こんにちは。あみくみです。

先日お知らせしたように、製図クリニックの追いかけマガジンは2/20をもって記事の配信を終了いたします。

残りの記事数は本記事含め3本となりますが、最後まで製図学習のお役に立てていただきたいと思います。

さて、前回の製図クリニックでは提出のあった再現図の添削を行っていきました。

テーマは、本試験時の自分の弱点や問題点をしっかり認知すること。

ここに向き合わずして改善は成し得ませんのでしっかり取り組んでいきましょう。

○ 今日のテーマとゴール

今回の製図クリニックのテーマは再現図の添削です。そしてゴールは自分の弱点や問題点の認知をすること。

「認知」とは、外界を理解することと説明されていますが、単に見るだけではなく意識的に理解することによって起きていることをそのまま直視して受け止めるということ。

これが意外とできていない。

私が「認知」という言葉に出会ったのは、脳科学が専門の方と話す機会があったとき。目の前の世界は同じだけれども、脳（やこれまでの体験）というフィルターを通して見えているものって、すべての人で異なっている、という事実に気がついた経験がありました。

友達と一緒に散歩しているところを想像してみましょう。確かに、歩幅をあわせて一緒の道を歩いていても、記憶に残る景色の印象や、話しながら目に止めているものって全く違ってきますよね。

そんなふうに、目の前にある事実から自分の意識の世界に取り込まれるものや情報って、「自分の見方」で変わってしまうのですね。

あえて「認知」という言葉を使ったのもそういった理由から。

人間なので、デフォルトとして思い込みや勘違いで物事を捉えがちなので、そこから抜け出して図面の上で起きていることや試験本番の自分に起きたことを直視し意識の世界から受け止めようということなんですね。

ということで、提出のあった再現図から1案チェックしていきたいと思います。

○ あるなしと法規をチェックしただけでこれくらいのミスが見つかる