海外文学の読書会「ガイブンキョウク」。

海外文学（ガイブン）を東京都文京区（ブンキョウク）で読む読書会として2015年に始まり、その後は福岡で、コロナ禍以降はオンライン（Zoom）にて毎月一回開催しています。

これまでに、閻連科さん、ラシャムジャさん、ク・ビョンモさんなどの作家、金子奈美さん（バスク文学）、本田誠二さん（スペイン文学）、泉京鹿さん（中国文学）、小林和貴子さん（ドイツ文学）、粟飯原文子さん（アフリカ文学）、斉藤真理子さん（韓国文学）、山辺弦さん（キューバ文学）、柳谷あゆみさん（アラビア文学）、星泉さん（チベット文学）、西山敦子さん（アメリカ文学）、青柳悦子さん（マグレブ文学）、阿部賢一さん（チェコ文学）、若島正さん（アメリカ文学）、小山内園子さん（韓国文学）、片山亜紀さん（イギリス文学）、木下眞穂さん（ポルトガル文学）、中込啓子さん（ドイツ文学）、児島康宏さん（ジョージア文学）などの翻訳者にゲストとしてご参加いただきました。

初参加も大歓迎です。ぜひ、気軽にご参加ください。

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＜2015年＞

■5月（第1回）

カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』（土屋政雄訳、早川書房）

J・M・クッツェー『マイケル・K』（くぼたのぞみ訳、岩波文庫）

■6月（第2回）

ブルース・チャトウィン『ウイダーの副王』（旦敬介訳、みすず書房）

ギュスターヴ・フローベール『ボヴァリー夫人』（芳川泰久訳、新潮文庫）

■7月（第3回）

ロベルト・ボラーニョ『アメリカ大陸のナチ文学』（野谷文昭訳、白水社）

スタニスワフ・レム『ソラリス』（沼野充義訳、ハヤカワ文庫）

■8月（第4回）

マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』（鴻巣友季子訳、新潮文庫）

フィル・クレイ『一時帰還』（上岡伸雄訳、岩波書店）

■9月（第5回）

リチャード・パワーズ『オルフェオ』（木原善彦訳、新潮社）

アンナ・カヴァン『氷』（山田和子訳、ちくま文庫）

■10月（第6回）

ミシェル・ウエルベック『服従』（大塚桃訳、河出書房新社）

ミラン・クンデラ『冗談』（西永良成訳、岩波文庫）

■11月（第7回）

キルメン・ウリベ『ムシェ　小さな英雄の物語』（金子奈美訳、白水社）

エイモス・チュツオーラ『薬草まじない』（土屋哲訳、岩波文庫）

ゲスト：金子奈美さん（『ムシェ　小さな英雄の物語』訳者）

■12月（第8回）

セサル・アイラ『文学会議』（柳原孝敦訳、新潮社）

フランツ・カフカ「変身」「訴訟」（多和田葉子・川島隆訳、集英社文庫）

＜2016年＞

■1月（第9回）

ゼイディー・スミス『美について』（堀江里美訳、河出書房新社）

ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』（工藤幸雄訳、創元ライブラリ）

■2月（第10回）

フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』（柳原孝敦訳、松籟社）

ディーノ・ブッツァーティ『タタール人の砂漠』（脇功訳、岩波文庫）

■3月（第11回）

