ。

という言葉がとてもしっくりハマる様な、日を追う毎にわくわくしながら本番へ向けてちょっぴり緊張がある、そんな楽しい二ヶ月でした。

最後に

あの日見つけた原石達の見せてくれた夢。
その夢の続きを見る為に私が動いた結果、どんどんジェムカンというアイドルの沼にハマっていった二ヶ月の話はここまでになります。
乱雑な文章だったと思いますが、お読み頂いた方ありがとうございます。
ライブ本編については別記事で書かせて頂こうと思います。

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