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業界トップが全力で挑む!本気出しすぎビジネス!①女性用下着メーカー「ワコール」が本気を出しすぎたのは…男性用「レースボクサー」②「ワークマン」が本気を出しすぎたのは…冷暖房を兼ね備えた「着るエアコン」③「アイオン」が考えた家庭用吸水スポンジがめちゃくちゃ吸う!?

今回のがっちりマンデー!!は…
「本気出しすぎビジネス」!

ここ最近、大手メーカーや業界トップの会社が、
なぜか敢えて本気を出した、いや、
必要以上に本気を出しすぎた製品を続々発売!

ソニーが、人間にはもはや高音すぎて聞こえない、
100キロヘルツの超高音域まで再生できてしまう
およそ20万円のヘッドホンを売り出したり…

ヤマハ発動機は、パワフルすぎて
急勾配な山道もスイスイ登れてしまう
70万円の電動アシスト自転車を発売したりと、

そこまでしちゃう?というくらい本気を出した商品が
結構 増えてる!

ちょっとやりすぎじゃない?
そんなのが儲かるの?と思ってたら、
これがどれも売れまくってる!

というわけで今回は、
満を持して本気を出しすぎた会社を徹底調査!

日本最大の女性下着メーカーが本気を出して作ったのは、
なぜか男性向けのスケスケパンツ!?

あの涼しくなる作業服を作った「ワークマン」が
本気で作りたくなった、さらに涼しくなる服!

本気を出せば、何でもできる!!
熱い企業の想いがマジで伝わる「本気出しすぎビジネス!」特集、
必見です!

※以下、6月4日放送の書き起こしです。

女性用下着メーカー「ワコール」が本気を出しすぎたのは…男性用「レースボクサー」通気性抜群!もう他のパンツに戻れない!?

最初にやってきたのは…

「ワコールメゾン」というお店。
お出迎え頂いたのは、宣伝部の高橋優果さん。

スタッフ:こちらのお店って…。
高橋さん:女性用下着を中心に取り扱っている「ワコール」のお店となっています。

「ワコール」といえば、様々な女性用下着を中心に年間3000万枚以上を売る、言わずとしれた日本最大の下着メーカー。その年商は実に1886億円!

そんな「ワコール」さんが、何やら本気を出しすぎちゃったらしいのですが…

スタッフ:どのくらい本気出しました?
高橋さん:かなり本気を出した商品になります。あちらに置いてあるので、ぜひ!

高橋さんの後についていくと…

高橋さん:こちらです。

んっ?なにやら出てきたのは…

真っ赤なパンツ!これは一体?

高橋さん:総レースのメンズ用ボクサーパンツになります。

そう、「ワコール」が本気を出しすぎちゃった商品は…

男性向けのレースパンツ、その名も「レースボクサー」。お値段3960円。

パンツ全体がレースでできているので、当然 肌が少し透けて見えて、柄もレース特有の可愛らしい感じの商品。

レースって女性のイメージしかないんですけど、この「レースボクサー」、ちゃんと売れてるんですか?

高橋さん:こちらに通常のボクサーパンツもあるんですけれども、この中で今シーズン一番売れている商品になります。
スタッフ:え!あの黒いシンプルなものよりも「レースボクサー」の方が売れてる!?
高橋さん:はい!

なんと、「ワコール」の男性ブランド「ワコールメン」の商品の中で、この「レースボクサー」が今一番売れてるんです!
でも、なんでそんなに人気なのでしょうか?実際に「レースボクサー」を買ったことがある方々に、お店に来て頂いて伺うと…

お客さん:初めは抵抗ありましたけど、身体に馴染んで気持ち良い。快適。
スタッフ:何枚お持ちですか?
お客さん:3枚持ってます。1枚目はプレゼントでもらって、2、3着目は自分で買いました。

皆さん、レースボクサーが大のお気に入り!何がそんなに良いのか、聞いてみると…

お客さん:履いてみたら好きな履き心地だった。通気性が抜群です。
お客さん:締め付けがちょうど良い。ゆるすぎずキツすぎず、あと、通気性。ムレない。

みなさん口を揃えて言うのが、「通気性がよくて、クセになる」。

しかしそれにしても、なんでこんなものを作ろうと思ったのでしょうか、「レースボクサー」開発リーダーの稲積美紀さんを直撃!