ダニエル・アラルコン『夜、僕らは輪になって歩く』（藤井光訳、新潮社）

スティーヴ・エリクソン『Xのアーチ』（柴田元幸訳、集英社文庫）

■4月（第12回）

トーマス・ベルンハルト『消去』（池田信雄訳、みすず書房）

カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』（村上春樹訳、新潮文庫）

■5月（第13回）

ナーダシュ・ペーテル『ある一族の物語の終わり』（早稲田みか・簗瀬さやか訳、松籟社）

オルハン・パムク『わたしの名は赤』（宮下遼訳、ハヤカワepi文庫）

■6月（第14回）

カルロス・フエンテス『テラ・ノストラ』（本田誠二訳、水声社）

ゲスト：本田誠二さん（『テラ・ノストラ』訳者）

■7月（第15回）

エドゥアルド・ハルフォン『ポーランドのボクサー』（松本健二訳、白水社）

スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』（岸本佐知子訳、河出文庫）

■8月（第16回）

マルカム・ラウリー『火山の下』（斎藤兆史・渡辺暁・山崎暁子訳、白水社）

ナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』（須賀敦子訳、白水Uブックス）

■9月（第17回）

フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』（土岐恒二訳、水声社）

アントナン・アルトー『ヘリオガバルス　あるいは戴冠せるアナーキスト』（鈴木創士訳、河出文庫）

■10月（第18回）

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『セカンドハンドの時代』（松本妙子訳、岩波書店）

■11月（第19回）

チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『アメリカーナ』（くぼたのぞみ訳、河出書房新社）

■12月（第20回）

イタロ・カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』（脇功訳、白水Uブックス）

カルロ・レーヴィ『キリストはエボリで止まった』（竹山博英訳、岩波文庫）

＜2017年＞

■1月（第21回）

閻連科『炸裂志』（泉京鹿訳、河出書房新社）

ゲスト：泉京鹿さん（『炸裂志』訳者）

■2月（第22回）

ムルド・フェラウン『貧者の息子　カビリーの教師メンラド』（青柳悦子訳、水声社）

ゲスト：青柳悦子さん（『貧者の息子』訳者）

■3月（第23回）

村上春樹『騎士団長殺し』（新潮社）

■4月（第24回）

フリオ・リャマサーレス『黄色い雨』（木村榮一訳、河出文庫）

パスカル・キニャール『さまよえる影たち』（小川美登里・桑田光平訳、水声社）

■5月（第25回）

イルゼ・アイヒンガー『より大きな希望』（小林和貴子訳、東宣出版）

ゲスト：小林和貴子さん（『より大きな希望』訳者）

■6月（第26回）

キャサリン・ダン『異形の愛』（柳下毅一郎訳、河出書房新社）

■7月（第27回）

ガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って／太陽の男たち』（黒田寿郎・奴田原睦明訳、河出文庫）

