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町へは出れないが、書を捨てよう<1巻>

突然ですが皆さん本はお好きですか。

僕は結構好き、なハズです。


なぜ、”ハズ”なのかというと、冒頭の写真に写っている本
たぶん、半分も読んでいないからです。

そう、僕は積ん読野郎なのです。

仕事の資料に必要だったり、SNSで話題の本を見かけると
喜々として本屋・ネットにアクセスするのですが
流れで気になった本をついで買いしてしまった顛末がコレです。

ちなみにこれ、ホンの一部。


本だけに←そろそろ吊ってもいいよ、首をね。


お目汚し失礼。

さすがににっちもさっちもいかなくなったのと
己の方向性を見つめる1か月の総決算とばかりに
何とかすることにしました。

そう。

悪・即・斬


もとい

断・捨・離


ですね(逢田くんノッテるな~


で、キチンと本とお別れをするためにキチンと読むことにしたんですが

チキンなあたしゃ、またいつこの決意から逃げて積み出すかわからんので

どうせなら読書記録noteにしてやろうと思ったんだからねっ!

というわけで、読んだのはこの本です。

Amazonとかショップ系のリンク張るとなんだかな、という感じだったので
せっかくだから著者の方が書いた記事をリンクしてやったぜ。

印南敦史『遅読家のための読書術』
(ダイヤモンド社)


ほんとはね、前回までのライターの学校案件に至ったきっかけの本
「取材・執筆・推敲」をまず紹介せーよ、って話なんですがね。

ダイヤモンド社さんにはいい本がいっぱいあっから!!

積ん読解消のためには、まず本を読むための本を読もうというわけです。


で、どんな本?

一言でいえば「本を読むためのガイダンス本」

タイトルの通り遅読家、つまり本を読むスピードが遅い方でも
”どうすれば楽しく、読書量を増やせるか”ということに焦点を当て
読書の楽しさを再発見するための方法を紹介しています。

ただ、巷によくある「速読」のような読む速度を上げるテクニックではなく
「フロー・リーディング」という、本への向き合い方について
言及されています。「本を読むためのマッピングの仕方」を中心に解説しているような感じで、そこがガイダンスに近いかなと思います。

現に、著者の印南さんはご自身も認める遅読家でありながら
年間700冊(発行時2016年の時点)という読書量を誇る書評家で
書評ライター業の延長線上で磨かれた技術とともに
ただ知識を得るだけでない、本に対してのワクワク感を取り戻す方法として
様々な方法ご紹介しています。

もし”本は好きなのに読むのが苦痛かも”と思ったら
手に取ってみてはいかがでしょうか。
(なお、この本はお気に入りなので多分手放しません)


明日は、スティーヴン・キング『書くことについて』

をご紹介します。(あーあ、言っちゃった)

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