スタッフ:開発リーダーは女性なんですね?
稲積さん:そうなんですよ。メンズインナーひと筋15〜16年。ずっとメンズのパンツを作らせていただいてます。

男性用パンツへの想い入れは人一倍の稲積さん。とにかく長年の夢があったそうで…

稲積さん:男性はムレ・ヌレ・コモリが発生してしまう。そういったところでこんなにも通気性の良い素材ってないので、今だ!と思って作ったのがこちらになります。

いつかは男性にも、レースの通気性の良さを味わってほしい!

その願いを形にしたこの「レースボクサー」には、70年以上女性用レース下着を作り続けた「ワコール」ならではの本気が、あちこちに込められているんです!

「ワコール」の本気、その壱
「レースの糸から開発」

稲積さん:男性って、履くときに指に力が入ってしまって穴が空いたりとか、股下部分に摩擦が多いので、男性用レースは糸を太くして強度を強くしました。

女性用下着のレースは、柄を綺麗に見せるためにも糸が細いのですが、これだと男性が履くと穴が空いちゃう可能性が!

そこで「ワコール」さん、「レースボクサー」のために、レースの素材になる糸から変更!

強度は1.3倍、ストレッチ性は2倍に!しかし、ただレース強度を上げるだけでは、ある問題が。

稲積さん:通常作っているのが「フロント快適設計」という、股下のハギ位置が最下底にくるような設計になっているんです。レースだと伸びないせいで、股下部がつっぱって動きにくいとか、気持ち悪いというお声がありました。

今までのボクサーパンツは、「フロント快適設計」と言って…

生地のつなぎ目がある股下まで、前の生地が繋がっていました。

これだと、伸びにくいレース素材では下に引っ張られてしまう。そこで…

「ワコール」の本気、その弐
「レースボクサー専用設計」

稲積さん:「フロント快適グラマラス設計」というのを新しく作らせていただきました。フロント部分と股下部分のハギを分けることでゆとりを持たせて、距離をしっかり出す設計に変更しました。

股下まで繋がっていた生地を、フロント部分・股下部分を分けた「フロント快適グラマラス設計」に変更!この設計にすることで、引っ張っていた股下が広くなり、やさしく持ち上げるような形になって身体にフィット!

さらに、「フロント快適グラマラス設計」には、男性にはとってもうれしいことがあって…

稲積さん:立体的な曲線を描きながら縫い合わせることで、男性部に対して立体感を持たせながら、快適に包み込む設計になってます。

フロント部分を独立させたことによって、さらに立体的に縫い合わせることができるんです!結果、優しく包み込んでくれる!
このあたりの立体の技術は、女性用のブラジャーのノウハウが生かされてるというから、さすが「ワコール」!

このレースボクサー、生産が追いつかないほど売れてるというからスゴい!

「ワコール」は…「レースボクサー」で本気を出して…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん: 男性用下着がレースの時代よ!
あばれる君さん:実は僕、今「レースボクサー」を履いてるんです。
加藤さん:どう?
あばれる君さん:これは、キュッ!っていうよりは、ふっ!て感じです。普通のパンツに戻れないかもしれないです。
加藤さん:本当に?
あばれる君さん:はい!
森永さん:元々レースは、通気性と伸縮性がすごくいいっていうのは分かっていたんですよ。最近になって、花柄のパンツとかが売れるようになって、そろそろ時代が来たぞ!っていうのでドーンと出したんです。
加藤さん:本気を出したんですね。

「ワークマン」が冷暖房を兼ね備えた「着るエアコン」で本気出しすぎ!

次に、本気を出しすぎちゃった!と聞いてやってきたのは…

「ワークマン」!

「ワークマン」といえば、建築現場や農作業で使う便利なアイテムがお安く揃うということで人気のチェーン。

しかも最近では、オシャレや普段使いを意識した「ワークマンプラス」や、「ワークマン女子」などもどんどん増えて、店舗数は981店舗!売上げは1698億円と絶好調!

そんな「ワークマン」が本気を出しすぎちゃった!ということで、広報の鈴木さんに聞いてみると…

鈴木さん:本気出しましたよ!出しすぎちゃったくらいですね。
スタッフ:「ワークマン」は、すでに本気出している気がするんですけど…
鈴木さん:皆さんにそう言っていただけるんですけど、それ以上に今回 頑張りました。

鈴木さん、どんなものなのか見せてください!

