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沖縄の思い出の店(2017年)

こんにちは、ガジュマルです。

前回は2009年に行った沖縄本島のお店を紹介しました。
今回は、4年前の石垣島と竹富島編です。

          ❇︎

「沖縄のごはんって美味しくないじゃん」

この「美味しくないじゃん」っていうのは知人から言われた一言。
正直カチンときましたね!
そして同時に「美味しさを知らないだけなんだ」って思いました。

たしかに北海道だったら「グルメ」って感じはわかります。
一方沖縄は「海」のイメージだから、
ご飯を食べに沖縄旅行に行くっていうイメージはあまりない…か。

本当はいっぱい美味しいものあるのにな、と思うのですがね。

ところで私のような沖縄県外の人がパッと浮かぶ沖縄料理はこんな感じではないでしょうか。

•ゴーヤチャンプルー
•ソーキそば
•ラフテー
•豚足
•海ぶどう
•にんじんしりしり
•ちんすこう
•サータアンダギー
•石垣牛
•アグー豚
•モズクの天ぷら
•グルクンの唐揚げ
•おにポー

どれも美味しいですよね。
最近では物産展などで売ってるものも多く、大概の沖縄県外の人たちは味を知っているせいか
やはり沖縄料理を食べに行こう‼︎とはならない気がしてしまいます。

そこで、
観光客としての立場から、
沖縄(石垣島)へ行ったときはこれを食べた方が良い!
と思った、
ちょっと意外性も感じた思い出のお店を紹介します。

その1.本マグロじゃないけど、マグロが美味い!安い!
「ファミリーマート石垣真喜良店」

いきなりコンビニ!?
何言ってんだってなりますよね!

もうね、本当盲点なんです。
観光客向けの食事処はオシャレだけど高いんです…。沖縄に限らずどこもそうだけど。

そこで最近のわたしの旅行スタイルでもあるのですが、
地元の方が行かれるお店(スーパーや商店、そしてコンビニ)に行き、景色のいいところやホテルの部屋で食べる!
これが実は楽しいし思い出深くなるのでオススメ。

コンビニは割と、
ご当地物を販売していますので是非飲み物やおつまみだけでなく、お惣菜コーナーやレジ前のおでんコーナー等もチェックです!

こちらのファミリーマートで購入したのは、

10切ほど入った新鮮な
ビンチョウ(か、メバチかキハダ…知らなくてすいません😅)マグロ『200円』…!
安いっ…‼️
(その時行った時期は11月です。)

この辺のスーパーだったら10切も入ってたら3倍のお値段します。

そもそもコンビニで刺身売ってるなんて
私からすれば考えられない
‼︎

新鮮だから臭くないし、甘くてとろ〜、プリプリ…
美味しかったです。

ホテルの部屋でオリオンビールと島醤油、最後に買った(名前を忘れた)ご当地ダネのおでんで舌鼓をうちました。
最高な夕飯でした。

その2.珍しい名前の刺身が絶品
『海人 居酒屋 源丸』

沖縄は刺身が美味い!
と知った私たちは近くの居酒屋へ😁
となりは刺身店だそうです。

後で調べてわかったのですが、
ここは『(有)マルゲン水産』さんが経営されているチェーン店の一つだったそうです。
どうりで魚が美味しかったわけだ。

ここではその日のお魚の名前がよく見える場所に掲示されてました。
その魚の刺身盛り合わせを注文することをオススメします。

当時のお品書き↓

どれも美味しかった。
新鮮すぎてこんなご馳走はありません。
そして珍しい魚ばかりで、その見た目に反した(反してないのかな?)美味しさで、まさに目から鱗🐟!

カタカシが凄く美味しかったです。
この魚、別の名を「オジサン」って呼ばれてるんですね。
知らなかったですが、なんか可愛い…。

観光客の人は是非沖縄のお刺身を一度食べていただきたい!

その3.竹富島 港待合所の
「たけおばぁの さたくんこう」

「さたくんこう」とは、竹富島の島言葉でサータアンダギーのこと。

こちらのさたくんこう、お土産売り場のレジ横にあったので思わず買ってみたのですが、

ひとつひとつが小さくて可愛い!

親指の先くらいの大きさの
まあるいサータアンダギー。
一つ取り出すと、すでにわかる硬さ。

食べたとき、「これ黒糖?!
あれ、サータアンダギー風味の黒糖を買っちゃったのかな?!」って一瞬面くらったほど。(←なんだそりゃ)

サータアンダギーの常識を覆してくれたこちらのさたくんこう。
今もまだ売ってるのかな?
通販してたら買いたいくらい美味しかったです!

