これから徳島ヴォルティスの試合を観る人のための、ためにならない選手紹介

※サッカーとはあんまり関係ない情報と主観が大いに含まれております。ご注意ください。


【GK】
#1  赤星 拓 (レンタル)
ポカスタ、PK、徳重……うっ。
初のJ1昇格を目指す徳島ヴォルティスにトドメを刺した男。
あれから7年の時を経て、半年間のレンタルで徳島に加入。
現在は第3GKという立ち位置だが、試合経験に乏しい松澤と
怪我で試合に出れない徹しかいない控えにベテランの赤星がいる意味は非常に大きい。

#21  梶川 裕嗣
徳島の正守護神。良くも悪くもまとまった能力の持ち主。
足元が上手いという評価を受けていたが、「徹と比べると」という注釈が必要。
ミスも少なく良いGKだと思うが、ホームスタジアムのサポーター前で
よく足を滑らせるのは勘弁してほしい。
自分のお庭ですよ! お願いしますよ!

#29  松澤 香輝
昨年加入後しばらくは影も形もなかったが、
今シーズンの東四国クラシコで敗れた翌日に行われたTM(トレーニングマッチ)にて
突然得点者として名乗りを上げ、サポーターを混乱させた。
TMとはいえFKを任されるほどのキック力の持ち主(であると推測される)だが、
披露する機会がない。

#31  長谷川 徹
今年は怪我でお休み。
小さくない弱点を補って余りある圧倒的なセービング力で徳島のゴールを守り続けた男。
前時代的なGKであり、足元の技術は致命的。
かの天才マラドーナはかつて「右足は使わないの?」と聞かれ「歩くときは使う」と答えたらしいが
徹に「足は使わないの?」というと似たような返答が返ってくるだろう。
金髪だが、パリピではない。

【DF】
#2  ブエノ (レンタル)
圧倒的な身体能力と確かな技術を持ち、誰もがそのポテンシャルに夢を見るブラジル出身DF。
日本の高校出身であり、日本語でのコミュニケーションも問題はないが
ディフェンスのコンビネーションには多大な問題があった。
夏にはそのポテンシャルを活かしてFWとして起用され、熊本戦で決勝点を挙げる活躍を見せた。

#4  藤原 広太朗
生え抜き6年目はクラブの歴史を見ても相当長い方と思われる。
少なくない課題を一つずつ消化し成長を続ける守備のマルチプレイヤー。
イケメンでムキムキで子煩悩という世の奥様方が泣いて欲しがるような人格ゆえか、
女性サポーターから絶大な支持を受ける一方、男性サポの厳しい目に晒されている。
徳島で現役を全うしてほしい選手№1(俺調べ)。

#5  石井 秀典
シーズン途中で加入した赤星(#1)を除くと日本人最年長であり、
試合中の顔つきは険しく怖い人に見えなくもないが、ピッチを離れるとやんちゃ小僧な33歳。
2017シーズンでは恩師の退任とチームスタイル変更の煽りを受けポジションを失ったが
腐らず準備を続けてポジションを奪い返した。
大崎玲央(現神戸)、島屋八徳(現鳥栖)を失った今、
石井が果たすべき役割はピッチ内外で大きい。

#7  内田 裕斗
年に一度、スーパーゴールを魅せてくれるサイドプレイヤー。今年は3節で売り切れました。
チーム全体を見ても貴重なレフティであり、スタメンを外れながらもほぼ毎試合ベンチ入りしている。
もともとサポーターとケンカするほどのツッパリボーイだったが、
他がギラギラしすぎているためサイドプレイヤーの中ではおとなしい方に分類される。

#15  井筒 陸也
試合で敗れた数時間後に平然とサッカーと一見関係ない記事をブログやSNSに載せるなど
『異色のJリーガー』として有名になった左利きのCB。
最近の熱の入りようを見ると、むしろ空いた時間を活用してJリーグに出場する『異色のブロガー』と
いっても差し支えない(ある)。
ビルドアップに長けているが、相手のスピードと距離感を軽視するクセがあり
たびたびボールを掻っ攫われる局面に遭遇する。