■8月（第28回）

イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』（木村榮一訳、河出文庫）

■9月（第29回）

チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』（斎藤真理子訳、河出書房新社）

ゲスト：斎藤真理子さん（『こびとが打ち上げた小さなボール』訳者）

■9月（第30回）

テジュ・コール『オープン・シティ』（小磯洋光訳、新潮社）

■10月（第31回）

エヴゲーニイ・ザミャーチン『われら』（川端香男里訳、岩波文庫）

■10月（第32回）

チゴズィエ・オビオマ『ぼくらが漁師だったころ』（粟飯原文子訳、早川書房）

ゲスト：粟飯原文子さん（『ぼくらが漁師だったころ』訳者）

■11月（第33回）

ハン・ガン『ギリシャ語の時間』（斎藤真理子訳、晶文社）

■12月（第34回）

プリーモ・レーヴィ『これが人間か』（竹山博英訳、朝日新聞出版）

■12月（第35回）

閻連科さんとの交流会

＜2018年＞

■1月（第36回）

コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』（谷崎由依訳、早川書房）

■2月（第37回）

ビルヒリオ・ピニェーラ『圧力とダイヤモンド』（山辺弦訳、水声社）

ゲスト：山辺弦さん（『圧力とダイヤモンド』訳者）

■2月（第38回）

『世界イディッシュ短篇選』（西成彦編訳、岩波文庫）

■3月（第39回）

ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』（鼓直訳、水声社）

■4月（第40回）

ファン・ジョンウン『野蛮なアリスさん』（斎藤真理子訳、河出書房新社）

■5月（第41回）

ジェローム・K・ジェローム『ボートの三人男』（小山太一訳、光文社古典新訳文庫）

■5月（第42回）

ザカリーヤー・ターミル『酸っぱいブドウ／はりねずみ』（柳谷あゆみ訳、白水社）

ゲスト：柳谷あゆみさん（『酸っぱいブドウ／はりねずみ』訳者）

■6月（第43回）

サンドラ・シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』（くぼたのぞみ訳、白水社）

■7月（第44回）

フアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』（杉山晃・増田義郎訳、岩波文庫）

フアン・ルルフォ『燃える平原』（杉山晃訳、岩波文庫）

■8月（第45回）

リチャード・フラナガン『奥のほそ道』（渡辺佐智江訳、白水社）

■9月（第46回）

チェーザレ・パヴェーゼ『美しい夏』（河島英昭訳、岩波文庫）

■10月（第47回）

アリ・スミス『両方になる』（木原善彦訳、新潮社）

■10月（第48回）

チベットの作家ラシャムジャさんと話そう！

■11月（第49回）

残雪『黄泥街』（近藤直子訳、白水社）

■12月（第50回）

ケイト・ザンブレノ『ヒロインズ』（西山敦子訳、C.I.P.Books）

ゲスト：西山敦子さん（『ヒロインズ』訳者）

＜2019年＞

■1月（第51回）

フョードル・ドストエフスキー『白痴』（亀山郁夫訳、光文社古典新訳文庫）

■2月（第52回）

アルベール・カミュ『異邦人』（窪田啓作訳、新潮文庫）

ゲスト：青柳悦子さん（『バンド・デシネ　異邦人』訳者）

■3月（第53回）

チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』（斎藤真理子訳、筑摩書房）

■4月（第54回）

呉明益『自転車泥棒』（天野健太郎訳、文藝春秋）

■5月（第55回）

ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』（若島正訳、新潮文庫）

ゲスト：若島正さん（『ロリータ』訳者）

■6月（第56回）

ボフミル・フラバル『わたしは英国王に給仕した』（阿部賢一訳、河出文庫）

ゲスト：阿部賢一さん（『わたしは英国王に給仕した』訳者）

■7月（第57回）

マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』（小野正嗣訳、早川書房）

■8月（第58回）

ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』（岸本佐知子訳、講談社）

■9月（第59回）

トニ・モリスン『青い眼がほしい』（大社淑子訳、ハヤカワepi文庫）

ゲスト：吉田希依さん（熊本県立大学講師、トニ・モリスン研究者）

■10月（第60回）

マルセー・ルドゥレダ『ダイヤモンド広場』（田澤耕訳、岩波文庫）

■11月（第61回）

ク・ビョンモ『四隣人の食卓』（小山内園子訳、書肆侃侃房）

ゲスト：ク・ビョンモさん（『四隣人の食卓』著者）、小山内園子さん（『四隣人の食卓』訳者）

■12月（第62回）

ローベルト・ゼーターラー『ある一生』（浅井晶子訳、新潮社）

＜2020年＞

■1月（第63回）

サミュエル・ベケット『モロイ』（宇野邦一訳、河出書房新社）

