ガッキーロスは幻だった…「妻感ゼロ」で結婚後も国民的人気を維持する新垣結衣のすごさ

以前、「ガッキーロスは幻だった…「妻感ゼロ」で結婚後も国民的人気を維持する新垣結衣のすごさ」(『AERAdot.』2021/12/15/ 11:30)という記事が掲載されました。記録のためにこの記事を全文引用致します。

 今年、もっとも話題になったビッグカップルといえば星野源(40)と新垣結衣(33)だろう。「恋人にしたいランキング」の上位常連で、結婚が報じられた際は“ガッキーロス”になる国民が続出するのではともささやかれた。

 その新垣が来年7月に公開される映画「GHOSTBOOK おばけずかん」に出演することが発表された。本作は5月の結婚発表後、初めての映画出演となり、SNS上では「来年の夏が待ち遠しい」「映画館でまだガッキーを眺めることができる幸せ」と、期待する声が上がった。来年はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演も控えており、引き続き注目を集めそうだ。

 新垣は9月から出演しているアサヒビールのCMも評判で、12月からは新CMも放映される。同CMのウェブ企画としてSNSで展開された「#今夜のガッキー」では、新垣が「朝から晩まで、おつかれ生です」「週の半分まで来ましたね。よく頑張りました!」など、視聴者に語りかける動画を日替わりで配信。こちらもSNS上では「ガッキーに癒やされる」「毎日でも頑張れる」と歓喜の声が多く、結婚後も人気はまったく衰えていないようだ。

「結婚から半年以上たちましたが、本人の雰囲気がが結婚前とあまり変わっておらず、人妻となったことを感じさせないところが人気の落ちない理由でしょう。例えば、10月から放送されているチョコレートのCM発表に伴うインタビューで、『満たされていたいものは?』という質問に、新垣は『睡眠欲です』とキッパリ。結婚前にバラエティー番組で『休みの日はひたすら寝ます。13時間。2度寝、3度寝、4度寝』と話していたこともありますが、独身時代から有名だった超インドア生活をそのまま続けているようです」(テレビ情報誌の編集者)

 結婚後もプライベートを明かさないところは徹底している。女性週刊誌の芸能担当記者は言う。

「新垣さんも星野さんも結婚生活についてほとんど話していませんね。10月に放送されたラジオ『深夜の音楽食堂』で、星野さんが松重豊さんから『いかがでございますか? 生活のほうは』と聞かれ『今後ずっと一緒にいようって決めた人と、話せることってちょっと違う』と語っていた程度です。多忙ゆえ、結婚後も同じマンションの別々の部屋に住んでいると週刊誌に報じられたこともありますが、そう思わせてしまうほど、私生活をみせないプロ意識はさすがです」

 芸能評論家の三杉武氏は新垣が他の女優と違うのは「神秘性」だと指摘する。

「独身時代はほとんど恋愛スキャンダルもなく、バラエティー番組やトーク番組などへの出演も少ないため、プライベートは謎に包まれていました。インドア派として知られていますが、実際に写真週刊誌などにプライベートショットを撮られたことはほぼなく、若い頃にも繁華街などで遊んでいるイメージはありません。SNSが普及して芸能人と一般人との距離感が縮まる中、これだけ私生活が謎めいていて、神秘性を漂わせている女優は本当に珍しいです。だからこそ、結婚後も視聴者のイメージは変わらず、人気を維持しているのでは」

 確かに、新垣のイメージは20代からあまり変わっていない。30代になっても抜群の透明感を維持しており、11月に発表された「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」では、2連覇中だった北川景子を抑え、3年ぶりに首位を獲得した。男性だけでなく、女性からの支持も衰えてないのだ。

「新垣さんは長身でスタイルが良い一方、どちらかといえば童顔で、クールビューティー的な“強さ”はあまり感じさせません。20代からずっと癒やし系でやわらかい雰囲気のままです。ドラマやCMで演じている脱力系キャラも、こうしたソフトで自然体なタレントイメージをさらに増幅させており、高嶺の花というよりは親近感を抱ける存在で、このあたりも好感度の高さにつながっているのでしょう。星野さんが結婚生活についてあまり話さないのは、独身時代からのこうした新垣さんのタレントイメージを理解し、大切にしようとしているからではないでしょうか」(三杉氏)

 芸能人は結婚すると人気が落ちるというジンクスすら、新垣には無関係だったようだ。ガッキー、おそるべし。(丸山ひろし)

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