英文法レベル別問題集は良い!

こんにちは、井上です。

今日もタイトルの通りです。先日下記の本がブックオフで安く売られてたんで(新しいバージョンが出るので)、サクッと購入して教えてる人にやってもらったんですが、非常によかったです。

音読とかシャドーイング、後は多読なども英語上達には重要なんですが、この辺りの基礎が抜けてると上達しません。そして、実を言えば、高校受験レベルの問題集がスイスイ解ける人はかなり少ない。

考えてみたら当たり前で、日本人の半分は偏差値50以下なんだから、高校受験レベルの問題ですでに挫折してて当たり前なんです。しかし、自分ができるとついつい忘れがちになります。

ちなみに、僕は大学受験の時に理系だったんですが、二浪もした割には東大の問題が全く解けませんでした。センターとか河合塾の記述模試ならまあそれなりの点数が取れるけど、東大二次は全く解けない。文系向けの微積の問題しか解けない。これはなんでだろうと思ってて、まあでもその穴を埋めるべく英語の勉強してたら、英語の方が楽しくなってそれで文転して早稲田に行ったからいいんですが、とにかく受験生の時は「なぜこんなにできないか?」と本当に謎でした。

でも、その後大学に入って塾講師して、教える人の少なかった理系科目を教えてみてわかったんですが、東京にあるような有名高校の数学の入試が結構わからないんですよね。高校のテスト対策の数学の授業とか余裕なのに。そこで気が付いたんですが、結局僻地の高校に行ってたから、そういう中学レベルでの基礎が埋まってなかったんですよね。なので、できなかったわけですが、それと同じことが英語でも起きてるんだなと分かりました。

もちろん、受験英語が全てじゃないし、僕もそんな難しい問題解けなくていいだろと思いますけど、でもやっぱりこの問題集のレベル1とレベル2解けない人はかなり多いし、TOEICリーディン400以下の人とかほぼ解けないと思います。

この辺りの見えない学力差のせいで、同じ参考書を使っても違う結果が出るかと思うと、人生のせちがらさを感じます。騙されたと思って、TOEICの点数が900以下で伸び悩んでる人は1からやってみてください。必ず英語力が上がります。

では!

井上大輔

追伸
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高度な外国語力を身につけたい人、テストで結果を出したい人に向けて役立つ情報をつぶやき中。TOEIC980点。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智大学博士課程在学中。英語・仏語・西語・伊語の参考書&翻訳書も出版。著書一覧→http://amzn.to/jzUDtr