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カラダの記録・子宮卵巣全摘出 18

手術前。

いろんな不安を抱え、他臓器への癒着もあるし、もしも手術がうまく行かなかったら、ということも考えた。

そこで、エンディングノートを書くことにした。

市販(KOKUYO)のノートを買い、記入していった。
これがなかなかよく出来ていて、書きながら少しずつ心の整理が出来たのだ。

自分に何があってもなくても、自分がなにを持っていて、何が残るのか、そんなことを考えるよい時間になった。

そのノートを書いていることは夫には伝えてはいない。
夫も同じノートを持っているので、見つけた時にはすぐに意味がわかるだろうと思ったし、今は見せる必要もないから。

手術前1ヶ月はずっとケンカしていたというのも理由だけど。
体調が悪く、夫に気遣いなど出来なかったので、仲直りするのも面倒だと思っていた。
手術が終わったら、別れると言われるかなと思っていたくらい。

それについても手術が終わってからは普通の生活に戻っている。