この小さなカリカリサータアンダギー、わたし好きでした!
もっと沖縄県外の人に知れ渡って欲しい…。

ちんすこうとサータアンダギーの間の子って感じがイメージしやすいと思います🖕

(※追記 2021年11月某日
港のお土産屋さんに電話で確認したところ、こちらはもう販売していないそうです。他に購入出来るところを聞きましたが、どうやら作っていらっしゃらないとのことでした。)

その4.行くことが出来ず無念…でも紹介を。ゆし豆腐
「とうふの比嘉」

ゆし豆腐とは、

ゆし豆腐とは、にがりを入れて固まりはじめた、型に入れる前のふわふわした豆腐のことです。

一般的に、『ゆし豆腐』は沖縄そばに入れて『ゆし豆腐そば』として食べたり、
下図の袋を汁ごとそのまま器に入れて食べる方も多いそう。(薄い塩味)


これに対し、ゆし豆腐を型に入れて固めたものが島豆腐。
『島豆腐』は崩れにくいので、チャンプルーなどに使われたりすることが多いです。


そんなわけでゆし豆腐と島豆腐の違いは、にがりを入れた後に、固めるか、固めないかの違いでした。

そして本州の豆腐と沖縄の島豆腐の違いは、作り方がちょっと違うんです。

大豆を水に浸けてふやかし、ふやかした大豆と水を入れてすりつぶして呉を作るまでは一緒。
※呉とはおからと豆乳に分ける前のものです。

違うのは、煮るタイミング!!

本土の豆腐が、大豆をすりつぶした呉を煮てから絞るのに対し、沖縄の島豆腐は、呉を絞ってから煮ます。
生のまま絞ると熱に弱い蛋白質が消えないので、
島豆腐の方がより多く蛋白質が含まれているそうですよ。

沖縄では画像のように袋に入れて、温かい状態で販売されているのが昔ながらの光景です。
温かいお豆腐は本州だと規定があって販売できないので、
あったかいお豆腐が食べられるのは沖縄だけ!引用元: https://kosetsu-ichiba.com/archives/1073

素朴で栄養価が高く沖縄でしか食べられない
出来立てほやほやの
豆腐が食べたかったのです。

ですが帰りの飛行機がギリギリで、
待ってる人も多かったため
間に合わないと判断してギブアップしました…。

次回はリベンジします!

その5.無念なのはこれだけではない
「知念商会」のオニササ

地元スーパーの知念商会!
是非こちらはGoogleマップで検索していただきたい。

そしてそこに、載ってる写真たちを見ていただきたい!(興奮しちゃいますよ)!
まず揚げ物の量!
お惣菜の充実!
レトロなショーケース&店内‼︎

そう、私の大好物‼︎


残念ながら、夜に伺ったため
お惣菜は売り切れてしまい空っぽでした。
(もしかしたら廃棄ゼロなのでは??!
あと、ここで働かせてもら…)

お目当てだったのが
おにポーならぬ、『オニササ』。

昭和56年ごろの高校生が考案したという、
おにぎりと揚げたささみをまんまビニール袋に入れて挟んで食べる斬新フード。

もちろん完売だったのでしょう、購入は出来ず…。

オシャレなカフェでテイクアウトも良いけど、
こういうご当地感あふれるB級グルメを、地元の人に紛れて買って
とっておきの場所で海を眺めながら食べたかった。

(同じ事を考えていらっしゃる方がアップしたInstagramをみて生唾を呑み込みながら記事を書いています😭)

無念すぎる…。

これもまたリベンジ案件です!

その前に簡単に自宅でも出来そうなので、
スーパーでささみのフライを買ってきて自分でやってみることにしますね!

その6.最後の一つだったシュトーレンが絶品だった
「トミーのパン屋」

通りすがりで見つけたパン屋。
79号線から、海側へ草原の中の一本道をいくと、開けたところに事務所のような小さな小屋がありました。
そこがトミーのパン屋。
シュトーレンが一つだけ残っており、購入しました。
持ちが良いので帰宅後に食べたのですが、
今まで食べたシュトーレンの中で
ダントツに美味しかったです。
甘さ控えめで具(フルーツや木の実)がたっぷり。
美味しいから毎日少しずつ大切に食べました。

ここは海が近いので、草を分け入れば海に行けそう。
『貝殻ビーチ』なんていう可愛い名前のビーチが近くにあります。
地元の人は朝早くに
ここでパンを買い、浜辺へ下りていって海を眺めながら朝食をとるそうな。

ロケーションといい、秘境感といい、パンといい、(と言ってもシュトーレンしか食べていないですが)特別感を味わえるお店間違いなしです。

その7.
ロケーション最高といえば、
「イタリコ」のイタリアン🇮🇹

お店を入るとすぐ正面に大きな窓から見える崎枝湾の海。
テラス席もあります。
テラスの眼下には、草原が広がっています。高台なので遠くまで海が見えます。
なんといっても私が好きな風景であるお山たちが見えるのです。
(この山↓)

石垣島に来てイタリアン?と思うのは早計です。
景色と美味しい料理を食べてください!
景色も料理の一つ。そしてお店の雰囲気の良さとパスタの美味しいこと。

確かここはパスタを頼むとサラダバーが付いてきて、そのガーリックトーストがまた絶品でしたよ!


いかがでしたか??

沢山ありすぎてまだ紹介しきれていないのですが、
ひとまず思い出のお店はここまでとさせて頂きます。

石垣島と竹富島の
思い出のお店=美味しいお店
に絞って2017年編を紹介させていただきました。


それでは最後まで読んで頂きありがとうございました😊

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