見出し画像

GWに読みたい仕事が出来るようになる本5選

2018年も気づけばゴールデンウィーク。4月に入社した新入社員のあなたも、もう立派な社会人!5月の1・2日が平日ということで前編と後編に分かれていますが、1・2日もお休みにしている人にとっては9連休!絶好の読書日和で、絶好のスキルアップの時間ですよね。

そこで、外資系投資銀行および外資系経営戦略コンサルタントの経験から、このGW中に読むことをオススメする本をご紹介したいと思います。

・イシューからはじめよ https://amzn.to/2vSOEXU

マッキンゼーにいた安宅氏のいわずと知れた名著。僕が外銀→外コンと転職したとき、一番最初に読むことをオススメされた本。今でもこの本のエッセンスは自分の中に残っています。ピラミッドストラクチャー、仮説思考の何たるかをシンプルに教えてくれる文章は「何をすべきなのか」を考えるのに、とても役立ちます。
また、自分は何のために今この作業をしているのか?忙しいときや何かに熱中するとき(例えばひたすら数字のインプットをしているときなど)、その作業は本当に必要なのか?どうすればそのあとの作業が楽になり、最短距離で”そもそも解かなければいけない問い”に答えられるのか、、そういった常に意識すべきことを教えてくれます。忙しいのに仕事が終わらないビジネスマンこそ、これを読んで、「本当はやらなくてもよかったこと」をあぶりだせれば、きっと仕事量は激減するはず。

・超箇条書き https://amzn.to/2w2Hj8n

こちらはA.T. カーニーのマネージャーである杉野氏が書いた本。非常に平易な形で、具体例を挙げながらの説明が多いため、とても実践的。実際のビジネスの現場ですぐに使えるスキルが満載なのがポイント高いです。
「収益をあげることは大切」とか「売上を増やすためにみんなが頑張るべき」とか、そういった当たり前のことを、ついつい書いていないでしょうか?または、部下からそういったレポートを受けていませんか?決して間違ってはいないので否定しづらいのですが、本当に伝えるべきことはなんなのか、それをダイレクトに自然にできるように、箇条書きという型を用いながら行う方法をレクチャーしてくれる良書です。杉野氏の本はほかにも「会社を変える会議の力」という会議のセッティングの方法など、非常に実践的なものがあります。

・考える技術・書く技術 https://amzn.to/2JvTlZK

バーバラミント氏の名著。外銀外コンの新入社員のほとんどはこの本を読むことを薦められるとかなんとか。この本は、ピラミッドストラクチャーや構造化と呼ばれる、思考の整理術を教えてくれます。
あなたは今何の議論をしているのか、それは相手と同じ目線になっているでしょうか?例えば、夕飯について考えるとき、片方はどこのエリアで食べるかを考えており、もう片方は何を食べるかを考えているとすると、当然議論は噛み合わないでしょう。また、片方は好きな食べ物の話をしているのに、もう片方は好きな果物の話をしていたら、これまた議論は噛み合わないはず。ここでは、双方のあいだで軸やレイヤー、粒度感の違いにちゃんと気づけるかは、構造化ができているのかによります。これができていると、自分自身で考えるのもクリアに行えるし、人との議論もクリアになります。

・経営戦略全史 https://amzn.to/2JuLawD

BCGやアクセンチュアでの勤務経験のある三谷氏の渾身の本。単純に経営戦略を並べるだけでなく、その歴史上のつながりまで含めて説明されるのがポイント高いところです。なぜそういった戦略が生み出されるにいたったのか、その背景まで知ることで、その戦略がどういったときに真価を発揮するのか、それをなんとなく理解することが出来ます。
SWOT分析やバリューチェーンなど、非常にありきたりなワードになってはいるが、どういう時に使うべきなのか、それが説明できない限り、本当の意味で分かっているとは言えないでしょう。ただ、とにかく分厚い本なので、読み終えるあいだにGWは終わってしまいそう。

・外資系コンサルのスライド作成術 https://amzn.to/2JCbwNn

ブーズ、BCG、ATカーニー等で活躍した山口氏によってまとめられたスライド作成テクニックの本。「社内秘の研修資料、全パクリやんけ」と言われているとかいないとか。それくらい、何社も渡り歩いた中での経験値が込められた本なので、内容としての確からしさは折り紙つきです。
特にスライドだけによらず、何かを伝える必要のある人は、これを読むことでずっと人に伝えること自体がスムーズになる可能性があるでしょう。

サポートのおかげで、ボクは今日もおいしいエナジードリンクが飲めます。