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本当の共感的理解とは。

相手の言葉、語り、感情は全て相手の持ち物である、相手が見ている世界に自分も入らせて頂いているという考えをもって自分が思う常識、経験、一般論を持ちこまず相手の全てを尊重して相手の発しているものを全身で受け取ることが共感と呼ばれているものと捉えています。

また、“共感”しているつもりが実際には“同情”、 “同化“、 “同調”しているケースもあるため“本来の共感”の実践を拡げていくことが必要と感じています。

人生経験豊富な人ほど、本当の”共感的理解”を体現するのは難しいことだと思います。ご自身の経験が邪魔をして逆転移や同感してしまっている場合が多くあると感じています。そしてそれは自分では気づきにくい。Coが大ベテランや高年齢の方であるとなおさら。CLが”そうじゃないんだと感じていても言いにくい。。「聞いて頂けてよかったです」「自分だけじゃないと知って安心しました」と笑顔で言ってても、もしかすると、面談室を出て行ってから違う気持ちを持ち帰っているかもしれない。。という振返りがすべての話を聴く人ができているだろうか。。という心得えの振返り。

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