直近で日本のトップの初任給はいくらなのか?

東洋経済において特集されていた初任給特集において、トップは日本商業開発の50万円/月であった。

つまり年収600万円+ボーナスだということだろう。

参考:衝撃!これが「初任給が高い」トップ500社だ

では、これが日本のトップなのか?と問われれば、それは違うと言わざるを得ない。

外資コンサル及び外銀の初任給とはいくらくらいであろうか。

マッキンゼーとGSの初任給については以下の通りである。

・マッキンゼー:学卒550万円/院卒570万

・ゴールドマン・サックス証券:760万円

そしてこれにプラスでボーナスが乗る。

ただし、証券会社はフロントオフィス(営業など前線部隊)とバックオフィス(総務部など後方部隊)でボーナスが全然違うので、ここではざっくりと分けて想定する。

・マッキンゼー学卒:550万円+ボーナス50万円=600万円

・ゴールドマン・サックス証券(バック):760万円+ボーナス0円=760万円

・ゴールドマン・サックス証券(フロント):760万円+ボーナス240万円~=1000万円~

2014-2015年であればこれくらいであろうと想定する。

ボーナス込でも

【外銀フロント>外銀バック>外コン】

という順序になるだろう。

勿論数年で順序は変わると思われるが、それはまた別のお話。。

ちなみに『外資系金融の終わり』(藤沢数希)に書かれているところでは

…フロントオフィスに採用された新人の年収は、1年目はだいたい600万円~800万円のベースと、ボーナスが100万円~300万円ぐらい。…(出所:20代で上場企業の社長並みの年収になった)

とあるが、これは2012年である。

アベノミクスがあろうとも、水準観としては落ちる一方との感覚を持っている。

さて、来年はどれくらいになるのだろうか?

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