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創作もの

親友のチャプラとそのおっかさんをコーサラ国王に殺されたことで一生を復讐に捧げたタッタは


ブッダに弟子入りして復讐心は捨てるよう諭されて、

言う事をきくフリはしたものの。感情はそう簡単に抑えられない。


タッタはブッダの教えより、憎しみを優先しコーサラ国王暗殺に踏み込むも多勢に無勢であり、殺される。


このことにブッダは自分の無力を知り、人間の愚かさも痛感する。


ワシも仏典を読み囚われない技術、受け流す技術をある程度学んでいるが、


タッタと全く一緒じゃ


世の中の愚人の戯言を真に受けないことが賢いと知るが、目には目を歯には歯を。やられたらやり返す。赤穂浪士の「主君の仇じゃ」の念は捨てきれない。


世の中に戦争がなくならない。強いものが勝つがダイバダッタの信念


ブラフマンやブッダはそんな素の人間の自然体を続けたら世界は滅びると予言


ダイバダッタの言う事も一面真理であり、

ブッダやブラフマンの言う事は全く持ってして正しい。


人間の中に神は宿り


またマーラも宿る


ダース・ベイダーもパドメを殺されて復讐心を誓うタッタのように


マグマは完全には消えない。


そして人類も地球も太陽も宇宙もいずれは滅びる


同じ滅びるなら少しでも穏やかに滅びて行こうじゃないかというのがブラフマンやブッダの教え


『罪と罰』3巻目

内容(「BOOK」データベースより)

殺人を犯した者の詳細な運命がつづられる最終巻。ラスコーリニコフをはじめ、母、妹、友人、そして娼婦ソーニャなど、あらゆる「主人公たち」が渦巻きながら生き生きと歩き、涙し、愛を語る。ペテルブルグの暑い夏の狂気は、ここに終わりを告げる…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ドストエフスキー,フョードル・ミハイロヴィチ

1821‐1881。ロシア帝政末期の作家。60年の生涯のうちに、『貧しき人々』『死の家の記録』『虐げられた人々』『地下室の手記』『罪と罰』『賭博者』『白痴』『悪霊』『永遠の夫』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』といった巨大な作品群を残した

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