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ラジオありがとうだいすき

インターネットのおかげでどこにいても旅ができる。部屋に籠っていても繋がれる瞬間が尊い。塩釜のラジオ「ラジカルト!」に東京(?)からZoomで出演する佐藤達哉さんの声を福岡から耳を澄ませて聴いてみた。

つい「9月」って打っちゃう

大分~博多ライブの余韻に浸っていたら、知らんうちに9月が終わってた。仕事で「10月」っていう入力をいちいち間違えてしまう。
9月までは「07」「08」「09」ってかんじで最初に「0」を入力するけど、10月からは最初に「1」を入力せないかんのがしんどい。やっと「1」に慣れた頃には、すぐ「2023」と「0」を打つターンが来る。もーほんと数字好かん。数字の無い世界に行きたい。環境の変化に弱い自分ほんと困る。
「楽しい」と「大好き」だけで仕事できたらなあ~。

全国のラジオ

こないだ「福岡から東北のラジオを聴くってどんな気持ち?」みたいなことを聞かれて「旅をしているような気持ち」と答えました。実際に足を運べなくても、ラジオから流れてくるその土地の言葉や景色や匂いをなんとなく纏ったような気持ちになる。自分のもうひとつのふるさとのような、親戚のような。

いつもは穏やかに楽しく聴いている推し番組「ラジカルト!」で、先週金曜日に「佐藤達哉さんがゲスト出演する」とのお知らせがありました。仕事をしながら「え!え!!!!!」と叫んでしまい、その後は呼吸が乱れて頭の中であらゆる妄想。少しも眠れませ・・・・寝ました。

アサノタケフミさん「ラジカルト!」

自宅で仕事をしているので、基本はラジオをBGMにしています。今日はどうしても聴き逃せないラジオ番組がありました。宮城県塩釜市のコミュニティラジオ局、ベイウェーブの「ラジカルト!」です。

シンガーソングライターのアサノタケフミさんがDJで、平日のお昼はほぼこの番組です。以前、佐藤達哉さんのツイートでCMソングの動画を観る機会があって、その動画の曲を歌っているのがアサノさんでした。
その流れで初めてCDを購入、2020年12月の配信ライブに佐藤さんがサポートでご出演することとなり、そこで初めてアサノさんの動く姿を見ました。

明後日は、私の母の命日です。アサノさんの配信ライブは、母が亡くなって2か月頃、ほとんど眠れていなかった時期でした。あの配信ライブの日、アサノさんの歌やトーク、佐藤さんの演奏にどれだけ心が救われたか、誰も知らないと思います。

その後、アサノさんのツイキャスやラジオに元気をもらいに行くようになりました。アサノさんは、住んでいる地域が違う私にも、どの方にも、ウェルカム精神で楽しませてくださいます。ツイキャスでも同じですが、ラジオで皆さんのメッセージに対し、ひとつずつ丁寧に、目の前でお喋りをするかのようにコメントをくださるところが素敵やと思います。そして声も綺麗。ラジオだから見えないけど、リスナーの皆さんの優しさや明るい笑顔が見えてくるような番組です。

質問したいこといっぱい

番組では佐藤さんへの質問がOKとのことだったので、週末は、何を質問しようかずっと考えていました。

佐藤さんに聞きたいことなんて、山ほどあります。ライブの物販の時に聞くチャンスはあるものの、緊張しすぎていつもうまくいきません。でもこないだの大分公演では渡したいものがあって、それについて初めて、勇気を出して話せたかな。それほど深刻な内容ではなかったかもしれないけど、1週間くらい前から緊張して、ずっと胃が痛かったです。
私も頑張れば言えるんやなあって思ったし、会場を出て歩き始めたら緊張が解けて泣いてました。自分が真剣に考えていることを、文字じゃなくて声で伝えたのってこれまでの人生で何回あるかな。

「ラジカルト!」には、質問を3つに絞って前日にメールを送りました。でもそれでは気が済まなくって、当日、仕事が始まる直前にFAXで簡単なメッセージも送ってみました。

aikoちゃんが新曲のキャンペーンで福岡に来る時はラジオ局にFAXを送っていたけど、最近はなかなかゲスト出演というのが難しい世の中だから、寂しいです。ライブ会場のプレゼントBOXも今はありません。伝えたいこといっぱいあるけど今は辛抱。

今日は初めて佐藤さんに宛ててFAXを送ることができて、すごく嬉しかったです。今後こんなチャンスがあるかどうかわからないから、凝った内容にはできなかったけど、ファンになって20年経って、やっと初めてFAXを送ることが出来ました。20年前の私に「楽しくなるよ~」って伝えたいです。

