３４年前、チェルノブイリっていう場所で原子力発電所が爆発しました。
放射能という有害物質が拡散されました。
それで、多くの人が強制移住させられたりしました。
多くの死亡者が出ました。
今でも、死産したり、奇形の子どもが生まれています。

なのですが、チェルノブイリでは今は豊かな自然であふれています。
もちろん、死んだ動物、奇形の動物、植物が自然淘汰されての豊かな自然です。
端的に言えば「自然にとって放射能より人間の方が脅威」ということです。

「原発事故」って聞いてもよく分からない若い方も少なくないと思います。
9年前に福島第一原子力発電所が爆発しました。
チェルノブイリと同じく、放射能が拡散されました。
大した問題じゃないという人もいるし、大問題だという人もいます。　　　食べ物が世界で一番輸入禁止される国になりました。
食べても大丈夫かどうかの基準が、放射能の濃度なのですが、事故直後なので、一時的に「暫定基準値」として、安全な濃度の基準が変わりました。
9年経った今でも「暫定基準値」です。
ちなみに、34年経ったチェルノブイリでも「暫定基準値」です。　　　　　あまり元どおりになりません。

先日、新型コロナウィルスで日本政府は緊急事態宣言を発表しました。大変そうですね。
9年前の福島原子力発電所事故の時も緊急事態宣言が発表されました。しかも、また解除されていません。
本当の話？？？？？？？？？？？？？
デマじゃないの？？？？？？？？？？？？？？って感じですよね。

農業のボランティアをしたことがあります。
野菜の育て方の勉強をしました。
野菜の成長に悪影響を与えるとされている、虫、菌、雑草があります。
なので、多くの農家さんは農薬で、殺虫、殺菌、除草します。
でも、全滅はせず、生き残った虫、菌、雑草は耐性をつけて進化しようとします。
なので、毎年、前年より濃度の高い農薬を与える必要があります（少しずつね）。
薬に頼りすぎた野菜は、野菜本来の免疫力が育ちにくいので、腐ったり、カビたり病気になりやすいです。
現代人に似ていますね。

新型コロナウィルスが流行しています。
大量のマスクが焼却されました。放射性廃棄物同様、ゴミ問題は取り返しのつかない時代は来ています。
除菌グッズが売れてます。除菌した分だけ生き残った菌は進化するでしょう。人間は除菌に頼るほど免疫力が弱くなるでしょう。

新型コロナウィルスが鎮静しても、いつの日かより強いウィルスが発生すると思います。
もしもの話だけど、ウィルスで人間全員死んじゃったら、とてもとても自然豊かな地球になるんだろうなって思います。
自然にとって隔離したいのはウィルスではなく、人間（人間も自然だけど）。

だけど、人間頑張ります。
地球より自分だからです。

宇宙は爆発の時代とか、氷河期とかいろんな時代がありました。恐竜も絶滅しました。

遠くない未来、人間の時代は終わるんだろうなと思います。人間が絶滅しちゃいます。たぶん。
そういう事を考えてたら、生きることに執着しすぎかなって思ったりしました。

３月１１日。多くの人がなくなりました。翌日、原発事故も起きました。

振り返るなら「あの日」ではなく「あの日からどう生きてきたか」

振り返り終わって、前を向くなら「どう死ぬか」「どう生きるか」「どう遊ぶか」

そんな事を考えた9年目でした。