鈴木さん:こちらです。普通のベストですよね?
スタッフ:普通のベストには見えないですけど…ベストなんですね。
鈴木さん:そうこれ、ベストです。

ん?見ただけではよく分からないってことで…

鈴木さん:一回着てみますか?

スタッフが着てみることに…

スタッフ:…ん?なんか、冷たくなってきました。

そう!「ワークマン」の本気出しすぎビジネスは、身体を涼しくしてくれるベスト!

その名も「ペルチェベスト」、お値段1万9800円。夏の炎天下の中、作業をする方向けにはぴったり!なのですが、そういえば…

スタッフ:涼しくなる作業着ありましたよね?

鈴木さん:ファン付きウェアベスト。もちろん、これも現在も販売しております。

そう、「ワークマン」といえば「ファン付きウェア」という、背中に扇風機のようなファンが付いていて、服の中に風を送って涼しくするウェア、というものがあり…

これまた累計169万個も売れた大ヒット商品!
しかし、これよりもさらにスゴい、「ワークマン」が本気を出しすぎたこちらのベスト。一体どうやって、さらに涼しくしちゃうのでしょうか??

鈴木さん:アルミプレートが冷えることで身体を冷却するベストになってます。

そう、今までのファン付きウェアは、風を送り込む「着る扇風機」でしたが…

この「ペルチェベスト」は、背中部分のアルミプレートがなんと摂氏10度まで冷たくなる、まさに「着るエアコン」!

でも、なんでこんなベストを作ろうと思ったのでしょうか。そこには、今まで「ファン付きウェア」を使っていたお客さんの切実なニーズが…

お客さん:「ファン付きウェア」は、外気を入れるだけで冷たくない。
お客さん:去年みたいに40度近くなると、温風が…っていう。屋上作業になると、温風どころか着ていられない。

そう、風を送り込むだけでは、暑さがどうにもならないことがある!「もっと涼しくしてほしい!」という声にどうにか応えられないか、ということで考えたのが今回のベストだったんです。

でもこの、直接プレートで冷やすって方法、どうやって思いついたのでしょうか。開発部の川田真之輔さんに伺うと…

川田さん:イメージであったのは冷蔵庫。小型冷蔵庫にペルチェ素子というのが使われているとわかったんで、それを使おうと!

冷蔵庫と同じ状況を作れば、冷たい服が作れるはず!と思っていた川田さん。ある日、フラッと寄った展示会で偶然、ペルチェ素子を使って身体を冷やす端末を展示している会社を発見!!

「ワークマン」さんに飛びつかれた会社、「シフトール」の岩佐琢磨社長によると…

岩佐社長:そっちから来るか〜ってちょっとびっくりしました。「シフトール」が持っていたデバイスよりも、もっとシンプルに、もっと強く冷えるという風に簡単にして、性能を大きく上げました。

「シフトール」が作っているものは、冷たさを調整できたり、スマホからの遠隔操作ができるのですが…

「ワークマン」のものについている機能は、スイッチのONとOFFだけ!機能を省いた分、アルミプレートを大きくして、とにかく冷たくするということに超特化!

普通の新商品は初回生産が5000点のところ、このペルチェベストは3万点を生産!というから、めちゃくちゃ本気!

この撮影日はまだ発売開始前だったのですが…

川田さん:もう、その時(放送日)には売り切れてるんじゃないですか。でも、どうしよう!「残ってる〜」って言われたら!

川田さん、売れると良いですね!

「ワークマン」は本気を出した「ペルチェベスト」で…がっちり!

「アイオン」が考えた家庭用吸水スポンジ「STTA」がめちゃくちゃ吸っちゃう!?

続いてやってきたのは、大阪市にある…

「アイオン」という会社。

お出迎え頂いたのは、小西紀行社長。
こちらの会社、普段は何を作っているかというと…

小西社長:これです!
スタッフ:これは何ですか?
小西社長:これは、半導体を作るときに使うブラシや、水や塗料をろ過するフィルターを作ってます。

「アイオン」さんが普段作っているのは、工場で濡れた半導体を拭くスポンジや、化学薬品をろ過するフィルターなど。結構、マニアックな業務用製品ですが…

スタッフ:年商って、おいくらくらいなんですか?
小西社長:年商75億円。

儲かってます!

