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【今月のトークテーマ】「自分に刺さるポイント」を見つける【伊藤ガブリエル】

あっという間に月末、最終日の投稿になってしまいました…来月開催されるEVO 2019(※アメリカで開催されている、世界的に有名な格闘ゲーム大会)に参戦することを決めてから格ゲー練習の時間が着々と増えております。もう今週末です、早い!そろそろ第一プールを抜けてみたい!頑張ります!

という近況報告をはさみつつ、今月のトークテーマは「ゲームライターの情報の収集方法とゲーム購入の基準」とのことで書いていきたいと思います。

※『プロのゲームライター陣がゲームについて語るマガジン』に寄稿されているものですが、全文無料で読めます!ぜひ御覧ください!


Twitterの恩恵はとても大きい

情報収集に関しては、最近ではほとんどTwitterを利用することが多いです。ゲーム会社・作品の公式アカウントやゲームメディアのアカウントをフォローして、それらを集めたリストを作ってチェックしていますね。数年前まで、それこそゲームライターになるまではTwitterをこういった形で使うことはほとんどありませんでした。あくまでも自分がつぶやきたいことをつぶやくためのものだったのが、今ではつぶやきの数もめっきり減ってしまっています。それくらい、情報を探すツールとして重宝していますね。

またTwitterで作品の最新情報を解禁したりすることもあるので、情報収集において切っても切れないものとなっています。なかでも見かけると嬉しいのは、開発者をフォローしていたりすると、作品の設定や制作の経緯などを説明しているツイートですね。自分の好きな作品であればなおさら、そうした裏話的なものは聞いてみたいので、こうした投稿を見かけるといつもわくわくしながら読んでいます。

ゲーム購入は自分の直感がほとんど!

ゲーム購入の基準については、自分の直感を頼りにしています。おそらくこの直感、刺さる幅はとても広いほうだと思います。たとえば、「システムが好き」「画風が好き」「キャラクターの個性が好き」「アクション楽しそう」「お話が面白そう」「かわいい」などなど、「自分に刺さったポイント」があるなかでどれか一つでも当てはまれば即チェック。それらのポイントが多ければ多いほど購入の優先順位は上がっています。

最近では新しいゲームもある程度追いかけなくてはいけないなあという気持ちもあるので、大きく話題になっている作品はなるべく購入するようにしていますが、普段は先程述べた「自分に刺さったポイント」をもとに買うということがほとんどです。大学生時代にレトロゲームを集めるようになってから、ジャケ買いの度合いも加速していったような気がしますね。

あとは昔よく買っていた体験版CD付雑誌で遊んだゲームを今買ったりしていますね。当時その体験版CDを遊んでいなかったら、今の僕はいないかもしれないと思えるくらい、数多くのゲームに出会うことができていましたから。ずっと大好きな『アーマード・コア』や『ギルティギア』、『ゼロディバイド2』や『リモートコントロールダンディ』との出会いはこのCDたちのおかげです。今でも時折、振り返りを兼ねて体験版CDを遊ぶこともあります。

(こうした雑誌が当時販売されていました。我が青春です。)

また、周りの友人や各メディア編集部の方々が遊んでいる・ハマっているゲームや、実況動画や配信を見てゲームをチェックすることも多くなりました。実況・配信動画に関しては気になっていたタイトルのPart1,2辺りまでを見てみて、自分でもやりたい!と思ったらそこで視聴を止めます。自分でクリアしてから、あの部分どんな反応だったんだろう?というように、プレイしている人たちのリアクションがみたい。そうした楽しみ方もありますね。
そのおかげで自分に深く刺さったゲームはたくさんありますが、その中でも直近で刺さったのは『SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE』です。

このゲームはもともと気になっていたものではあったのですが、プレイ動画を見たりフォロワーさんや周りの方々による絶賛の声を聞くうちに、いてもたってもいられなくなって購入した経緯があります。日本刀や薙刀などによる剣戟が大好き、そして天誅シリーズが大好きな自分にとって、このゲームはものの見事に刺さりましたね。システムとしてはアクションゲームとしての面を強くしたソウルシリーズという印象で、いろいろビルドを考えたりするのが苦手な僕にもすんなり入り込めたうえに、トライ&エラーの楽しさを十二分に含んだゲームプレイは、難所を越えた時の達成感をより味わえるものになっていました。近頃あまり長くプレイする時間を取れておらず、二週目も途中で止まってしまっていますが、また気合を入れてあの世界に飛び込みたいです。

自分に刺さるポイントを見つけましょう


つらつらと書いてみましたが、結論としては自分の直感を信じつつ、周囲の人々の声にも耳を傾けることが、ゲーム購入における自身の基準になります。「自分に刺さるポイント」というものは、先述したように「~~格好良い」とか、「~~かわいい」とか、本当に些細なもので良いんです。「こういうのが好き」というポイントを自身の中で明文化できていれば、ゲーム購入の際に大きな手助けになることでしょう。

たくさんゲームを買っていくなかで、実際に遊んでみて当たり外れというのももちろんあります。たとえ外れていたとしても、作中から「自分に刺さるポイント」を見つけられたら嬉しいなと思いながら、僕は日頃ゲームを探し回っては購入しプレイしています!

※有料設定になっていますが、全文無料で読めます!もしよかったら『プロのゲームライター陣がゲームについて語るマガジン』の購読もよろしくお願いします!

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