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10年前の一眼レフで良くね?【PENTAX K‐3を買った話】

こんにちは、がいなあです。
今回は前回と一変して、カメラのお話です。
私はカメラが好きで、ついこの間新しいカメラを買ったので
そのカメラについてと、それを使ってみて思ったことを書こうかなと思います。
まだまだカメラ初心者なので、温かい目で見てくださるとありがたいです。

新しいカメラを買った話

先日、今まで使っていたPENTAXのK-5からの乗り換えで
PENTAXのK-3を購入しました。
発売年が2013年なので、10年以上前のカメラになります。

PENTAX K-3

「今更そんなカメラ誰が買うんだよ」と思われるかもしれませんが、
これを買った理由はしっかりあります。
まず一つは、私がペンタキシアン(自称)であることです。
私が初めて触った一眼レフがK100Dであり、ずっと「カメラといえばPENTAX」だと思って生きてきたんですよね。
現実では全くそんなことなくて、PENTAXはもう影が薄いのですが。
その影響でPENTAXのK-5を中古で購入して、カメラ沼にどっぷりはまってしまいました。今はSPやMXなどの銀塩時代のものも集めています。
PENTAXの何がいいかって、使い勝手とデザイン、そしてオールドレンズ遊びのしやすさです。
PENTAX独自の操作系「ハイパー操作系」が非常に使いやすいんですよね。
ファインダーを覗いたまま簡単にそして確実に数値を変更できるのが素晴らしくいいです。
そしてデザインは、競合他社(もはや競合しているかも怪しい)の丸っこいデザインとは異なり、カクカクしており、かっこいいんですよね。そして、「プレミアム・スモール」をうたっている通り、コンパクトでぎっちり機能が詰まっている感じは、機械好きの私にはたまりません。
二つ目は、中古が安いことです。
K-3は10年前のカメラではありますが、性能はいたって現代的といっても過言ではありません。ですが、中古で4万も出せば手に入れることができます。金欠の筆者にはピッタリです。
最後に3つ目。ペンタックスは50年近くKマウントを採用し続けており、オールドレンズへの対応もしっかりしています。また、ボディ内手ぶれ補正なので、どんなレンズでも手ぶれ補正を使用できます。
そのため、ジャンクのオールドレンズを数百円で買ってきて直して遊ぶのに最適だと思っています。

使用感

まず、K-5に比べるとほんの少し大きく、重くなりました。
しかし、グリップのホールド性がよくなったのと、ボディ側に重心が寄ったので、手振れが発生しずらくなりました。PENTAXの手振れ補正機能「SR」と合わせると、スローシャッターでも1秒くらいまでは許容範囲の写真が撮れるかなといった感じです。
あと、ボディの質感が上がりました。K-5も充分良かったのですが、一点だけ、親指を置くところがベコベコしていてなんか嫌だったんですよね。それが改善されたのはだいぶ良いです。
また、遅い遅いと騒がれるPENTAXのAFですが、十分早いなあという印象です。
そりゃあもちろん、今のミラーレスとかに比べるとだいぶ遅いと思いますが…
映りにおいては、いかにもPENTAXといった感じ。
自分的には、こってりめの鮮やかさです。
ちなみに、私は撮影設定(PENTAXならカスタムイメージ)で色作りをする派なので、撮って出しです。

解像感を感じたくて苔を撮りました。
DAはカスみたいなのしかないのですが…
「こってりした鮮やかさ」が表現に適してると思うのですが、皆さんはどう思います?

解像感も有効2435万画素あるだけあって割といいかなあと思います。
画素数だけで評価するのは野暮ですが…

そして地味に気に入っているのは、「銀残し」というカスタムイメージです。自分は設定でシャープネスをガンガン上げて、シャドウ強くして、建物とかを撮っています。

これだけやれて4万ですから、コスパいいですよね。
ボタン配置なども洗練されて、より使い勝手がよくなっていて、写真を撮っていて楽しかったです。
やっぱりPENTAXはいいです。
全部自分の感想ですが…

カメラ買うなら十年前の一眼レフで良くね?

このカメラを使って思ったことがこれです。
今はPENTAXだけでなく、NikonならD7100とかCanonならEOS 6Dとか
割と現代的な性能を持つ一眼レフが3,4万円で買えます。
しかも、これらは中上級機です。
そのうえ、レンズも種類がたくさんある中から安く
自分の好きなものを選ぶことができます。
貧乏人の言うことだと言われればそれまでですが、
ちょっと古いカメラを買うというのも選択肢に入れてみてはどうでしょうか…


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