某企業のエントリーシートを5時間ほどかけて何とか書き終えた。



あと5分で締め切りだ、早く添付して送らなければ、、、


ちゃんとPDFに変換してメールに添付して、、よし59分！！
ギリギリで間に合ったあー！！！
いやあもう間に合わないと思ってたけど何とかいけたな、我ながら頑張った。


これ以上はないぐらいの内容だし、これで落ちたら仕方がないだろう。


タバコでも吸うか！

ふぅ、頑張ったし、ゴロゴロしよう！




5分後、

見覚えのない番号から電話が、、
これはまさかおれのエントリーシートが良過ぎて、一瞬で書類審査通ったのでは！？


意気揚々と電話にでる。



もしもし、こちら株式会社〜〜ですが、


ん？

どこだそれ？？



何で今電話かけてきたんだろう？




もう一度会社名を聞く。


株式会社〜〜と申します。




あ！何年か前に登録した派遣会社だ！
「どうかしましたか？」と聞く。




「ガッこ様の履歴書のようなものが送られてきたのですが、、」


え、(この時、確かに時が止まっていた)



ん？、



ハッ、、、ここで気づく



メールアドレスを間違えて、全く違う会社にエントリーシートを送ってしまったことに。





(._.)





とりあえず、間違って送ってしまったことを謝り、電話を切ることに。



状況が理解できないまま、目頭が熱くなってくるのを感じる。

男は泣いた。しくしく泣いた。
あまりの結末に感情がグチャグチャになる。


もちろん、もう締め切りの17時はゆうに過ぎている。終わった、



今までその会社に入るために頑張ってきたすべての時間が走馬灯のように頭をよぎる。

自分のポンコツさにさすがに泣けてくる。情けない、情けなすぎるよお前、、



ｸｿｶﾞｱｱｱｱｱｱｱｱ
(声にならない悲痛な叫び)




そのあと、こんなに頑張って書いたエントリーシートに居た堪れなくなり、本来の会社に添付して「このエントリーシートを成仏させて下さい」と文章を添えてメールを送った。


時間管理と準備力、これ以上に大事なことはないのではなかろうか。