#20  キム・ジョンピル
3バックと4バックを併用する徳島において、どのポジションに入っても
高いパフォーマンスが期待できる戦術的なキープレイヤーの一人。
4月に負った怪我が長引いたが、ここにきてようやく復活を遂げつつある。

#22  広瀬 陸斗
お願いだからちゃんとしたメディカルチームのいるJ1クラブに移籍して代表になってくれ。
俺から言えるのはそれだけだ。もちろんこれから先ずっと応援し続けたかったが、
陸斗の才能をうちのメディカルの犠牲にすることはできない。

#28  大屋 翼
「俺のあとは任せた。俺の名前を出せばウケが取れるから」と
喫茶店のマスター(※前25番)の唆され徳島にやってきた。スベった。
顔に似合わず器用であり、SBからトップ下まで幅広いポジションで起用されているが
それ故に彼の本職を誰も知らない。

#39  鈴木 大誠 (強化指定)
今は筑波大学でリーグ戦を戦っている。来季加入予定。
島屋八徳(現鳥栖)の陰謀によってサポーターからあまりに理不尽なブーイングを受けた。
来季加入予定のMF鈴木徳真とは筑波大のチームメイトであり、
高校時代に選手権を懸けて決勝で戦った間柄でもある。

【MF】
#6  シシーニョ
昨年就任したリカルド・ロドリゲスとともに、「スペインはすべてを解決してくれる」という
スペイン教の布教に一役買ったセンターハーフ。
高い技術とデュエルの強さに圧倒的な戦術理解度を併せ持つ。
スペインの年代別代表を経験しており、ダビド・シルバなどと交流があるらしい。
勉強熱心でもあり、日本語でも日常会話は問題ないレベルである。
城後寿(福岡)の熱烈なファンで、日本に来るキッカケとなった。サンキューキング城後。

#8  岩尾 憲
神。
中央からほぼすべての局面に関わり絶えず貢献を続ける、文字通りチームの心臓。
理想のリーダーを実物化したような存在であり、支持率は安倍晋三の2~3倍にのぼる。
「俺らの誇り、熱い男、頼りになる男」

#10  杉本 太郎 (レンタル)
公称162cmの身長、ベビーフェイスに激渋ボイスと圧倒的キレやすさという、ギャップ萌えを詰め込んだような存在。
ボールテクニックだけでなく、フィジカルにも優れており、守備でも高い貢献度がある。
鹿島出身らしく、ファウルのもらいかたと時間の消費が非常に上手い。

#16  渡井 理己
高卒ルーキー。静学出身らしく技術はすばらしいものがある。
リーグ開幕直後はけが人続出のチーム状況もありベンチにもそこそこ入っていた。
高卒ルーキー三人組は仲がよいところが伺え非常に微笑ましい。

#23  前川 大河 (レンタル)
レンタルで3年目の所属。
高い技術と衰えない運動量でボールポゼッションに欠かせない存在。
チャンス×の特殊能力があり、PA付近ではキック精度がガクンと落ちる。
一方で小柄な割にヘディングが意外とうまい。
尹晶煥体制のセレッソに帰っても居場所なんてないから完全移籍でおいでと言っていたが
先に尹晶煥がいなくなりそうである。

#24  井澤 春輝 (レンタル)
高卒で浦和に加入しレンタルでやってきた。
サイズが有り、おそらくCBとして期待されていたのだろうがキャンプで大怪我を負ってしまった。
出番はないが、渡井や坪井とは仲が良さそう。

#25  内田 航平
ヒゲのせいで25歳に見えないボランチ。徳島ではCBとしても起用されている。
水戸時代にはSBの経験もあるが、守備だけでなく配球力にも優れている。
今シーズンは怪我が多く、試合出場は多くないが、おそらくは今シーズン前の補強の目玉だった。

#32  小西 雄大
徳島で生まれ、徳島で育ち、ガンバ大阪ユースを経て、徳島に帰ってきた。
豊富な運動量とパンチ力のある左足には全徳島県民の期待が乗っている。
ホーム京都戦で魅せたスーパーボレーは今シーズンベストゴール候補の一つ。