■2月（第64回）

ペーター・ハントケ『不安　ペナルティキックを受けるゴールキーパーの……』（羽白幸雄訳、三修社）

■3月（第65回）

ヴァージニア・ウルフ『幕間』（片山亜紀訳、平凡社ライブラリー）

■4月（第66回）

ジョゼ・サラマーゴ『白の闇』（雨沢泰訳、河出文庫）

■5月（第67回）

Ｗ・Ｇ・ゼーバルト『アウステルリッツ』（鈴木仁子訳、白水社）

■5月（第68回）

ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー『フライデー・ブラック』（押野素子訳、駒草出版）

■6月（第69回）

崔仁勲『広場』（吉川凪訳、クオン）

■6月（第70回）

ジェラール・ド・ネルヴァル『火の娘たち』（野崎歓訳、岩波文庫）

■7月（第71回）

ファトス・コンゴリ『敗残者』（井浦伊知郎訳、松籟社）

■8月（第72回）

テオドール・シュトルム『みずうみ／三色すみれ／人形使いのポーレ』（松永美穂訳、光文社古典新訳文庫）

■9月（第73回）

ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』（金子奈美訳、新潮社）

ゲスト：金子奈美さん（『アコーディオン弾きの息子』訳者）

■10月（第74回）

ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ『忘却についての一般論』（木下眞穂訳、白水社）

ゲスト：木下眞穂さん（『忘却についての一般論』訳者）

■11月（第75回）

ミン・ジン・リー『パチンコ』（池田真紀子訳、文藝春秋）

■12月（第76回）

アフマド・サアダーウィー『バグダードのフランケンシュタイン』（柳谷あゆみ訳、集英社）

＜2021年＞

■1月（第77回）

マーガレット・アトウッド『誓願』（鴻巣友季子訳、早川書房）

■2月（第78回）

ツェワン・イシェ・ペンバ『白い鶴よ、翼を貸しておくれ』（星泉訳、書肆侃侃房）
ゲスト：星泉さん（『白い鶴よ、翼を貸しておくれ』訳者）

■2月（第79回）

カレル・チャペック『ロボット-ＲＵＲ』（阿部賢一訳、中公文庫）

■3月（第80回）

イレーヌ・ネミロフスキー『フランス組曲』（野崎歓・平岡敦訳、白水社）

■4月（第81回）

イタロ・ズヴェーヴォ『ゼーノの意識』（堤康徳訳、岩波文庫）

■5月（第82回）

ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』（高山宏訳、研究社）

■6月（第83回）

トマス・ピンチョン『ブリーディング・エッジ』（栩木玲子・佐藤良明訳、新潮社）

■7月（第84回）

ヨハネス・ヴィルヘルム・イェンセン『王の没落』（長島要一訳）

■8月（第85回）

ジョージ・エリオット 『ミドルマーチ』（廣野由美子訳、光文社古典新訳文庫）

■9月（第86回）

エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』（中込啓子訳、鳥影社）
ゲスト：中込啓子さん（『ピアニスト』訳者）

■10月（第87回）

ミヘイル・ジャヴァヒシヴィリほか『20世紀ジョージア（グルジア）短篇集』（児島康宏編訳、未知谷）
ゲスト：児島康宏さん（『20世紀ジョージア（グルジア）短篇集』訳者）

■11月（第88回）

オーシャン・ヴオン『地上で僕らはつかの間きらめく』（木原善彦訳、新潮社）

＜2022年＞

■1月（第89回）

ミルチャ・エリアーデ『ムントゥリャサ通りで』（直野敦訳、法政大学出版局）

■2月（第90回）

グザヴィエ・ド・メーストル『部屋をめぐる旅　他二篇』（加藤一輝訳、幻戯書房）

■3月（第91回）

ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』（丸谷才一・永川玲二・高松雄一訳、集英社文庫）

■4月（第92回）

アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』（沼野恭子訳、新潮社）

■10月（第93回）

アンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』（工藤順・石井優貴訳、作品社）

＜2023年＞

■1月（第94回）
リディア・デイヴィス『話の終わり』（岸本佐知子訳、白水Uブックス）

■2月（第95回）
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』（旦敬介訳、国書刊行会）

■3月（第96回）
モハメド・ムブガル＝サール『純粋な人間たち』（平野暁人訳、英治出版）
ゲスト：平野暁人さん（『純粋な人間たち』訳者）

■4月（第97回）
レアード・ハント『インディアナ、インディアナ』（柴田元幸訳、twililight）

■5月（第98回）
ウラジーミル・ソローキン『ロマン』（望月哲男訳、国書刊行会）

■6月（第99回）
リチャード・ライト『ネイティヴ・サン』（上岡伸雄訳、新潮文庫）

■7月（第100回）
ヤン・ポトツキ『サラゴサ手稿』（畑浩一郎訳、岩波文庫）