あくまで企業の黒子である戦コンは、本当に"人に自慢できない仕事"をしているのか?

LINEからスタートトゥデイに行かれた田端さん含め、最近は「戦略コンサルティングファームの人間って黒子だから守秘義務とかにがんじがらめにさせられて、自分が何を成し遂げたか自慢しづらいのが良くない!」という結構同意できる部分もありつつ、でもそうとも言い切れないよな、と思う指摘が多くみられるので、実際どう自分は感じているか、書いてみようと思う。

要はこういう指摘ですが、、最初にこれを見た時は「事業の方向転換とか中期計画を作るのが主な仕事だから、会社そのものを作っているという意味では正しい」けど「戦コンっつーのはそれくらいすごいCEOアジェンダを解く仕事なんやで!」とドヤりたいコンサルタントだったのかな?とも思った。

でも近年は結構、戦略立案だけでなくオペレーションまで降りて伴走するケースも増えてきていて、実際に色々手を動かすところまで支援することが多いです。なので、そういう意味では「あのサービスを作った」と言えるところまでやっているかな、と思いますね。

昔の戦コンやマッキンゼーは「"絵に描いた餅"屋」で出来ないけどすごいプランを作ってくれるところというイメージも強く、よく戦コン批判がなされるけれど、近年はさすがにそれではお金も出てこないので、戦略立案だけでなくて、それを実際にビジネスに落とし込むところまで伴走するわけです。そこに人を張ることも多くなってきています。そうすると、結局人の手数が必要になってきて、ある程度人数を増やして対応するしかなくなっているのが現状です。そこでBCGなんかは相当数、社員を2014-2015年頃に増やしていたと思うんですけど、実行力や実現力を担保する必要があったんじゃないかな、と思います。

実際テレビCMで打ち出すメッセージを戦コンに依頼している会社もあるし(その後に電通などの広告代理店が映像にする)、もっとこまい仕事でいうと「アプリのXXボタンを上に置くか下に置くか」とか戦略コンサルタントの若手が決めているケースもある。ここまで来ると「あのCMはワイの決めたメッセージ流しよるわ!」とか「このアプリの画面はワイが決めたんやで」くらいは言えるようになるはずです。

そういうことからするに「いいか、おばあちゃんはな、ピラミッド設計して作れいうたら、1万人の人がピラミッド作ったんや」は言えるので、「イケてるピラミッド設計したワイと、石ころ何個か運んで”ワイが作った”ってドヤるやつ、どっちがええ?」という質問で、前者になりたいのならば、戦コン来てもある程度自己顕示欲を満たせるとは思いますよ。

僕は暇つぶしのために、質問を受け付けていますので、ぜひどうぞ!


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星野彼方

外資系戦略コンサルティングライフ

外資系戦略コンサルティングファームに関するノートや、その中で学んだ思考技術等に関するノートなど
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