#33  藤原 志龍
実に10年ぶりとなるユースからのトップ昇格が内定している徳島の至宝。
リーグ開幕戦で華々しくデビューし、独特なテンポとキレがあるドリブルと
一切物怖じしないメンタルを見せつけた。
が、技術以外は課題も多く、まだまだ出場機会を確保するには至っていない。

#41  狩野 健太
金髪イケメンテクニシャンという、漫画の世界から出てきたかのようなファンタジスタ。
柔らかなボールタッチと絶妙なタイミングでディフェンスの意表をつくエレガントなパスを見ると、
あなたもこう叫ぶに違いない。「オシャレーーーーーーーーーー!!!」
「日常使いできるグッズを作って欲しい」という全サポーターの願いを叶えた神龍でもある。

【FW】
#13  呉屋 大翔 (レンタル)
フィニッシャーとして期待されていた元大学№1ストライカー。
一応擁護しておくと、度重なる逸機は慣れないタスクを背負わされた疲労と混乱が重なった結果であり、
彼の技術やメンタルだけでなく、チームマネジメントの問題でもあり、
呉屋の一番の課題はプレッシングの強度の低さにある。
井筒とは関学大でもチームメイトだった。

#14  杉本 竜士
開幕直後に移籍してきたドリブラー。
見た目はヤンキーの入った鳶職の兄ちゃん風でありオラオラ系だが、
得意のドリブルを始めたプレーもオラオラそのものであり、
「てめーは俺を怒らせた」ということはなく基本的に竜士がブチギレている。

#18  佐藤 晃大
徳島でデビューしガンバに旅立ったが徳島に帰ってきた(顔が)死神系FW。デスゴールの効果はない。
度重なる怪我に悩まされ本領を発揮できないでいるが、献身的なプレースタイルと
前述の復帰の経緯もあり、サポーターからは岩尾に勝るとも劣らない支持を受けている。
ポストプレーで味方を使うのはチーム一うまく、起点になれるプレイヤー。

#26  ダビド・バラル
「スペインはすべてを解決してくれる」。
重度のゴール欠乏症に陥っていた徳島を変えた山形戦(○5-1)の4ゴールは今シーズンのターニングポイントの一つであり、
その後も変わらずゴールを量産してチームを救い続けている。
余談だがこの山形戦はホームゲーム通算100勝を達成した試合でもあり、
クラブでは「ホームゲーム通算100勝を達成した試合のスコアと得点者を予想する」企画が
行われていたが、当然的中者はいなかった。

#30  坪井 清志郎
高卒ルーキー。
高校トップクラスのFWも試合に絡むことはなく、
TMでも本職ではないサイドで起用されるなど、プロに入ってからは苦悩の日々が続いている。
渡井や井澤とは仲が良さそう。
名前の由来は忌野清志郎氏より。

#36  表原 玄太 (育成型レンタル)
徳島JY経験者が帰ってきた!
移籍期間終了直前に大本祐槻(現長崎)が移籍したサイドに補強されると、
起用して1試合で即フィットした。
デビュー戦で仲がよい杉本太との崩しから小西への「徳島県民ラインゴール」を演出すると、
岐阜戦ではラストプレーで逆サイドからのクロスに猛然と走り込み決勝ゴール。
イエロー覚悟の阿波おどりも合わせてサポーターの心をガッチリ掴んだ。
湘南が入替戦に来ると契約の関係で出れないので湘南はがんばって残留決めてください。

#47  押谷 祐樹
J2でトラウマを持たないクラブはないというほど実績のあるストライカー。
運動量もありハイプレスを維持しつつ決定力をもたらしてくれる存在――になるはずだったのだが。
怪我なのか、移籍後まったく試合に出ていない。

#50  ピーター・ウタカ
元ナイジェリア代表、J1得点王という反則級FW。
スピードと技術に長け、周りを活かすのも非常にうまい。
フィジカルがあるためロングボールのターゲットにもなるが、ヘディングが好きではないのか一切跳ばない。
それなのにそこそこボールを収めてしまう。


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