社長、そんな「アイオン」が本気出しすぎちゃった商品、教えてください!

小西社長:これです。

出てきたのは…なにやら丸い筒? 一体何に使うんですか、小西社長?

小西社長:よく見てくださいね。

小西社長:これ普通の水なんですね。水をここに垂らします。

小西社長:この製品を回します。すると、水がきれいにとれます。
スタッフ:ということは社長、それは何ですか?
小西社長:家庭用のスポンジです。

業務用スポンジを作っている「アイオン」が本気を出して作ったのが…

家庭用の吸水スポンジ、その名も「STTA」!

筒になっているスポンジ部分で、水を吸い取ってくれるのですが…

こんなに水がこぼれていても…

「STTA」1本で全部吸っちゃう!

これが、発売から1年で1万本以上売れた「アイオン」の大ヒット商品に!でも、なぜこんなスポンジが作れたのでしょうか。

関東工場の中にある開発室へ。

なぜ「STTA」のようなスゴいスポンジが作れたのですか?開発担当の真野稔正さんに話を伺いしました。

真野さん:元々 電子材料を洗浄した後に吸水するスポンジのローラーを作っていまして、それが元になっています。

そう、「STTA」に使われているスポンジは、産業用で使われているのと同じ材質。半導体など電子部品を拭く時は、水が絶対に残ってはいけないし、傷がついたりゴミが入るのも絶対にNG!

いかに確実に、綺麗に水を吸ってくれるかをひたすら追求してきた会社だから、吸水力が半端ない!では一体、何が普通のスポンジと違うのでしょうか?

真野さん:ソフラスと名付けてますけど、気孔形が小さくて水をよく吸うスポンジになってます。
スタッフ:穴が小さいとよく吸う?
真野さん:毛細管現象と言いまして、簡単に言うと小さい穴ほど吸水する力が強い。そういう作用があるよ、という現象ですね。

毛細管現象とは小さい穴が液体を吸い込む現象のことで、スポンジなどの場合、表面の穴が小さければ小さい方が水をよく吸う。そして、「STTA」に使われている「ソフラス」というスポンジは、一般的なものと比べると…

穴の大きさはなんと、1000分の1の30マイクロメートル!でも真野さん、そんな小さな穴、どうやって作ってるんですか?

真野さん:気孔形成剤というものを使って穴を作っています。

普通のスポンジを作る時は、化学反応で発泡させて穴を作ったりするのですが、ソフラスは全然違う!

スポンジの原料になる液体の中に、超小さいツブツブ、気孔形成剤を入れたら、それを固めます。

そして、その後ツブツブを取り出すと穴があく。このツブツブが超小さいから、ソフラスには小さい穴が無数にあく、というわけなんです!

こうなると気になるのは、綺麗に穴をあけてしまう「気孔形成剤」とは一体何なのか、ということ。真野さん、教えて!

スタッフ:粒みたいな感じ?
真野さん:粒ですね。
スタッフ:見れたり…
真野さん:それはちょっと難しいですね、そこが大事なところなので。
スタッフ:ここにありますか?
真野さん:ありますけど…モザイクかけて映さないんでしたら、お見せしましょうか。

なんと!「モザイクをかけるなら」ということで、特別に気孔形成剤を見せていただけることに。

スタッフ:これがそうですか?ただの粉ですね。
真野さん:粉です。
スタッフ:見たことあるような気がします。
真野さん:そうかもしれませんね。
スタッフ:そうかもしれない?
真野さん:ここまでにしましょうか。
スタッフ:それ以上は?
真野さん:言えないですね。

う〜ん、なにやら見たことあるような、ないようなものらしいですが、とにかくこの気孔形成剤のおかげで、吸水力がすごいスポンジ「STTA」ができるんだそう。

「アイオン」は…本気を出した吸水スポンジで…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤さん:実際にやってみよう。
あばれる君:結構な量ですよ。

加藤さん:この量いくか!?
あばれる君:スゴい!スゴい!

進藤さん:キレイにとれました。スゴい!
加藤さん:パスタとかカレーうどんのシミとかは、無理なんですかね?
安部(アイオン)さん:押し当てて頂けると、ある程度のシミもとれます。

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