Zoom出演

番組は60分で、放送開始15分後から佐藤さんがZoomを使って登場されました。先月、2週に渡って放送された大分のOBSラジオ「50/50 Herty Perty!!」でもZoom出演をしていたので、きっと手慣れた感じでZoomにインしたのだろうなと想像しました。でも、アサノさんから「見知らぬ天井が見えた」とのエピソード・・そういえばOBSの時、スマホの固定に苦労されていたようなお話があったな・・(ほっこり)

アサノさんと佐藤さんの会話はすごくナチュラルな雰囲気で、お二人の電話を盗み聞きしているような気持ちですごくどきどきしました。
デビューの頃のお話や、サポートミュージシャンとして色んな方々とのご縁が出来ていく様子など、初耳のお話が多かったです。
残念ながら、仕事中だったので聴き落としているところもあるけど、佐藤さんの声が聴こえてくるのが嬉しくって、ずっとこのままだったらいいのになあって思いました。

人生相談気味

アルバムの話や10月8日に開催される塩釜でのライブ告知の後、アサノさんが私のメールから、3つの質問のうちのひとつを読んでくださいました。最近、新しく挑戦したいと思うことが見つかったけど、なかなか一歩が踏み出せずにいて、でも、いろんなことに挑戦していく佐藤さんみたいになりたくて、どんな心構えで挑戦したらいいのか・・という相談のような質問。

佐藤さんは「まずはやってみようと思うこと」というコメントをくださいました。「『こうじゃなきゃダメだ』と考えずにやってみたらいい」という内容で、シンプルかつ的を得ているお言葉でした。
私はまさに「挑戦するには〇〇でなければならない」とか「人に笑われたり『甘い考え』と思われそう」とか色々気にして、誰にも相談せず一人で悶々とするところがあります。考え過ぎて失敗することも多い。
自分でもなんとなくわかっていながら自信が持てなくて、でも結局そこだよね、っていう部分を、思いっきり突かれたような気持ち。
尊敬している方から言っていただけて嬉しかったです。

佐藤さんは冒頭からのナチュラルさのまま、何気なく質問に対してコメントしてくださったけど、その言葉がぐっと自分の中に入った気がしました。
そして私は、たぶん「あ、私のメールや」って思った瞬間、手で顔を覆っていたと思います。何気ない言葉がじわっと沁みてきて、目から流れた感じ。
素直に、ただただ嬉しかった。本当にありがとうございます。

一方通行

佐藤さんの出番が終わったあと、送ったFAXについても佐藤さんが見てくださったようで「喜んでましたよ」とアサノさんが言ってくださいました。

私たちファンが何かメッセージなどを届けても、そこから先は見えず一方通行です。手紙などを送っても本当に手元に渡るのか、開封されるかどうかもわからないので、何らかのリアクションがあると本当に有難いです。
番組には、他にも佐藤さん宛に沢山メッセージが届いている中、時間を丁寧に捌きながら、送ったFAXが佐藤さんに届いたとわかるようにお話してくださったアサノさん。お心遣いに感謝しかありません。

ラジオは耳からの情報だけになるけど、心が通い合うような瞬間があったり、孤独な自分も誰かと繋がってるのかな?という気持ちになれるので、改めて「ラジオって素敵やな」と思いました。

佐藤さんに質問してよかったなあ。不安が0になった訳じゃないけど、まずはやってみてから考えようって気持ちになれました。

推しの言葉は強い

大好きな人からいただいた言葉って説得力あるし、宝物やなあと思います。佐藤さんてすごいな。またお会いできる日が楽しみです。ずっと応援させてください。
今回は、話し出すと止まらなくなるし「まだ話せますけど?」の空気ぷんぷんになっちゃう「ラジオの佐藤さん」が健在で、聴き応えのあるエピソード満載で最高の時間でした!

本当は遠く離れた場所にいるけど、ラジオは一瞬嘘をついてすぐ側にいるような気持ちにさせるのが得意です。私も嘘に気付かないふりをして、すぐ側にいてもらっている感覚で番組を聴いていました。
嬉しくて寂しくてだいすきだなあ。ラジオ最高だったから書いておく。おわり。

■アサノタケフミさんとの出逢いの曲「HERE WE GO」LIVE ver.
※佐藤さんも手拍子したり弾いてたりしてるからぜったい観て

■アサノタケフミさんのめちゃ泣ける新曲「レモネードサイダー」MV
釣舟富紀子さんの挿絵にも大注目です


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