(仮完成)パワハラ上司を、見て見ぬフリする自分が嫌いです…

同僚の方のように、先輩がパワハラを受けてることを他人事として済ませておけば辛くないのかもしれません。

ですが、ヒロミさんはどうしても他人事として捉えることができない、責任感の強い方なのだと思います。

こういう身近なケースでは、「上司に意見をしたら、自分もパワハラを受けてしまうかもしれない。」といった恐怖心もあると思います。

ヒロミさんの辛さは、「先輩の役に立ちたい」という気持ちの裏返し!?

理不尽な上司を前に、先輩を助けるための行動を起こしづらい環境では、

「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強いが故に、役に立てない自分を過剰に責めてしまう方もいらっしゃいます。

これは例え話ですが、

あなたが「両親の仲が悪く、父親が母親に毎日文句を言っているような家庭」で育ったとします。

あなたに対しては優しい父親も、母親には鋭い口調になり責め立てる。そんな両親を幼いあなたが見たらどう感じるでしょうか?

ヒロミさんがそうかはわかりませんが、

「誰かの役に立ちたいけれど何もできなかった体験」をきっかけに、自分を責める思考が強くなることがあります。

辛い状況を変えていくためのカギは、目の付けどころにある!?

ここで、自分を責める思考を和らげるために、視点を切り替えることにトライしてみましょう。

仮に、あなたの全財産が千円だったとします。その千円を自転車にのった見知らぬ高校生に奪われたらどう感じるでしょうか?

私なら、なけなしの千円を奪っていった高校生に対して激怒するでしょう。

ですが、全財産が十億あったなら…どうでしょうか?

怒る人はいっきに少なくなるでしょう。

高校生に対して、「もっと、大切なことに気づけよ!」とエールを贈るくらいの余裕が生まれそうなものです。

ヒロミさんのケースでも、同じように考えることができます。

自分が満たされていると心に余裕が生まれ、同じ出来事も違った角度から眺めることができるようになります。

先輩を助ける方法を考える前に、ヒロミさんご自身の辛さを和らげることが大切です。

辛いときこそ、自分のためにを優先してみよう!

ヒロミさんが、先輩への上司のパワハラに対して辛い思い抱いたときは、

話しやすい職場の同僚や、他の部署の上司にそのことを話に行くなど、ヒロミさんのできそうな範囲で構いませんので、

ご自身の気持ちを軽くするための行動から始めてみてください。

心に余裕が生まれてくれば、先輩を助けるための具体的な方法も見えてくるかもしれません。


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